2020年2月4日
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楽天メディカル、楽天および全がん連の3者共同で、がん患者さんが安心して旅行を楽しむための支援プロジェクト「旅行から、がん克服」を開始

- 「がんを患っていることで、旅行をあきらめたり、行き先を変えている」がん患者さんが過半数 -

 イルミノックスTMとよばれる、特定の細胞に対する選択性に優れた治療技術のプラットフォームの開発を進める楽天メディカル社(本社:米国 カリフォルニア州 サンマテオ、会長兼最高経営責任者:三木谷 浩史)と楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 「楽天」)は、一般社団法人全国がん患者団体連合会(事務局:神奈川県横浜市、理事長:天野慎介、以下「全がん連」)と3者共同で、2020年2月4日(火)から楽天が運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」を活用した、がん患者さんが安心して旅行を楽しむための支援プロジェクト「旅行から、がん克服」を開始しました。

 現在がんは国民病とも呼ばれ、がんと共に生きるうえで、多くの社会的課題が存在しています。この状況を踏まえ、2019年から楽天メディカル社と全がん連は、幅広い業界の垣根を越えて、がん患者さんがより良い生活を送れる社会の実現を目指す「がん克服宣言」を表明しました。
 本取り組みの一環として、全がん連が加盟団体を通じて、がん患者さんを対象に「旅行」に関する意識調査(※)したところ、がんを患っていることで「旅行をあきらめた」、もしくは「行き先を変えたことがある」と回答した人が、全体の過半数(52%)いることがわかりました。同調査で明らかになったがん患者さん特有の旅行へのニーズに応えるために、3者は共同で、がんの治療中または治療後も安心して旅行を楽しんでもらうことを目的とした、本プロジェクトを立ち上げました。

 “旅行から、がん克服”プロジェクト(「楽天トラベル」内)
 https://travel.rakuten.co.jp/special/medical/

 「旅行から、がん克服」プロジェクトでは、がん患者さんの体験談や旅行をしたいと望むがん患者さんの多くが抱える課題やニーズに応えるための情報を収集し、「楽天トラベル」を通じて情報を発信します。また、全がん連は各加盟患者団体に本プロジェクトのサイトや情報を積極的に紹介し、がん患者さんに向けて認知向上を図ります。さらに、楽天メディカル社と全がん連は、今後は本プロジェクトに賛同する宿泊施設を募集し、がん患者さんの受け入れに役立つ研修や、ニーズに応えられるサービスの提案を行っていくことも検討しています。

 楽天メディカル社の会長兼最高経営責任者である三木谷 浩史は次のように述べています。「がんと向き合っていくことは時に困難で、日常生活やささやかな楽しみを奪われてしまうことがあります。今回のプロジェクトは、多くのがんサバイバーの皆さんが経験談を共有していただき実現しました。がんを患ったことをきっかけに、旅をすることに距離ができてしまった患者さんに、新たな旅の楽しみを見つけていただきたいと願っています」

※「がん患者の旅行ニーズ調査結果」
 ・対象: 251人のがん患者
 ・実施期間: 2019年10月31日(木)~11月15日(金)
 ・調査方法: Web調査
 ・調査実施主体: 全国がん患者連合会(小児がんを除く加盟団体に協力依頼)
  https://travel.rakuten.co.jp/special/medical/contents.html

 

楽天メディカル社について
楽天メディカル社(本社:米国カリフォルニア州 サンマテオ)は、イルミノックスTMという、特定の細胞に対し選択性に優れた治療技術のプラットフォームを開発しているバイオテクノロジー企業です。楽天メディカル社は、イルミノックスTM実用化の第一歩として、がん治療に取り組んでいます。私たちは、がんを克服するというミッションのため、治療法の研究開発から世界中のがん患者さんへ治療法を届けるまでを一貫して実現することを目指しています。現在約260名の社員を擁し、米国本社に加え、日本、ドイツ、オランダ、台湾と、世界5カ国に8拠点を構えております。なお楽天メディカルジャパン株式会社は、楽天メディカルの日本法人です。

一般社団法人全国がん患者団体連合会について
がん患者団体の連合体組織として、がん患者と家族の治療やケア、生活における課題の解決に取り組み、がん医療の向上とがんになっても安心して暮らせる社会の構築に寄与することを目的として活動しています。加盟団体数は42団体、加盟団体の会員総数はおよそ11,000人であり、がん患者団体が集まりがん医療や患者支援について学びディスカッションする「がん患者学会」、臨床試験やがん教育などについて学ぶ「がん患者カレッジ」、国会議員の皆さまへの働きかけを行う「国会院内集会」などの要望活動を行うとともに、省庁の審議会等に委員として出席しています。

フォワード・ルッキング・ステートメント(将来予想に関する記述)
このプレスリリースに含まれる表現は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)セーフ・ハーバー条項にある将来の見通しに関する声明に相当します。同声明は、様々なリスクや不確定要素、仮定を含むため、楽天メディカル社の事業計画および結果は、本声明で想定された結果や公開された予想と異なる場合があります。「将来の見通し」に関する声明では、ASP-1929のような当社製品に関連するサービスの商業化、その他の規制、販売承認の取り組みに関する情報を含みます。製品の販売承認や商業的成功は、達成されない場合もあります。将来の見通しに関する表明は、潜在的な利益、ASP-1929の有効性と安全性、薬事申請状況を示します。このような声明では、「予期する」、「信じる」、「希望する」、「推定する」、「見通す」、「期待する」、「意図する」、「可能性のある」、「場合がある」、「提案する」、「計画する」、「戦略を立てる」、「するであろう」、「する」などの表現が使われ、いずれも現在の当社の信念に基づいて用いられます。さらに、このプレスリリースでは治験データに関する意見を述べる上で、「重要な」、「注目すべき」、「異常な」というような表現が使用されます。継続的である治験研究は、様々なリスクや不確定要素を含み、特にASP-1929製造段階での問題、安全性に関わる有害事象の発生、治療効果が見込めない状況など、合理的なもの、不合理的なものを含め様々なリスク、不確定要素に左右されることがあります。そのため、規制当局による承認やASP-1929の商業化の不確定要素を含め、実際の結果が公開された情報と異なる場合があります。当社は、準拠法で義務付けられた範囲を除き、新しい情報が得られたかどうか、将来何らかの展開または出来事が生じたかどうか、仮定に変化が見られたかどうか、将来予想に関する記述に影響する要因に変化があったかどうか、もしくはその他の理由の如何によらず、将来予想に関する本記述あるいは、他の記述を公式に改定する義務を負いません。当社が1つ以上の将来予想に関する記述を改定する場合も、その改定が、あるいはその他の将来予想に関する記述が、さらに改定されると推論すべきではありません。

以 上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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