ブランド方針

ブランド方針

私たちは、展開するすべてのブランドにおいて、
人々を明るく幸せにする温かみのあるサービスを届ける存在でありたいと思っています。

多様なお客様のあらゆるライフシーンをカバーする革新的なサービスを提供し、日々の生活に喜びや感動を届けたい。
地域の人々やコミュニティと共に発展することを大切に、パートナーの皆様の想いや夢の実現を後押ししたい。
楽天グループはそんな想いを共有するすべての人たちと共に歩んでまいります。

ブランドストーリー

楽天グループには、ブランド方針を体現するようなサービスと取り組みが数多くあります。

そこには、様々な人々のストーリーがあふれています。その一端をご紹介します。

People
楽天サービスのある暮らし

楽天グループは、ユーザーの皆様にとって
より魅力的な機会の提供と、
限りない喜びのある社会の実現を
目指してまいります。

Scene 01
子育て家族

家族の幸せな暮らしと子供の未来のために、多種多様な楽天サービスを通じて、便利で豊かな毎日を応援します。

Scene 02
大学生

一人暮らしを支えながら、充実した時間と友人や家族との思い出に残る毎日をサポートします。

Scene 03
新社会人

夢の実現に向けた多忙な暮らしの中で、 便利でお得なサービスを通じて、挑戦する毎日を後押しします。

Services
楽天のサービス・取り組み

楽天グループはパートナーの皆様と共に
豊かな未来へと歩んでまいります。

Story01

地域のお店の個性を
花開かせる
「楽天Edy」の
プロジェクト

地域に根差し、地元の食卓を支えてきたスーパーマーケットの淘汰再編が近年増えています。理由の一つに、大手スーパーマーケットチェーンが独自の電子マネーを用いお客様を争奪している影響が挙げられます。

そこで私たちは、「楽天Edy」を通じて、地方のスーパーや小売店を支え、活性化するサポートができないか、と考えました。それぞれのお店の魅力はそのままに、「楽天Edy」のポイントシステムを店舗独自のポイントとして活用できるようにしたのです。

地元に根付いたスーパーや小売店が「楽天Edy」を導入することで、大型チェーン店に対抗できるかもしれない。その思惑は当たり、一地方の小さなスーパーが活性化し、大きく成長を遂げたという事例もあります。このモデルは、小さな店舗にも支払いの多様性を提供する「楽天ペイ(実店舗決済)」でも同様に展開しています。

プロジェクトを推進してきた担当者はこう語ります。「子どもの頃から、仕事の大きさの定義が変わりました。今思う大きな仕事とは、“志”の大きな仕事のこと。大切なのは、どれくらいの人の人生や生活をより良くできるかということ。昨日より今日、今日より明日を良い世界にしたい。楽天グループでは、多くの人の人生にそうやって関わってきています。それこそ大きな仕事だと感じています」

Story02

「楽天ドローン」で
物流課題のソリューション取り組む

楽天グループがドローンを利用したサービス「楽天ドローン」の提供を始めたのは、2016年5月のことでした。実験的にスタートしたのは、ゴルフ場での配送サービスです。コース内でプレイヤーが、スマートフォンの専用アプリから注文すれば飲食物などが届くというもの。このドローンを使った一般消費者向け配送サービスは、国内で初の試みとなりました。

このサービスのために開発されたドローン機体は「天空(てんくう)」。自律制御システム研究所(ACSL)との共同開発により完全自律飛行を実現し、専用タブレットの「ドローンダッシュボード」上の簡単な操作で安全に運行することができます。

次に「楽天ドローン」が目指すのは、より実用的な配送サービスです。これまでに、島嶼部の買い物困難者を想定した配送やLTEネットワークを使った都市部における配送の実証実験、さらにコンビニの移動販売と組み合わせた配送サービスの試験的運用など、実績を重ねています。

ドローンの技術とサービスがさらに進化すれば、世の中はもっと便利に、もっと快適になるはずです。例えば、医療施設や薬局のない離島や過疎地に暮らす人々に医薬品を届けたり、高齢者の方の日常的な買い物をお手伝いしたり、あるいは災害時に支援物資を届けるなど、未来の生活を大きく変えることができると信じています。

Story03

「楽天ファーム」が
日本の農業と食卓を変える

100%オーガニック野菜の定期便や「楽天市場」での直営販売店舗の運営、レストラン等への生鮮野菜やカットサラダ、冷凍野菜の販売・提供を行う「楽天ファーム」。オーガニック農業を手掛けるにあたり、そこにはアイデアと大きな志がありました。

オーガニック農業を行うためには、農地の有機JAS認証取得が必要ですが、それには少なくとも2年間は農薬を使っていない土壌を活用しなければなりません。そこで着目したのが耕作放棄地でした。長年放置され、日本で年々増加している耕作放棄地ですが、実はオーガニック農業には適していて、土地を開墾し、2年を待つことなく認証取得に向けて取り組むことができます。

遊休資産となっている耕作放棄地を活用してオーガニック農業を拡大させることは、その地域の雇用創出・地域経済の活性化にも繋がります。農業従事者にとっても不安定になりがちな収入の安定化や、後継者不足に伴い難しくなっている農業技術の継承が可能になります。ユーザーは、「楽天ファーム」を利用することで、オーガニック野菜を食卓にとりいれながら、日本の農業を応援できます。

農家、ユーザー、楽天グループの3者にとって有益なサービスを提供し、国内では数少ないオーガニック農業、オーガニック野菜を普及させていくことで、農業が抱える課題を解決し、日本の農業を元気にできると信じて、私たちはこれからも歩んでいきます。

Story04

「よなよなエール」復活を支えた
「楽天市場」の
エンパワーメント

今でこそ日本のクラフトビールの代表格として知られる「よなよなエール」のヤッホーブルーイング。実は、1997年の創業後は地ビールブームに乗じたものの、ブーム終焉とともに倒産の危機を迎えたことがありました。もはや販売を引き受ける酒屋も小売店もなくなったその時、ただ1つ契約が残っていた店舗が「楽天市場」のオンラインショップでした。

ブームが去り万策がつきたある日、ヤッホーブルーイングの井手直行社長がオフィスを整理していたところ、「このたびはご出店ありがとうございます。インターネットで一緒に世界を目指しましょう。楽天・三木谷浩史」という直筆の手紙が出てきます。1997年の発売当時、同じ年にスタートした「楽天市場」への出店を勧めに営業しにきたのは三木谷浩史でした。手紙を見た井手社長は、もう一度インターネットの可能性を信じて、本気になって「楽天市場」で巻き返しを図ることを決意します。

「楽天市場」とECコンサルタントをとにかくフル活用したといいます。試行錯誤を重ね、自由に表現できる店舗ページで、個性的な企画を次々と打ち出していきました。楽しんでもらえるコンテンツを増やしていくことで、お客さんは自然と増えていきました。大手メーカーとの差別化に成功し、売り上げは徐々に上昇に転じ、復活を遂げたのでした。

ブランド進化の歩み

楽天グループが追求するブランドのあり方と、現在に至るブランド進化の歩みをご紹介します。

楽天グループが目指すブランド

まるで街を散歩するように、楽天グループの様々なサービスを回遊すれば、新しい出会いが待っている。楽天グループでは、共通の会員IDやポイントプログラムを軸とした「楽天エコシステム」を通じて、便利さやお得さとともに、「発見」する喜びや楽しさを感じてもらうことを大切にしてきました。

今まで試したことのないサービスであっても、楽天ブランドだから「安心」して、
「信頼」と「期待」をもって使ってもらえることを目指しています。

ブランドに込められた想い

1997年、楽天グループ最初のブランドとなるインターネット・ショッピングモール「楽天市場」は誕生しました。名称には、安土桃山時代に「楽市・楽座」によって人々で賑わった「市場」のような場所をネット上に創りたい、未来を信じて明るく前向きに「楽天」的に行こうという想いが込められました。その想いはその後も、あらゆるサービスを展開する上で、大切に引き継がれています。

インターネットショッピングがまだ身近なものではなかった黎明期。名称・ロゴには、親しみをもってもらえるようにあえて漢字が取り入れられました。その後、会社名も、それまでのエム・ディー・エムから「楽天」に変更。さらに、ほかのグループサービスにも「楽天」を冠する名称・ロゴが取り入れられるようになります。

ブランド統合へ

グローバル展開が拡大する中で、ブランド名称・ロゴにアルファベット表記の「Rakuten」が入ったものが誕生します。アルファベット表記になっても「Rakuten」のままであることを貫き、人々を明るく幸せにする温かみのあるサービスを世界中に届ける存在であり続けることを明確にしました。  

創業20年目には、グローバル市場へとさらに歩みを進めるために、ブランド統合へと大きく舵を切ります。国内外で70を超える各グループサービスのロゴ・名称を、ひとつのブランドとしてより身近に感じられるように、「Rakuten」ブランドを核にして共通性を高めました。

世界的パートナーシップを通じて世界ブランドへ

ブランド統合は、世界中にファンを持つスペインの名門サッカークラブ「FCバルセロナ」とのパートナーシップが始まった2017年7月1日に行われました。同年9月には、米プロバスケットボールリーグNBAの世界的人気チーム「ゴールデンステート・ウォリアーズ」と(同年10月にはNBAとも)パートナーシップ契約を締結。

両チームのユニフォーム の胸には「Rakuten」の文字が刻まれ、世界中のスポーツファンを魅了するスター選手などを通じて、「Rakuten」ブランドを世界へ発信しています。

スポーツ&エンターテインメント

Next Stageへの挑戦 “常識を書き換えよう”

私たち楽天グループは、明るい未来を信じ、社名の語源通りの楽天的な思考で、次のステージに向けて常識を書き換える挑戦を、これからも次々に広げていきます。そして、楽天ユーザーに、パートナーに、コミュニティに、世界中の人々に、新しい希望と喜びをつくっていきます。

この新たなる決意を込め、2018年にグローバル統一ロゴを、物事の始まり、No. 1を意味する漢字の“一”をあしらったデザインに一新しました。この“一”は、「A New Start / はじまり」 「Unity / ひとつになる」「Be the Best / 一番・最高」「Only One / 唯一」の4つの意味が込められています。ロゴは、スピーディで革新的なイメージが感じられるよう、よりシャープなデザインとしました。各サービスロゴには、多様性に富んだ個性を表現しつつ、「ハピネス」と「明るい未来」を信じる姿勢(Optimism)を感じられるよう、それぞれのサービスにあった色を使用しています。

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楽天ブランドの統一性と多様性を4書体のフォントで表現

2020年には、グローバルにおけるブランド価値向上の一環として、4種類の楽天フォントを開発しました。既存のブランド資産との一貫性を保ちながら、新フォントを用いることで、グループサービスの多様性とそれぞれのユニークさを柔軟に表現します。

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