2014年6月25日
  • 楽天株式会社

インドに初の開発拠点を開設

- 海外4カ国目となる開発拠点設立で開発に関わる人材と事業を強化 -

  楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史、以下「楽天」)は、本日、米国ITコンサルティングサービス企業であるPROLIM Global Corporationと連携して、Rakuten India Development and Operations Center (RIDOC)をインドに設立したことを発表しました。RIDOCは、楽天として初めてのインドにおける包括的な開発拠点となるとともに、ナレッジベースと人材確保の役割も担います。

  楽天は、社員については知識と技術が蓄積されるのに対し、プロジェクト単位で関わることの多いパートナー・スタッフに関しては、プロジェクトの終了後に知識と技術が社内に蓄積されにくいという課題を抱えていました。このたび新設したRIDOCでは、BOT(構築-運営-移転)方式によってインドでの開発を補完できるようになり、この課題を解決します。これにより、人材を維持・確保するとともに、ナレッジベースを拡充し、パートナー・スタッフにも、世界中にある楽天グループ企業のプロジェクトに携わっていく機会を提供します。RIDOCの設立は、中国(北京)、米国(サンフランシスコ)とシンガポールの開発拠点に続くものです。

  取締役常務執行役員DU担当役員の安武弘晃は、「RIDOCの設立を大変喜ばしく思います。楽天グループ全体で使用できるリソースをRIDOCで開発することで、ベスト・プラクティスや標準化されたプロセス・手順を共有でき、世界各地における楽天の事業を効率化させ、真のグローバルなチームを構築できると考えています」と話しました。

  RIDOCでは現在のところ、インフラに関する事業プロセスおよびリソースが中心に据えられていますが、インフラのオートメーション化、ソフトウェア開発、および品質保証に関する人材育成も行っています。将来的には、楽天のグローバル事業を拡大する他の国・地域にもRIDOCを展開し、世界最大のインターネット・サービス企業になることを目的とした、楽天の戦略的な成長を支えます。

  RIDOCは、インドのシリコンバレーとして知られているバンガロールにある、ワールド・トレード・センター内に開設しています。多数の多国籍IT企業の拠点となっており、インド国内におけるIT企業の中心地として理想的な環境を提供しています。

楽天について

  楽天グループは、eコマース、電子書籍、トラベル、銀行、証券、クレジットカード、電子マネー、物流、ポータル&メディア、オンラインマーケティング、プロスポーツなど、消費者および企業向けの各種サービスを提供する世界でも有数のインターネット・サービス企業です。2012年と2013年には、米Forbes誌が毎年発表する「The World’s Top 10 Most Innovative Companies
(世界で最も革新的な企業トップ10)」に選ばれました。現在、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアにて事業を展開しており、グローバル展開を拡大しています。創業は1997年。本社を東京に、全世界で1万1千人以上の従業員およびスタッフを擁します。詳しい情報は https://corp.rakuten.co.jp/ をご覧ください。


                                                                                                                         以 上

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