楽天グループ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)と日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長兼執行役員社長:衣川 和秀、以下「日本郵便」)の合弁会社であるJP楽天ロジスティクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:諫山 親、以下「JP楽天ロジスティクス」)は、「楽天市場」出店店舗向けの総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の物流センターとして、神奈川県大和市の「Rakuten Fulfillment Center Chuorinkan(楽天フルフィルメントセンター中央林間)」を稼働開始しましたので、お知らせします。
「楽天スーパーロジスティクス」は、「楽天市場」出店店舗の商品の保管から出荷までを一括して受託する総合物流サービスです。「ワンデリバリー」構想(注1)のもと、千葉県市川市、流山市、習志野市、大阪府枚方市および兵庫県尼崎市(注2)の物流センター(注3)にて、商品の保管から出荷まで、高品質な物流サービスを提供し、安定したEC店舗運営に寄与してきました。これらの既存の物流センターが順調に稼働率を上げていることから、このたび新たに物流センターを開設し、本サービスのさらなる処理能力向上を図ります。
新センターにおいては、これまで培ってきた倉庫内オペレーションのノウハウを生かし、倉庫運営のさらなる効率化・省人化に取り組みます。「楽天スーパーロジスティクス」の拠点は、今後も順次拡大予定です。
(注1) 昨今、国内物流業界において不在再配達の増加や人手不足などが社会問題化し、EC店舗が安定的に店舗運営を行うことが困難になっています。こうした背景から、楽天は、「楽天市場」における商品の注文からお届けまでの仕組みを一貫して管理する包括的な物流・配送サービス「ワンデリバリー」構想を掲げ、「楽天スーパーロジスティクス」を通じて様々な施策に取り組んできました。
(注2) 株式会社関通の物流施設を「楽天スーパーロジスティクス」の物流拠点として運営しています。
(注3) JP楽天ロジスティクスは、2021年7月に楽天の物流事業を承継し、「楽天西友ネットスーパー」の物流センターを除く、物流センターの管理・運営を引き継いでいます。