2016年1月21日
  • 一般社団法人 アスリート セーブ ジャパン
  • 楽天株式会社

アスリート セーブ ジャパンと楽天、
小中学校向けのAEDによる救命処置授業
「いのちの教室」で協力

第一回の授業は、地域振興の一環として
世田谷区立二子玉川小学校にて実施

  一般社団法人 アスリート セーブ ジャパン(所在地:東京都渋谷区、代表理事:飯沼 誠司、以下「アスリート セーブ ジャパン」)と楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、小中学校の生徒を対象にAED(自動対外式除細動器)による救命処置授業「いのちの教室」の展開において協力することで合意しました。本活動の第一弾として、本日、世田谷区立二子玉川小学校(所在地:東京都世田谷区、校長:千葉 秀一、以下「二子玉川小学校」)にて第一回の公開授業を行いました。

  楽天は、昨年夏の本社移転に際し、二子玉川小学校の6年生参加による会社見学会を開催したほか、アスリート セーブ ジャパン主催により二子玉川で開催されたスポーツイベント「リバーフェスタ ニコタマ」に協賛するなど、近隣地域の振興に僅かながら取り組んでまいりました。「いのちの教室」は、同イベントのプログラムとして実施されたもので、AEDによる救命方法を正しく学べることから子供たちに好評で、今回、学校の授業として二子玉川小学校から開始することにいたしました。今後は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催時期を一つの目標として、世田谷区を中心に授業の実施を推進いたします。

  「いのちの教室」は、アスリート セーブ ジャパンに所属するアスリートが講師として小中学校を訪問し、フクダ電子が取り扱うAEDトレーニングツール「あっぱくんS」を用い、生徒たちにAEDの正しい使い方と心臓マッサージについて学んでもらう授業です。日本は、世界でも人口に対するAED設置台数が高いにも関わらず、使い方の周知が進んでいません。AEDの正しい使い方を子供たちから周知することを目的に、学校の授業として実施することにいたしました。

  アスリート セーブ ジャパンと楽天は、「いのちの教室」を小中学校で実施することで、AEDを正しく使用し、救命に貢献できる人が増えることを期待しています。
  また、楽天は、2008年から高校生向けに実施してきた電子商取引授業「楽天IT学校」(※)の実績をこの取り組みに活かし、より多くの小中学生に周知してまいります。「楽天IT学校」は、開始当初、実施校が3校だったにもかかわらず、2015年には47都道府県57校での実施へと拡充しました。高校生たちに電子商取引という新しい分野にチャレンジする機会を提供してきましたが、「いのちの教室」も、子供たちにとって救命処置という新たな分野にチャレンジする機会につながると期待し、今後、全国の小中学校も視野に入れ、「いのちの教室」を展開してまいります。

「いのちの教室」の概要

内 容:AEDによる救命処置授業「いのちの教室」を小中学校向けに実施
主 催:一般社団法人 アスリート セーブ ジャパン
後 援:楽天株式会社

世田谷区立二子玉川小学校での第一回授業の詳細

実施日:2016年1月21日(木)13:35~14:20(5・6時限目の授業を利用)
対 象:世田谷区立二子玉川小学校 6年生 約100名

<団体概要>
商号:一般社団法人 アスリート セーブ ジャパン (http://athlete-save.jp/ )
代表者:代表理事 飯沼 誠司
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-12-2

(注)楽天IT学校について
https://corp.rakuten.co.jp/csr/education/it-school/

  「楽天IT学校」は、楽天が主に商業高校の高校生を対象に約1年にわたり実施するものです。高校生たちが普段見ることのできないネットショップオーナーの 試行錯誤を知り、“商品を売る難しさ”や“働くことの大切さ”への理解を深めていただくことで起業家精神の育成を図ります。また、時間や場所を選ばず運営 できる電子商取引の可能性を知ってもらうことで、学生たちが電子商取引を活用した仕事に地元で携わり、地域の活性化に貢献する機会が増えることを期待して います。

  授業内容は、ネットショップを成功させるためのフレームワーク(枠組み)やノウハウを共有する「場」として、楽天が運営するインターネット・ショッピング モール「楽天市場」の出店店舗向けに開講する「楽天大学」や総合旅行予約サイト「楽天トラベル」の宿泊施設向けに開講する「トラベルカレッジ」の講座内容 をアレンジしたものです。全7回の授業には、楽天社員に加え、地元の出店店舗や宿泊施設の責任者や担当者も講師として登壇し、電子商取引の現状を伝えてい きます。ネットにおける販売戦略の立案、ホームページ作成による売り場の構築、商品プロデュース、実際の販売までを実践していきます。

  授業の後半では、各校による地域のPRを兼ねた販売実践も行い、インターネットショッピング運営の実体験を通じ、実践的に電子商取引を理解してもらう機会 を提供しています。また、最終的に「楽天IT学校」を開講している各高校から選抜された高校生参加によるプレゼン大会を実施し、実際にネットで運営する店 舗や施設からの評価を得る機会を設けます。これにより高校生間の電子商取引に関する知識等の習得状況やプレゼン方法などの成長レベルの共有も図っています。

 

 

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