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ニュース

2014年10月27日
  • 楽天株式会社

「楽天テクノロジーアワード2014」を発表

-革新性をもってIT・ウェブテクノロジーの発展と普及に貢献した
個人・団体を表彰-

  楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 「楽天」)は、10月25日に開催した「楽天テクノロジーカンファレンス2014」において、「楽天テクノロジーアワード2014」を発表しましたので、お知らせいたします。
 
  「楽天テクノロジーアワード」は、IT・ウェブテクノロジーの革新的進化や一般社会への普及に寄与した功績を表彰するもので、今年で7回目となります。選考は、楽天テクノロジーアワード選考委員会(委員長:楽天 三木谷 浩史)によって行われ、今年、最も技術の発展や成長に貢献した個人・団体を選出しました。

  楽天は今後もさまざまな取り組みを通じ、インターネットサービスを支えるテクノロジーの発展に寄与してまいります。

「楽天テクノロジーアワード2014」

■金賞

【受賞者】
「超巨大データベース時代に向けた最高速データベースエンジンの開発」
東京大学生産技術研究所
喜連川 優 氏、合田 和生 氏、山田 浩之 氏、早水 悠登 氏

<受賞理由>
ビッグデータ時代に突入し、データベースには従前と比べて遙かに高いパフォーマンスが求められるようになってきている。喜連川 優 氏を中心とする本プロジェクトは、従来の順序型データベースエンジンと比較して1,000倍の処理性能を有する非順序型データベースエンジンOoODE (Out of Order Database Engine)の開発に成功。データベースシステム業界標準ベンチマーク「TPC-H」において、本プロジェクトの成果を利用して日立製作所が開発したデータベース製品が世界で初めて100TBのデータサイズでの記録を残し、国際的な認知を得ている。さらには、 PostgreSQL、Hadoopをベースとするソフトウェア実装を行うなど、革新的技術の幅広いソフトウェアへの適用に向けた取り組みを実施している。これらの業績に敬意を払うとともに、広くIT技術の発展に貢献している点を大きく評価したい。


■銀賞
【受賞団体】
Docker社

<受賞理由>
Docker社は、Time to Market を実現し、ユーザーのニーズに応えた継続的なサービス改善にもつながる DevOps を推進していく上で欠かせない、アプリケーション仮想コンテナを提供するオープンソース・ソフトウェア「Docker」を開発。インターネットサービスの開発環境が多様化し、複雑化している現代において、環境ごとの複雑な導入・設定作業をいかに効率化するかというのは重大な関心事となっている。Docker は、独立したOSの実行環境を構築し、別のマシンのDocker上にその環境を移植してそのまま実行することができる。これにより、開発者がアプリケーション、サービスの開発という本来業務に集中することが可能になり、開発・保守作業の劇的な改善に大きく寄与している。分断されがちな環境を橋渡しし、統合していくビジョンを提示しているところもあわせて、その功績を高く評価したい。また今後のDockerのさらなる発展を期待したい。

【受賞者】
西餅 氏 (『ハルロック』 著者)

<受賞理由>
IoT (Internet of Things)の時代が間近となり、Google Glassやスマートウォッチをはじめとしたウェアラブルデバイス、ECでのDrone活用など、インターネットサービスを拡張させるMakersの領域にスポットライトがあたっている中、漫画を通じてわかりやすく一般の読者に、今まさに進行形で発展しつつあるITとものづくりを融合させる電子工作の魅力やその可能性を漫画を通じて伝えた。多くの人に電子工作の素晴らしさを知ってほしいという姿勢に共感を覚えるとともに、本作のこれからの連載にもエールを送りたい。


■ルビー賞
【受賞団体】
Misfit Wearables社

<受賞理由>
ウェアラブルデバイスやそれらを活かしたライフログサービスなどが注目を集めている昨今、より日常生活に溶け込んだデバイスの開発が求められている。Misfit Wearables社は2012年に最初の製品である「Misfit Shine」を開発。以降も積極的に、日々の生活シーンに自然とマッチさせることができる、睡眠や活動量をモニタリングするウェアラブル製品のラインナップを拡充している。Misfit Wearables社の製品はその違和感を感じさせない装着性の高さから、ウェアラブル業界におけるゲームチェンジャーとして高く評価されるものであり、そのチャレンジ精神を讃え、これからのさらなる活躍にも期待したい。

【受賞者】
吉羽 龍太郎 氏、安藤 祐介 氏、伊藤 直也 氏、菅井 祐太朗 氏、並河 祐貴 氏
(『Chef実践入門 ~ コードによるインフラ構成の自動化』 著者)

<受賞理由>
世界中で広く活用されているサーバ構築自動化・構成管理ソフトウェアであるChefについて、その導入法を具体的に解説した書籍を著し、インフラ管理のノウハウの標準化・共有を推進した。本書は、実際のユースケースとして様々なインフラ構築の例を挙げ、テストや継続的インテグレーションについても説明し、Chef自体だけでなくVirtualBoxやVagrant、serverspec など多くの技術について、それらの背景についても言及しつつ解説しており、近年、重要な開発・運用の概念として注目されている、DevOpsやInfrastructure as Codeの浸透にも貢献している。また、著者らは、本書執筆だけでなく、自身のブログやカンファレンス等で、著者らの経験に基づいた実例を紹介して普及に努めており、エンジニアコミュニティへの実践的影響を与えていることも大きく評価したい。

(敬称略)

 

<選考委員>
委員長    楽天株式会社 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
委員      楽天株式会社 取締役 常務執行役員 安武 弘晃
           楽天技術研究所 代表 森 正弥
           楽天技術研究所 フェロー まつもと ゆきひろ
           楽天テクノロジーカンファレンス 事務局

以 上

 

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