楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、出版社向けに、オンライン書店「楽天ブックス」と「楽天Kobo電子書籍ストア」(注1)で取り扱う書籍(注2)や電子書籍の販売管理ツール「楽天ブックス ダッシュボード」を開発し、本格提供を本日開始しました。本ツールを使うことで出版社は、従来よりも早く予約販売を始めることができ、より簡単に販売実績を管理できるようになります。
本ツールは、「楽天ブックス」および「楽天Kobo」で取扱商品のある出版社を対象に提供されます。出版社が自ら、刊行予定の書籍の発売日や価格、おすすめコメントなどの情報をMicrosoft® Excel®に入力して専用のサイトにアップロードすると、書籍情報が自動的に「楽天ブックス」や「楽天Kobo電子書籍ストア」の商品ページに登録されます。これまで、登録した書籍情報が商品ページへ反映されるまで数日かかっていたのが、本ツールを使うことで数時間へと大幅に短縮されます。また、出版社独自のおすすめのコメントを商品ページに表示できるので、お客様に作品の魅力をより詳細に伝えることもできるようになりました。さらに、書籍、電子書籍のいずれでも、販売実績を閲覧しダウンロード(注3)できるので、売れ行きの確認や在庫管理に役立てることが可能です。
「楽天ブックス ダッシュボード」は2014年6月からベータ版として、数社を対象に一部機能の試験提供を行ってきました。出版社からの利便性向上に対するニーズを踏まえ、新刊情報登録機能を追加して、本格提供することになりました。今後、出版社からのニーズに合わせて、本ツール上を使った在庫確認や分析レポート配信などの機能を充実させていく予定です。
楽天ブックスでは今後も、出版社やお客様により高い利便性を提供する機能を提供してまいります。
(注1) 「楽天Kobo電子書籍ストア」は、2014年10月に、「楽天ブックス」のウェブサイトに統合されました。
(注2) 「書籍」は紙の本を指します。
(注3) 一部のサービスは有償で提供されます。