楽天の女性活躍 - 役員からのメッセージ

Interview 楽天には、
あなたの可能性を再発見する
チャンスがあります。 Interview

河野奈保

副社長執行役員
CMO (Chief Marketing Officer)

Interview

ひとつのチームとして、前向きに全力で
突き進むことができる企業文化

楽天で働く魅力とは

一言では言い尽くせませんが、最初に頭に浮かぶのは間違いなく「人」です。エネルギッシュで明るくて、そして何より、強い信念を持っている社員が多いです。そういう「人」たちが、個々で動くのではなく、ひとつのチームとしてゴールに向かって走っていくのが楽天です。根底にあるのは企業理念である「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」ということだと思います。この理念に共感して楽天を選んだ人は多いと思いますし、社員全員が社会に対して使命感を持って働いているように感じます。

楽天では、どんなに困難なタスクがあったとしても、前例がないと諦めたり、一度やってみて駄目だったという事実だけですぐに終わらせたりはしません。前例がないからこそ私たちがやる意義があると考え、失敗しても成し遂げるためにはどうしたらいいのか、その手段をみんなで考えて試行錯誤し続けます。つまり成功するまでやり続けるのです。そうやって、何事にも前向きに全力で突き進むことができることこそ、企業としての文化なのだと思います。

仕事を楽しめるかどうかは、会社の待遇やビジョンに共感できているかによるとは思いますが、私自身、そうした楽天の文化の中で純粋に「楽しい!」と思って働いています。時間を多く共有する仲間と共に、なにかを成し遂げることで得られるやりがいは、何事にも代えられません。

社員それぞれの選択をサポートする
柔軟な支援プログラム

社員の多様性をサポートする取り組みについて

人はそれぞれ、生きていく上で、自身の生活や体調、家族との関わり、様々な要素が混ざりあう中で仕事をしています。楽天は、社員のそういう生活面におけるサポートもしようと考えている会社です。

計画通りにいかないことがあるのは仕事も同じですが、特にコントロールできないのは結婚や出産といったプライベートです。私の場合、30歳を過ぎ、40歳を過ぎ、仕事は充実していく一方で、単身での将来を考えるようになっていました。そして、働くことで社会貢献をしていこうと決めた矢先、縁に恵まれ、結果的に40歳を過ぎてから結婚と出産を経験しました。その後、これをきっかけに働き方に関して岐路に立ち、仕事とプライベートのどちらかを優先するか考えることとなったのですが、自分の中で出た答えは、「選択肢をひとつに絞る必要はない、全部に興味があるので良いとこ取りをしてしまおう」でした。それが結果として叶っているのは、楽天の柔軟な環境や多様な支援プログラムのおかげだと思います。今では、仕事を通じて社会に貢献することが、結果的に子ども世代の社会を良くすることにつながると考え、仕事をしています。

これも私が選択したことでかなりレアなケースだと思いますが、子育てと仕事を両立してこなす方が精神的にバランスが取れると考え、産後休暇明けに育児休暇ゼロで仕事に復帰しました。この選択肢は、楽天の社内託児所「楽天ゴールデンキッズ」のフル活用によって実現することができました。決断したものの、初めての経験ですし、最初は仕事をしながら子育てをすることに不安はありました。不安解消には、誰かに話を聞いてもらってアドバイスをもらうことが必要になりますが、私の場合はすでに母が他界していることもあって、ただ家にいても解決できませんでした。そこで社内託児所に行って、保育士さんや子どもを預ける先輩ママさんと話をしました。そうやって安心することで心の安定にもつながっていきました。家族だけではなく、周りにいる方達に助けてもらったおかげで、育児が軌道に乗ったと感じています。もちろん自宅近くの託児施設を選ぶという選択肢もありますが、社内託児所にもしっかりした仕組みがあって、コミュニティとしても心強い存在なので、選択肢のひとつとして検討してもらえればよいのではないでしょうか。

女性だからではなく、
個々の多様な働き方をサポート

仕事とプライベートの両立で大事にしていることは?

しっかり切り替えをしながら何事も全力でやることです。会社に足を踏み入れれば、仕事モードになって全力を注ぐようにします。以前と異なるのは、仕事を時間通りに切り上げて、社内託児所へお迎えに直行し、ママ業に戻ることです。やはり私の場合は、どちらかひとつだけでなくて、両方あるからこそバランスが取れて、それぞれを全力でこなすことができています。子どもに直接何をしてあげるかということだけではなく、母として精神状態を健康に保つことや人生を楽しもうとしている姿勢でいることが、子どもにとっても良いことだと考えています。私自身も子供の頃は、母親が仕事をする姿を見て、寂しいと思う以上に、かっこいいと思っていました。私も同じように自分の子どもに、すべてに一生懸命になっている姿を見せたいと思っています。

楽天は、個々の多様な働き方をサポートしています。そのため、家庭を充実させたうえで仕事をする人も、私のように全部やりたいという人も、自分らしく働くことができます。「女性だから家庭を優先させる」、「女性だからサポートが必要」というのは、逆に女性はこうあるべきと強いられているようで、私は好きではありません。人それぞれのありたい姿を実現するために、楽天が会社として手段を提供していきたいと考えています。

70以上のサービスを持つ
楽天だからこそ実現できるキャリアアップ

楽天でのキャリアアップについて、ご自身のエピソードとともにお聞かせください

楽天がグループとして70以上のサービスを持っていることはキャリアにとっても良いことだと思います。私自身の話をすると、キャリアをスタートさせた会社ではやりがいを感じていましたが、次のステップとしてやりたい業種が変わったこともあり、中途採用で楽天に入りました。楽天では、新しいチャレンジをしたいと思った時、楽天グループの中で様々な業種や職種に関わる機会があります。社員一人ひとりが、自身のキャリアを考えたうえで今後関わりたい事業や仕事に対する意向を自己申告する機会も年に2回あります。キャリアアップするための次のステップが、社内やグループ内で見つけられることは楽天の特長といえます。まだ自分に合う業種や職種に出会えていないという方も、楽天に入って色々なことに触れていくことで、天職だと思えるものを見つけられるのではないかなと思います。

私も最初は楽天でマーケティングの仕事しかしていませんでしたが、クリエイティブ部門や営業の業務にも関わる機会を得て、新たなやりがいを見つけることができ、キャリアの可能性をさらに拡げることができました。与えられた仕事をこなすだけではなく、関心のあることを申告して、プロジェクトに加わったり、異動という形で関わったり、そうやって自身の得意分野というものを築いていくことができたと思います。「こういうプロジェクトをやりたい」と手を挙げると、そのプロジェクトが実際に立ち上がって関わることができるというのも楽天の文化だと思います。やはり手を挙げた人が一番パッション(情熱)を持っていますしね。

どんな局面においても
諦めずに解決する手段を模索する会社

楽天への転職をお考えの方へのメッセージ

楽天には独自の文化や成長力、KPIマネジメントなど、様々な魅力があると感じていますが、転職をお考えいただいている方の中には、このような環境に新たに加わることに不安を抱かれている方もいらっしゃると思います。

楽天は規模としては大きな会社になったかもしれませんが、今もなお進化し続ける会社です。私たちは日々成長していくことを前提に、ビジネスに関連するあらゆる数字を前日比、前週比、前年比という視点で見てKPIマネジメントを行っています。伸びていくためには、昨日の自分たちを自ら否定して、新しいことをしていかなければ成長することはできません。つまり、現状に満足するのではなく、変わっていかなければいけない。新しく入社される方の経験、感性や意見にも期待をしているので、ぜひ仲間に加わって、新たな風を吹き込んでいただきたいと思っています。私自身も入社当時は、果たして自分が、楽天で活躍できるのか、正直自信がありませんでした。ですが、周囲の仲間たちが持っている知識やスキルを惜しげもなく共有してくれたり、新しい人間の新しい意見を受け入れてくれたり、化学反応を楽しんでくれたように思います。

楽天は、人が人らしく、社会に貢献するという目標に向かうえで、どんな局面においても諦めることなく、解決する手段を模索します。その姿勢は、会社としてだけでなく、社員に対しても変わりません。人生を歩んでいく中で、みんな様々な課題に直面することがあると思いますが、そうした課題にも寄り添うことができる会社です。

チームの一員として共に働ける日を心より楽しみにしています。

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