2019年5月22日
  • 楽天株式会社

資本業務提携の強化に係る契約締結のお知らせ

 

 楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史、以下「楽天」といいます。)と株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:久保征一郎、以下「ぐるなび」といいます。)は、2019年5月13日公表の「資本業務提携の強化に向けた協議開始のお知らせ」のとおり、2018年7月より両社が行っている資本業務提携の強化に向け、本日両社の間で資本業務提携の強化に係る契約(以下「本資本業務提携契約」といいます。)を締結しましたので、以下のとおりお知らせします。



1.資本業務提携強化の目的と理由(5月13日公表「資本業務提携の強化に向けた協議開始のお知らせ」と同様)

 楽天とぐるなびは2018年7月に資本業務提携契約を締結し、8月に楽天がぐるなびの株式 4,677,600株(発行済株式総数の9.60%)を取得、また10月より楽天IDとぐるなび会員IDとの連携を開始し、ぐるなびのネット予約において楽天スーパーポイントを貯めることができるようにする等、主にネット予約の分野において業務提携を進めてまいりました。またネット予約以外の分野においても様々な協業を進めており、これらの取り組みの結果、楽天にとっては外食領域において「楽天エコシステム(経済圏)」が広がり始めており、またぐるなびにとっては会員及びぐるなびネット予約件数の拡大ペースが加速し加盟飲食店への送客力の向上に繋がっています。

 外食市場において消費者のネット予約・ポイントに対するニーズが高まり、情報検索手段が多様化する中で、楽天においては外食領域における楽天エコシステムの更なる拡大を、ぐるなびにおいては消費者の利便性向上を通じた加盟飲食店への送客力向上と飲食店に対する販売促進に留まらない総合的な支援を実現し、両社事業の強化・拡大を加速するために、下記のとおり業務提携を強化し、また両社の協業体制をより一層確固たるものとし業務提携を強力に推進すべく、資本提携の強化、楽天によるぐるなびへの役員派遣及びぐるなびの経営体制の変更を実施します。

 

2.資本業務提携強化の内容

(1)業務提携の強化(5月13日公表「資本業務提携の強化に向けた協議開始のお知らせ」と同様)

①ネット予約の拡大に向けた協業の強化

②ぐるなびブランドの価値向上を目指した協業(楽天及びぐるなびの知見を活かした「ぐるなび」サイトの利便性向上等)

③両社の収集・蓄積するデータの相互活用

④楽天及びぐるなびの運営するサービスについてのそれぞれの顧客及び加盟店への販売、紹介の強化

(2)資本提携の強化

 楽天は、2019年5月22日付けで、ぐるなび代表取締役会長である滝久雄(個人)からその保有するぐるなび株式の一部(2,339,700株)を市場外の相対取引により譲り受ける(以下「本譲渡」といいます。)旨を合意いたしました。本譲渡は2019年5月31日付けで実行される予定です。本譲渡の詳細は、ぐるなびが本日公表いたしました「株式の売出し並びに主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ」をご参照ください。

(3)役員の派遣、経営体制の変更

 ぐるなびは、2019年6月19日開催予定の第30回定時株主総会において楽天が指名する杉原章郎氏(楽天株式会社 常務執行役員)、武田和徳氏(楽天株式会社 副社長執行役員)及び河野奈保氏(楽天株式会社 常務執行役員)を候補に含む取締役選任議案を提出するほか、執行役員体制の強化を目的とし、業務執行取締役の廃止、執行役員への権限移譲による経営体制の変更を実施いたします。なお、楽天の指名する取締役候補のうち杉原氏は代表取締役候補者、武田氏及び河野氏は社外取締役候補者となります。本件の詳細は、ぐるなびが本日公表いたしました「代表取締役の異動に関するお知らせ」をご参照ください。

 

3.本資本業務提携強化の当事会社の概要

①楽天の概要(2018年12月31日現在)

②ぐるなびの概要(2019年3月31日現在)

 
4.日程


5.今後の見通し

 現時点では、業績への具体的な影響額については未定です。公表すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせします。

以上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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