2018年9月6日
  • 楽天LIFULL STAY株式会社
  • 昭和リース株式会社

楽天LIFULL STAYと昭和リース、「Rakuten STAY」の宿泊施設開発へのファイナンス支援で業務提携

- 「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」をはじめとする宿泊施設開発を促進 -

 楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:太田 宗克、以下「楽天LIFULL STAY」)と、新生銀行グループの総合リース会社である昭和リース株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:清谷 清弘、以下「昭和リース」)は本日、「Rakuten STAY」の宿泊施設開発へのファイナンス支援に関する業務提携に合意しました。

 本提携は、主に楽天LIFULL STAYが提供する民泊・簡易宿所向けのブランディングおよび運用代行サービスである「Rakuten STAY」の宿泊施設開発を目的としています。今後、設立される合同会社(以下「当該ファンド」)に対して、昭和リース、株式会社ブリッジ・シー・キャピタル(本社:東京都中央区、代表取締役:横田 大造、以下「ブリッジ・シー・キャピタル」)、株式会社シルバーバックス・プリンシパル(本社:東京都目黒区、代表取締役:日野 洋一、以下「シルバーバックス・プリンシパル」)は、投資事業有限責任組合を通じた匿名組合出資によるファイナンス支援を行います。当該ファンドは「Rakuten STAY」の各宿泊施設を開発、保有し、楽天LIFULL STAYに運用代行を委託します。昭和リースによる本スキームのプログラム化により、「Rakuten STAY」の宿泊施設開発に対する安定的な資金の確保や、幅広い資産の事業化が可能となるため、宿泊施設開発の促進が期待されます。なお、当該ファンドのアセットマネジメント業務は、ブリッジ・シー・キャピタルが担います。

 当該ファンドではまず、楽天LIFULL STAYがハイアス・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:濵村 聖一)と共同開発した戸建型宿泊施設「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE(注1)」の施設開発に対するファイナンスを行う予定です。本施設は、旅館業法における簡易宿所として運営され、家族や友人グループで旅行するお客様が、大切な時間を同じ空間で過ごすことができます。また、まとまった敷地を必要とする従来のホテル等の建設に比べ、様々な場所で効率的な施設の展開が可能なため、新たな宿泊需要を各地域に生み出すことができるのも特徴です。現在、島根県出雲市、栃木県那須郡などでの施設開発を予定しており、今後も地方都市を中心に展開していきます。

 楽天LIFULL STAYは、昨年11月に「Rakuten STAY」の提供を開始しました。これまでに本サービスのサブブランドとして、本年5月に「Rakuten STAY HOUSE(注2)」、6月に「Rakuten STAY HOSTEL(注3)」の一号店が開業しています。今後も、同様のスキームによるファイナンス支援を活用しながら、施設タイプに応じた様々なサブブランドの拡充および運用代行サービスの提供を行っていきます。昭和リースも引き続き安定的な資金供給を通じて、「Rakuten STAY」の施設開発を支援していきます。

 今後も両社は、本業務提携により宿泊施設開発を促進し、地方創生や宿泊市場の活性化に貢献してまいります。

  • 戸建型宿泊施設「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」イメージ画像

(注1)関連プレスリリース URL: https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2017/1215_01.html
(注2)関連プレスリリース URL: https://corp.rakuten.co.jp/news/update/2018/0528_02.html
(注3)関連プレスリリース URL: https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2018/0606_02.html

■投資スキーム概要

*LP出資:リミテッド・パートナーとして出資。
*GP出資:ジェネラル・パートナーとして出資。

■「Rakuten STAY」について
「Rakuten STAY」は、個人・法人を含む不動産オーナーに対し、楽天が「Rakuten STAY」ブランドを提供し、楽天LIFULL STAYが、導入のコンサルティングから施工、清掃などの運用まで、委託会社の協力を得て一括して運用代行を行うサービスです。利用者は「Rakuten STAY」を導入した施設に宿泊すれば、どこでも一貫したコンセプトに基づいた設備、アメニティーグッズの利用や付帯サービスを受けることができるようになります。民泊や簡易宿所を利用したことがないお客様も安心してご利用いただける環境を整えることで、民泊・宿泊市場自体の拡大を目指しています。

■「昭和リース」について
昭和リースは、1969年の設立以降、総合リース会社として全国のお客様にご愛願をいただいてまいりました。近年では各分野において高い専門性を持つ企業とのアライアンスにより、分野や市場に特化した営業を推進しております。2016年度よりスタートした3カ年の中期経営計画では「新分野・成長産業ビジネス」を戦略分野のひとつとして掲げており、日本経済の一層の活性化と、社会的課題の解決に寄与すべく、新生銀行グループやパートナー企業様との連携により、お客様にとって利便性の高いサービスを追求してまいります。本提携もその一環であり、増加するインバウンド需要、地方創生にも積極的に取り組んでまいります。

■「ブリッジ・シー・キャピタル」について
ブリッジ・シー・キャピタルは「投資」「不動産」「会計税務」それぞれの分野の経験豊富な専門家が一体となり、投資家の皆様に最適な投資機会を提供いたします。また、国・自治体の政策や社会のニーズに沿った「社会問題解決型」の投資として、すでに病院および介護施設の流動化を実施しております。

■「シルバーバックス・プリンシパル」について
シルバーバックス・プリンシパルは、国内外の「外食」「教育」「観光レジャー」とそれに付随する領域を主な事業ドメインと定義し、各専門分野のプロフェッショナルによるマネジメントチームを編成し、継続的に生産性向上施策を追求する付加価値創出活動に重点を置き活動しております。

■昭和リース株式会社
所在地: 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル
代表者: 代表取締役社長 清谷 清弘
事業内容: 総合リース業
設立年月: 1969年4月2日
ウェブサイト: https://www.s-l.co.jp/

■楽天LIFULL STAY株式会社
所在地: 東京都千代田区大手町一丁目9番2号
大手町フィナンシャルシティグランキューブ3F
代表者: 代表取締役 太田 宗克
事業内容: 民泊に関するプラットフォーム事業など
設立年月: 2017年3月
ウェブサイト: https://www.rakuten-lifull-stay.co.jp/

以  上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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