楽天、4台目の「楽天いどうとしょかん」を群馬県で運行開始

  楽天株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役会長兼社長：三木谷浩史、以下 「楽天」）は、車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」（※）の運行を本日より群馬県内で開始いたしますので、お知らせします。今回の「楽天いどうとしょかん」の運行は全国で4台目、関東では初の運行となります。

  「楽天いどうとしょかん」は、2012年に教育振興および東日本大震災の被災地域における復興支援を目的に福島県内において運行を開始しました。その後、地域コミュニティーを活性化する役割も果たしていたことから、地域活性化を目的に加え、本年5月より岐阜県、7月より島根県においても運行しています。群馬県は、山間地域が多いことから自宅近くまで巡回する移動図書館へのニーズが高いことが予想されるうえ、子供たちの読書活動が推進されている一方で図書館設置率が全国平均より低いことから、「楽天いどうとしょかん」の運行を決めました。

  これまで岐阜県と島根県においては、「楽天いどうとしょかん」を官民共同事業として運行していることから、両県の要請に応じて保育園や学童保育クラブなどを中心に巡回させてまいりました。今回、群馬県においては地域に密着した独自の取り組みとして、これら巡回先に加え、楽天と取引があり地元で長くビジネスを営む企業などと連携し、巡回先を拡大します。具体的には、群馬県内の「楽天市場」出店店舗、「楽天トラベル」登録施設、楽天の電子書籍リーダー「Kobo」を販売する書店、「道の駅」などを新たな巡回先に加えます。

  巡回先では、「楽天いどうとしょかん」を幅広い年代が交流できる場にすべく、これまでの貸出業務に加え、読み聞かせ団体の協力で大人たちによる子供向けの読み聞かせイベントを開催するなど、世代を超えた利用者同士の交流の場となるような活動を進めてまいります。また今回、群馬県を巡回する「楽天いどうとしょかん」には、楽天グループの楽天生命保険株式会社（以下、「楽天生命」）が提供した約1,200冊の書籍が搭載されており、長年、楽天生命が支援している同県内の児童養護施設にも巡回します。

  楽天は今後も、「楽天いどうとしょかん」の運行を通じて、子供たちが自発的に本を手に取るための機会とコミュニケーション促進の場を提供することで、子供たちの創造力を育むとともに地域の活性化に微力ながら寄与してまいります

※「楽天いどうとしょかん」( https://corp.rakuten.co.jp/csr/mobile-library/ )

  楽天は、福島県にて子供たちのための教育振興および復興支援の一環として、2012年12月21日から、車両型の移動図書館「楽天いどうとしょかん」を運行しています。また、2014年5月より岐阜県、7月には島根県において運行を開始しました。2014年10月末現在、延べ11,263人の子供たちと父兄・祖父母の方々にご利用いただき、地域のコミュニティーとしての役割も微力ながら担っています。群馬県を運行する車両には、絵本、児童書、学習本など約1,200冊の書籍に加え、貸出用に楽天が提供する電子ブックリーダー「Kobo Touch」20台 、閲覧用に7インチのタブレット端末「Kobo Arc 7」5台を搭載します。

・運行開始日： 2014年11月13日（木）
・URL： https://corp.rakuten.co.jp/csr/mobile-library/
※オープニングイベントを同日14時30分より、けやきウォーク前橋にて行います。

・内容
＜書籍＞
- 冊数： 約1,200冊
- カテゴリー： 小学生までの子供たちを対象にした絵本を中心とした児童書
＜電子ブックリーダー「Kobo Touch」＞
- 台数： 「Kobo Touch」20台（貸出用)、「Kobo Arc 7」5台（閲覧用）
- コンテンツ内容： 当初、無料コンテンツの「青空文庫」などにて対応。

・11月の巡回スケジュール（予定）
14日（金）10:30～12:30　静和第ニ幼稚園  (群馬県前橋市文京町1-29-18)
15日（土）13:00～16:00　煥乎堂群馬町店  (群馬県高崎市中泉町609-5)
28日（金）13:00～16:00　株式会社バケーション  (群馬県前橋市六供町1107)
29日（土）10:00～12:00　前橋市児童文化センター   (群馬県前橋市西片貝町五丁目8)

以上