2016年9月29日
  • 楽天リサーチ株式会社

楽天リサーチ、「読書に関する調査」結果を発表

‐ 普段読む本、4割以上が「小説」と回答
本に費やす金額は1ヶ月あたり2,000円以下が半数以上 ‐

  楽天リサーチ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:田村 篤司、以下「楽天リサーチ」)は、「読書に関する調査」をインターネットで実施しました。今回の調査は、2016年9月9日(金)から10日(土)の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行いました。

調査結果概要

 

※この調査は、書籍(紙の書籍、電子書籍など)の形態を問わずに回答してもらっています。

■ 普段読む本、4割以上が「小説」と回答。

普段読む本のジャンルについて聞いたところ、全体では「小説(42.6%)」が最も高く、「マンガ(コミック・文庫版など)(29.9%)」、「雑誌(その他)(26.7%)」がそれに続く結果となった。また、「本を(ほとんど)読まない」という回答も3割近く(27.0%)あった。

年代別でみたところ、「マンガ(コミック・文庫版など)」と「雑誌(ファッション誌)」において20代が最も高く、両ジャンルにおける数値は年代が高くなるにつれて低くなっていく傾向が見られた。

■ 20代の2割近くが「定額制」サービスの普及を理由に本を読む時間が増えたと回答。5060代は「文字がみえにくくなったから」が本を読む時間が減った理由。

1年前と比較して、本を読む時間の変化について聞いたところ、「減った(「少し減った」「かなり減った」計)」が32.1%となり、「増えた(「少し増えた」「とても増えた」計)」の21.1%に11.0ポイントの差をつける結果となった。また、約半数の46.8%が「どちらともいえない/変わらない」と回答した。

年代別で見たところでは、20代では「増えた」が他の年代と比較して高く、反対に「減った」は40代が他の年代と比較して高かった。

本を読む時間が増えた理由、減った理由についてもそれぞれ聞いたところ、増えた理由としては、「読みたいと思う本が増えたから(45.5%)」、「自由に使える時間が増えたから(39.6%)」、「勉強が必要だと思ったから(27.9%)」という順となった。年代別にみたところ、他の年代と差が出ていたのは、20代の「定額制」などのサービスができてコストの心配がなくなったから(17.8%)」となっており、20代の「定額制」への興味が他の年代と比較して高いことが見受けられた。

減った理由としては、「自由に使える時間が減ったから(44.4%)」が最も高く、「本以外の娯楽に時間を使っているから(22.6%)」、「文字が見えにくくなったから(21.4%)」が続いた。50代、60代においては「文字が見えにくくなったから」が他の年代と比較して差が出ていた。

■ 本に費やす金額は1ヶ月あたり2,000円以下が半数以上

直近の1ヶ月間で本を購入するのに費やした金額について聞いたところ、2,000円以下が半数以上となった(「1~500円以下」:13.4%、「501~1,000円以下」:20.1%、「1,001~2,000円以下」:21.6%)。

 

 

【調査概要】
調査エリア: 全国
調査対象者: 20歳~69歳 男女
回収サンプル数: 1,000サンプル
※総務省統計局「人口推計」2014年10月1日現在人口(2015年4月17日発表)にあわせて集計
調査期間: 2016年9月9日から10日
調査実施機関: 楽天リサ-チ株式会社

以上

 

 

 

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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