楽天、新社屋「楽天クリムゾンハウス」へ移転開始

  楽天株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役会長兼社長：三木谷 浩史、以下「楽天」）および楽天グループ各社は、本日より新たに本社となる二子玉川の新社屋（名称：「楽天クリムゾンハウス」）に順次移転を開始します。従業員が多くの時間を過ごすオフィス環境をハードとソフトの両面で整え、さらなる成長を目指します。

  1997年の創業当時、楽天は従業員わずか6人のベンチャー企業でした。現在では、世界28カ国・地域において事業を展開し、従業員約1万2千人を擁するグループへと成長しています。グローバル化に伴い、世界中から国籍やバックグラウンドの異なる人材が集うダイバーシティー（多様性）に富んだ職場へと変化してきました。今後、ますます組織が拡大し、人材の多様化が進む中で、従業員による緊密なコミュニケーションとスピーディーな意思決定を可能にするベンチャー精神を醸成し、スタートアップの雰囲気溢れるオフィス環境を実現することで、企業としての機敏性を高めます。

■外観イメージ

  楽天は、これまでも通信手段をITシステムで統合するユニファイド・コミュニケーションを導入し、時間や場所を選ばず従業員同士が円滑にコミュニケーショ ンがとれるよう、オフィス環境を整えてきました。新社屋では、IT環境をさらに整えるとともに、以下のような特長を備えたシステムや設備、施設を導入して おり、生産性と効率性の向上を期待しています。

■ハード面での主な特長
  ・ユニファイド・コミュニケーションを強化
     -ビデオカンファレンスシステムを全社的に拡充
  ・自由な意見交換を促進し、イノベイティブな発想を刺激するオフィス設計
     -パーティションの少ないオープンで、かつデザイン性の高いオフィス空間を提供
     -立ち話のできるスタンディングテーブルをオフィス各所に設置
  ・高さを調整可能な電動昇降式デスクを全社的に導入
     -スタンディングデスクなど、好みのデスクの高さで仕事をしたい従業員に対応

  また、都市機能と自然環境のバランスがとれた二子玉川への本社移転を機に、これまで以上に福利厚生などの制度面を整え、従業員が快適で健康的なオフィスライフを送ることができるように支援します。福利厚生に関わる施設の主な特長は以下の通りです。

■ソフト面での主な特長
  ・カフェテリア
     -これまでの朝食と昼食に加え、夕食も無料提供
     -宗教上の食事規定に対応したメニューを拡充
  ・リラクゼーションスペース
     -マッサージや新たに鍼灸の施術を提供
  ・フィットネスジム＆スパ
     -新たにスパを備え、運動器具とトレーニングサポートを拡充
  ・パワーナップスペース
     -業務効率向上を目的に短時間の仮眠スペースを新設
  ・語学学習ルーム
     -リスニング学習設備（LL教室）を新たに備えた自習室を提供
  ・デイケアセンター
     -育児をしながら働きたい従業員に対応した託児所をオフィス内に新設
     -充実した幼児教育プログラムを提供
  ・祈祷室
     -イスラム教徒などの礼拝専用室を設置
  ・そのほか、従業員の生活を支援する施設を新設
     -ヘアサロン
     -クリーニング店
     -クリニック

  楽天は今後、このように従業員が第二の家（ハウス）のように快適に過ごせ、一人ひとりが十分にパフォーマンスを発揮できるような環境の整備を本社オフィスだけでなく、国内外の拠点オフィスにおいても実現してまいります。

名称：「楽天クリムゾンハウス」

占有フロア：地上30階・地下2階建てのオフィス・ホテル棟の内地上2階から27階
                 （※隣接する「楽天クリムゾンハウス アネックス」の3階・4階も占有）

延床面積：「楽天クリムゾンハウス」 63,449.51㎡（19,193.42坪）
               「楽天クリムゾンハウスアネックス」 1,058.43㎡　（320.17坪）

入居人数：約10,000人

所在地：〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14-1 楽天クリムゾンハウス

アクセス：東急田園都市線、東急大井町線「二子玉川」駅より　徒歩4分

移転開始日：2015年6月22日（月）～（※順次移動し、9月下旬には概ね完了する見込み）

移転スケジュール：https://corp.rakuten.co.jp/about/relocate_schedule.html

登記上の正式な本社移転日：2015年8月24日（月）

以上