「楽天モバイル」が挑む、世界初のチャレンジ

Engineering Topics 01
「楽天モバイル」が挑む、
世界初のチャレンジ

2019年2月3日 世界初の完全仮想化クラウドネイティブネットワークにおけるデータ通信の実証実験に参加したプロジェクトメンバー

IT企業だからこそ仕掛けられる、
通信業界のゲームチェンジ

楽天モバイル株式会社は、日本における4番目の移動体通信事業者(Mobile Network Operator、以下「MNO」)として、2019年10月にサービスを開始します。それに先駆けて2019年2月、世界初となるエンドツーエンドの完全仮想化クラウドネイティブネットワークにおけるデータ通信を構築し、実証実験に成功しました。第4のキャリアとして、独自のネットワークの開発が日々進んでいます。楽天モバイルのエンジニアが挑む通信業界の変革と、世界の通信業界に与える影響、そしてその先に待つ未来の景色とは?楽天モバイルのエンジニアに聞くとともに、彼らがどのような環境で働いているのかをご紹介します。

世界に類を見ない開発スピードで
革新的なネットワークを構築

楽天モバイル株式会社(当初のサービス提供事業者:楽天株式会社)は2014年10月、MVNO(仮想移動体通信事業者)として「楽天モバイル」のサービスを開始し、現在では国内MVNOにおいて契約数No.1のシェア(※1)を誇ります。そして2018年4月には1.7GHz帯周波数の割当を受け、次なる挑戦はMNOとしてのサービス開始に向けた自社ネットワークの構築です。既存のキャリアとは異なる、IT企業ならではのクラウド技術を導入し、世界に先駆けて無線アクセスネットワーク(RAN)からコアネットワークまでを完全に仮想化。4Gや5Gネットワークでのデータや音声の通信をはじめ、管理・運営をすべてクラウド上で行う環境を構築しています。まさに今、国内外のパートナー企業と共に、ハードウェアとソフトウェアが分離され、高品質でコスト効率の高いクラウドネットワークの実現に向けた準備が進んでいます。

2019年10月のMNOとしてのサービス開始まで、準備期間はわずか2年足らずです。このような短期間で自社ネットワークを構築する挑戦は、世界でも類を見ないものでした。また国内の携帯キャリアとしてゼロからモバイルネットワークを立ち上げることは、一生に一度立ち会えるかどうかの大きなチャンスです。前例のない開発スピードと、世界でも類を見ない革新的なネットワークの構築、その2つを同時に実現することを目指すエンジニアのモチベーションは、日々高まっています。MNOサービスとして、安定した高品質なネットワークをユーザーへ提供するだけでなく、クラウド環境の柔軟性を利用することでオープンなエコシステムを形成し、迅速なサービス展開によって最高のユーザーエクスペリエンスを実現します。

(※1)「メインで利用している格安SIMサービス」MMD研究所/格安SIMサービスの利用動向調査(2019年3月)

楽天生命パーク宮城で行われた5G実証実験の一部(ドローンを用いたユーザー認証技術の実証実験)

世界のトップエンジニアを惹きつける
前例のない挑戦

現在、楽天モバイルの開発現場には、世界の名だたるメーカーや通信業界などから、トップンジニアが集結しています。楽天モバイルの革新的なネットワークへの前例のない挑戦に、世界中の優秀なエンジニアたちが高い関心を寄せているのです。楽天モバイルのエンジニアは全員がワンチームとなり、組織の壁なく、同じビジョンを持って新規事業の立ち上げに奔走しています。世界初のプロジェクトに携わることへの情熱にあふれ、最先端の情報が行き交う開発現場は、常に新しい技術を追求するエンジニアにとって理想的な環境とも言えます。

2019年2月にスペイン・バルセロナで開催された世界最大の携帯市場見本市「Mobile World Congress 2019 」においても、楽天モバイルの取り組みは大きな注目を集め、世界中の企業から完全仮想化クラウドネイティブネットワークの構成や、開発の進捗に関する数多くの質問が寄せられました。専用機と専用ソフトウェアで構築される一般的なネットワークと異なり、楽天モバイルでは、汎用サーバーのクラウドネットワーク上にソフトウェアを分離し、必要な機能を完全に仮想化しています。これにより設備投資やオペレーションコストを大幅に削減しました。さらに、ソフトとハードが分離したクラウドネットワークは専用の機器に依存しないため、災害時やサーバーの問題が起こった時に容易に代替が可能となり、通信障害のリスクを軽減します。このような特徴をもつネットワークは、これから先、世界の通信業界に波及する可能性を秘めています。楽天モバイルのエンジニアは、“最新技術によるコスト効率の向上”と“高品質なネットワーク”の両方の実現を追求しており、その結果は楽天モバイル独自の強みとなるでしょう。

次世代ネットワークの試験施設「楽天クラウドイノベーションラボ」

楽天モバイルが展開するアンテナ(一部)

一生に一度になるかもしれない
キャリア事業の新規立ち上げの一員に

MNO事業への新規参入は、70以上のサービスを展開する楽天グループ全体にとって大きな意味を持ちます。インターネットショッピングやアプリでの決済など、多くのサービスがスマートフォンを通じて行われる現在、様々な楽天のサービスの入り口となる可能性を秘めているのが、楽天モバイルのMNO事業です。通信とITという2つの業界における最先端技術を融合し、携帯キャリア事業の新規立ち上げからローンチの達成感を味わえる機会は、楽天モバイルだからこそ得られる貴重な経験です。また、立ち上げ後も新たなサービスの導入は続き、エンジニアがアイデアや技術力を発揮できるチャンスが常にあります。

さらに、2020年6月には第5世代移動通信システム(5G)のサービス開始も控え、数多くのマイルストーンに向かって着実に取り組む楽天モバイルには、挑戦すべき価値やそれを通じて得られる達成感があります。前例のないサービスをPDCAサイクルを高速に回して次々と実現し、世界の通信業界の変革をリードしていく。トップレベルのエンジニアと肩を並べ、革新的なサービスの開発機会を求めている人にとって、楽天モバイルは最適な環境と言えるでしょう。

Development Environment & Support

楽天の開発を支える環境とサポート体制

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