2020年12月10日
  • 楽天インサイト株式会社

楽天インサイト、「クリスマスに関する調査」結果を発表

‐ 「パートナー(配偶者・恋人など)」と過ごす予定の人が昨年比4.6ポイント増加。「自宅でクリスマスランチやディナーを家族と食べる」予定の人も3.6ポイント上昇 ‐

 楽天インサイト株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:渡邉 秀文、以下「楽天インサイト」)は、「クリスマスに関する調査」をインターネットで実施しました。今回の調査は、2020年11月2日(月)から11月4日(水)の3日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の20~69歳の男女1,000人を対象に行いました。今回は、新型コロナウイルスの影響がいまだ収束しない中でのクリスマスの過ごし方について、昨年の調査結果とも比較してトレンドを検証しました。
(注)本調査における「クリスマス」は、12月24日・25日に限らないものとしています。

調査結果概要

■今年のクリスマスは「パートナー(配偶者・恋人など)」と過ごす予定の人が最多。昨年より4.6ポイント増加
 今年のクリスマスを誰と過ごす予定かを聞いたところ、「パートナー(配偶者・恋人など)」(64.3%)と回答した人が最も多く、昨年よりも4.6ポイント上昇した。また微増ではあるが子ども・孫(+1.1ポイント)や親(+0.8ポイント)と過ごす予定と回答した人も増えた。新型コロナウイルスの感染拡大懸念が続く中、クリスマスは家族や恋人など身近な人と過ごす傾向が強まっているのではないかと考えられる結果となった。

■クリスマスの予定は「自宅でクリスマスランチやディナーを家族と食べる」が最多。昨年より3.6ポイント増加
 今年のクリスマスの予定を聞いたところ、「自宅でクリスマスランチやディナーを家族と食べる」(40.0%)と回答した人が昨年より3.6ポイント上昇し、昨年最も多かった「特別な予定はない・いつもと変わらずに過ごす」(昨年41.2%、今年35.8%)と回答した人を上回った。
 また、理想のクリスマスの過ごし方についても聞いたところ、「レストランなどで外食」(21.5%)、「イルミネーションなどのイベント・ショーを見に行く」(22.1%)、「ホテルや旅館に宿泊する」(17.3%)においては、「予定している」と回答した人との差分がそれぞれ14.1ポイント(2019年:11.6ポイント)、16.3ポイント(2019年:10.7ポイント)、14.6ポイント(2019年:10.5ポイント)となり、昨年よりも「予定」と「理想」の乖離が広がった結果となった。

■今年のクリスマスプレゼント予算額(平均)は「子ども・孫」に対しては昨年より327円増加の6,741円。一方で「パートナー」に対しては851円減少の13,255円
 今年、クリスマスプレゼントをあげる予定の相手は、昨年同様「子ども・孫」(29.7%)が一番多く、次いで「パートナー(配偶者・恋人など)」(29.0%)、「親(義理を含む)」(4.0%)の順番となった(「贈る相手はいない」を除く)。
 それぞれに対するクリスマスプレゼントの1人あたり予算金額を聞いたところ、「子ども・孫」では「4,000円以上~5,000円未満」(21.9%)が最多価格帯となり、平均予算額(「わからない」を除く、以下同様)は6,741円(昨年比+327円)となった。
 一方「パートナー(配偶者・恋人など)」では「10,000円以上~20,000円未満」(23.8%)が最多価格帯となり、平均予算額は13,255円(昨年比-851円)となった。
 さらに「親(義理を含む)」においては、「3000円以上~4,000円未満」、「4,000円以上~5,000円未満」、「5,000円以上~7,500円未満」(それぞれ17.5%)が並んで最多の価格帯となり、平均予算額は7,184円(昨年比-3,582円)であった。

■パートナーからもらいたいプレゼント、女性は「アクセサリー」、男性は「なんでもいい」
 今年、パートナーからクリスマスプレゼントをもらう予定があると答えた人に、もらいたいプレゼントを聞いたところ、第1位は「アクセサリー」(16.7%)で昨年比+2.8ポイント、次いで「衣類」(10.0%、昨年比-0.4ポイント)、「食事(レストランなどの外食)」(7.0%、昨年比-0.3ポイント)となった。
 女性では「アクセサリー」をもらいたいと答えた人(26.0%)が最も多かったのに対して、男性では「なんでもいい」と答えた人(30.6%)が最多となる結果となった。

■クリスマスケーキの需要、「購入予定なし」は昨年比-3.2ポイント。「個人経営の洋菓子専門店」で購入する人が+2.0ポイントと微増。若年層では「インターネット(オンライン)特化型洋菓子専門店のケーキ」支持も
 今年はクリスマスケーキを購入するかどうかを聞いたところ、「購入する予定はない」(35.4%)と答えた人が最多であったが、昨年(38.6%)より3.2ポイント減少していた。
 クリスマスケーキを購入する場所(方法)を性年代別にみると、女性20代では「洋菓子チェーン店」(26.9%)を選択した人が最も多く、次いで「個人経営の洋菓子専門店」(24.4%)、「百貨店のオリジナルケーキ」(12.8%)、「手作り」(12.8%)の順となった。
 また、女性20代を除くすべての性年代において購入先の第1位(「個人経営の洋菓子専門店」)および2位(「洋菓子チェーン店」)の結果は全体傾向と変わらなかった。さらに、男性20代(4.8%:同率4位)、30代(8.6%:4位)、40代(8.3%:4位)および女性20代(3.8%:6位)においては「インターネット(オンライン)特化型洋菓子専門店」を選択した人が全体(3.3%:7位)の傾向に対して上位に位置付けられるケースが散見された(順位は「購入する予定はない」を除いて記載)。

■クリスマスケーキを予約購入する予定の人も1.6ポイント増加
 また、今年のクリスマスケーキ購入予定者に、予約して購入するかどうかを聞いたところ、「予約して購入する(55.9%)」人(「手作りする」人を除く)は半数を超え、昨年より1.6ポイント微増する結果となった。
 新型コロナウイルス感染症の拡大懸念が続く中、「三密」を避けつつも確実にケーキを受け取れる方法で注文する人の増加が予想される結果となった。

より詳細な調査結果は以下よりご覧いただけます。
https://insight.rakuten.co.jp/report/20201210/

【調査概要】
調査エリア    : 全国
調査対象者    : 20歳~69歳 男女(人口構成比)
回収サンプルサイズ: 1,000サンプル
調査期間     : 2020年11月2日(月)から11月4日(水)
調査実施機関   : 楽天インサイト株式会社
(注)本レポートでは小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100%とならない場合があります。

以 上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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