楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、ESG(Environment“環境”、Social“社会”、Governance“統治”)投資の代表的な指標となる「Dow Jones Sustainability Indices(以下、DJSI)」のアジア・太平洋地域の構成銘柄に2年連続で選定されましたので、お知らせします。DJSIは、米国S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社とスイスRobecoSAM社が1999年に共同で開発した投資指標で、世界の上場企業を対象に「環境」「社会」「経済」の3つの側面から各分野を総合的に評価し、長期にわたり持続可能性に優れた企業をDJSI銘柄として選定するものです。2017年はアジア・太平洋地域において152社が選定されています。
これまで伝統的な株式投資では、企業の売上高や利益などの財務情報に焦点を当てて銘柄が選定されていました。近年では、企業の温暖化ガス排出量などの環境面、女性役員数や社会貢献の社会面、企業統治の体制や情報開示への姿勢に代表されるガバナンスなどの社会的責任を含む非財務情報が考慮されるESG投資が注目されており、DJSIは多くの投資家がESG投資を行う際に参考にする指標となってきています。
楽天はESG投資で注目される分野における取組を積極的に推進してまいりました。2年連続で構成銘柄に選定されたことは、事業を通じた社会貢献、情報セキュリティー対策、ガバナンスの強化のための取組などに対して高い評価をいただいたものです。また、DJSI Asia Pacific Indexのほか、MSCI社が本年7月に新たにローンチした「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」、「MSCI日本株女性活躍指数」にも選定されています。
楽天は、今後も社会的責任を果たすための取り組みをより一層強化するとともに、持続可能性に優れた企業を目指していきます。
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