ブランドに込められた想い
1997年、楽天グループ最初のブランドとなるインターネット・ショッピングモール「楽天市場」は誕生しました。名称には、安土桃山時代に「楽市・楽座」によって人々で賑わった「市場」のような場所をネット上に創りたい、未来を信じて明るく前向きに「楽天」的に行こうという想いが込められました。その想いはその後も、あらゆるサービスを展開する上で、大切に引き継がれています。
インターネットショッピングがまだ身近なものではなかった黎明期。名称・ロゴには、親しみをもってもらえるようにあえて漢字が取り入れられました。その後、会社名も、それまでのエム・ディー・エムから「楽天」に変更。さらに、ほかのグループサービスにも「楽天」を冠する名称・ロゴが取り入れられるようになります。
ブランド統合へ
グローバル展開が拡大する中で、ブランド名称・ロゴにアルファベット表記の「Rakuten」が入ったものが誕生します。アルファベット表記になっても「Rakuten」のままであることを貫き、人々を明るく幸せにする温かみのあるサービスを世界中に届ける存在であり続けることを明確にしました。
創業20年目には、グローバル市場へとさらに歩みを進めるために、ブランド統合へと大きく舵を切ります。国内外で70を超える各グループサービスのロゴ・名称を、ひとつのブランドとしてより身近に感じられるように、「Rakuten」ブランドを核にして共通性を高めました。
世界的パートナーシップを通じて世界ブランドへ
ブランド統合は、世界中にファンを持つスペインの名門サッカークラブ「FCバルセロナ」とのパートナーシップが始まった2017年7月1日に行われました。同年9月には、米プロバスケットボールリーグNBAの世界的人気チーム「ゴールデンステート・ウォリアーズ」と(同年10月にはNBAとも)パートナーシップ契約を締結。
両チームのユニフォーム の胸には「Rakuten」の文字が刻まれ、世界中のスポーツファンを魅了するスター選手などを通じて、「Rakuten」ブランドを世界へ発信しています。
スポーツ&エンターテインメント
Next Stageへの挑戦 “常識を書き換えよう”
私たち楽天グループは、明るい未来を信じ、社名の語源通りの楽天的な思考で、次のステージに向けて常識を書き換える挑戦を、これからも次々に広げていきます。そして、楽天ユーザーに、パートナーに、コミュニティに、世界中の人々に、新しい希望と喜びをつくっていきます。
この新たなる決意を込め、2018年にグローバル統一ロゴを、物事の始まり、No. 1を意味する漢字の“一”をあしらったデザインに一新しました。この“一”は、「A New Start / はじまり」 「Unity / ひとつになる」「Be the Best / 一番・最高」「Only One / 唯一」の4つの意味が込められています。ロゴは、スピーディで革新的なイメージが感じられるよう、よりシャープなデザインとしました。各サービスロゴには、多様性に富んだ個性を表現しつつ、「ハピネス」と「明るい未来」を信じる姿勢(Optimism)を感じられるよう、それぞれのサービスにあった色を使用しています。
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楽天ブランドの統一性と多様性を5種類のフォントで表現
2020年、グローバルにおけるブランド価値向上の一環として、4種類のオリジナル欧文フォントを開発し、2024年にはオリジナルの日本語フォントもリリースしました。既存のブランド資産との一貫性を保ちながら、新フォントを用いることで、グループサービスの多様性とそれぞれのユニークさを柔軟に表現します。
Rakuten Font