ダイバーシティの推進

基本的な考え方

グローバルマーケットで成功するためには、世界中で活躍する社員の多様性を尊重し、一人ひとりの才能や意欲を育むことが不可欠です。楽天では「ダイバーシティ」への取り組みを企業戦略の柱に位置付け、様々な個性、価値観、才能を持つ社員が集まり、革新的なサービスを創造し続けることを大切にしています。私たちの願いは、人類と社会の発展を担う原動力となり、世界のあり方を変える企業になることです。そして、事業・企業文化をはじめとする、楽天のすべての思考・活動が社会全体を刺激し、人々の求心力となる存在に成長したいと考えています。私たちは、このビジョンを実現するために、多様な人材と発想を持ち合わせたグローバル企業として、これからも努力を重ねます。

国籍

2010年から社内の公用語を英語にする取り組みを開始したことにより、国籍にかかわらず社員同士がよりコミュニケーションを取りやすくなりました。また、従業員候補者の幅が、日本語を話す比較的少ない人数の人々から、世界中の英語話者へと、大幅に拡大しました。実際に、外国籍従業員の割合は大幅に増え、現在東京の楽天本社である楽天クリムゾンハウスには70を超える国・地域からの従業員が在籍しており、異文化理解によるコミュニケーションの円滑化を促進するための研修も実施しています。

ジェンダー

楽天では、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮して活躍できるような環境づくりを進めています。すべての社員が、ジェンダー(性別)にかかわらず、自分らしいキャリアを形成することができるような環境や評価制度を整えています。

女性従業員のサポート

ライフステージにキャリアが左右されやすい女性従業員向けに、キャリアセッションの実施や、メールマガジン配信や各種セミナー(産休前セミナー、復職前セミナー)、育児休業中の従業員向けニュースレター配信、などを実施してます。

女性従業員が産休・育休から安心して職場に復帰してもらえるように、楽天クリムゾンハウスのオフィス内に搾乳室を用意しています。育児休暇を取得する従業員は年々増加しており、その3割が出産から8カ月以内に復職していますが、母乳育児を希望し復職を思いとどまる方も多くいることから、母乳育児の継続を可能とするために導入しました。搾乳室は、冷凍庫を備えており、母乳を保管しておくことができます。衛生的でプライバシーも守られています。

パパ・ママ従業員のサポート

パパ・ママ従業員の仕事と育児の両立支援サポートとして、社内託児所を設置しています。また、勤務時間の調整や削減、在宅勤務など、状況に応じて勤務体制をアレンジすることも可能です。

また、楽天ファミリーエンパワーメントネットワークを構築しており、『家族』をテーマに従業員同士がつながり、仕事と家庭の両立を支援する活動を行っています。従業員とその家族が働きやすい環境を整えるために人事や関係部署と連携をしながらイベントや支援情報のシェアなど幅広いサポートを行っています。例えば、休職前・復職前セミナー、社外講師後援会、先輩従業員紹介等を実施しています。

LGBT従業員のサポート

楽天では、社内規定上の配偶者の定義を改定し、日本の法律で認められる婚姻証明に基づいて定義された配偶者に、同性パートナー※1 も含み、配偶者を持つ従業員を対象とした福利厚生を受けられるように適用範囲を拡大しています。2016年6月に発足した社内有志による楽天LGBT+ネットワークと連携して、社内のLGBT※2 当事者ならびにアライ(理解者)※3 に対して、情報共有やサポート体制を提供しています。LGBT当事者が抱える課題についての意識醸成をする機会として、全従業員が参加可能なオープンセミナーを実施するほか、性別にかかわりなくすべての従業員が使用可能な多目的トイレも設置しています。楽天LGBT+ネットワークは、相互のダイバーシティへの理解を深める啓蒙活動の実施や、他事業部とのコラボレーションにより実現したLGBTに特化したサービスや社内制度、サポートについての説明を受けられるヘルプデスクの設置などを通じて、当事者がより安心して働ける環境の提供を目指しています。私たちはこれからも、性的指向や性自認における多様性を尊重し、誰もが他者を受け入れ、お互いに心地よく働ける職場をつくっていきます。

  1. 1 同性パートナー: 戸籍や在留カードなどのID上の性別が同性であるパートナーのこと。
  2. 2 LGBT: レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの英語の頭文字を並べた言葉です。ここでは、LGBTに限らず、多様な性のあり方を尊重する意味で使用しています。
  3. 3 アライ: 英語で「同盟、支援」を意味する「ally」が語源で、LGBTなどの性的マイノリティの権利擁護を支援する立場を明確にしている人を指す言葉として用いられています。

障がい者雇用・活躍推進

楽天では障がいのある従業員が生き生きと働くことのできる職場環境を提供することを目的に、楽天ソシオビジネス株式会社を楽天の子会社として設立しました。同社では、各種データの作成や業務改善、ウェブサイト管理などインターネット企業ならではの様々な業務を行う一方で、植物工場で野菜を栽培し楽天の従業員向け食堂へ提供するなど楽天を幅広い側面から支える役割を担っています。障がい者の雇用率は、2015年以降約2.4%と法定雇用率を上回っています。今後も障がいを持つ従業員が活躍できる環境を創出し、障がい者雇用の促進を行っていきます。
楽天ソシオビジネス株式会社の詳細は、こちらをご覧ください。

宗教

多様な人材を受け入れるため、社内のカフェテリアではムスリム従業員を対象としたハラール料理や、インドベジのメニューを提供するほか、祈祷室と足洗い場も設置するなど、環境面の整備・改善を行っています。

年齢

楽天は、高齢従業員の経験や知識が貴重な資産であると考えています。定年退職後も就労を希望する従業員のための機会を提供するため、再雇用制度を導入しています。

ダイバーシティ表彰

  • 2019年、楽天はMSCI日本株女性活躍指数」に選定されました。同指数は、優れた財務パフォーマンスを維持しながら性別多様性において業界をリードしている日本企業を対象に構成されます。
  • work with Pride
    2018年、楽天はLGBT等の性的マイノリティが働きやすい職場を示す指標である「Work with Pride」で3年連続となる「ゴールド」を受賞しました。

楽天におけるダイバーシティ

地域別従業員の総数

従業員の男女比率

マネージャーの男女比率

従業員の年齢比率

障がいのある従業員の割合

従業員の国籍比率

従業員の国籍数

  • データ範囲:楽天株式会社 (従業員の総数と障がいのある従業員の割合は、楽天グループ)
  • 2018年12月31日時点のデータです。