楽天株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役会長兼社長：三木谷 浩史）の子会社で、電子書籍のグローバルリーダーであるKobo Inc.（本社：カナダ トロント市、CEO：相木 孝仁、以下「Kobo社」）は、現地時間5月8日に、英国とドイツ、オーストリアおよびオーストラリアでソニーの電子書籍リーダーReader （※1）および Xperia™ （※2）タブレットとスマートフォンのユーザーに対して、Kobo社による400万冊以上の電子書籍やトップクラスの電子書籍アプリ、さまざまなデバイスなど総合的な電子書籍サービスを提供すると発表しました。対象となる4カ国においてソニーのReader Storeは本年6月16日に閉鎖され、現在利用されているユーザー 、およびその電子書籍ライブラリはその後Koboへの移行開始となります。
現在、英国とドイツ、オーストリアおよびオーストラリアにおいてソニーのReader Storeのユーザーは、Koboが提供する人気の高いベストセラータイトルや文芸小説、コミック、グラフィック小説、子供向けコンテンツなどを購入できるようになります。すでに北米（米国およびカナダ）のReader Storeのユーザーは、今年始めにKoboのサービスへと移行しています。
Kobo社CEOの相木孝仁は、次のように述べています。「今回、ソニーと連携をとり、ヨーロッパとオーストラリアの本好きな方々に引き続き愛読書をお楽しみいただけるよう、KoboのサービスをソニーReader Storeのユーザーの方々へ提供できることを嬉しく思います。両社とも、本好きな方々に最高の読書体験を提供することを目指しています。今後も、革新的な技術と総合的な電子書籍エコシステムを通して、最高の体験を提供してまいります。」
なお、特定機種のソニーのスマートフォンとタブレットに、トップクラスの無料Android™版Koboアプリが標準搭載される予定ですが、導入の時期とアプリの使用可否は、国や通信キャリアによって異なる可能性があります。また、Readerでも、Koboイーブックストアの幅広いコンテンツを利用できるようになります。英国とドイツ、オーストリアおよびオーストラリアのReader Storeのユーザーは、簡単な移行手続きによってReader Storeの閉鎖後、Koboイーブックストアへのアクセスが可能となります。なお、KoboはReader Storeのユーザーに対し、ライブラリのKoboアカウントへの簡単な移行方法を説明したメールを送信しますが、当面の間ユーザーはReader Storeから電子書籍を購入することができます。
Kobo社は世界に約2,000万人のユーザーを擁し、130万人の著者とともに、400万冊以上の電子書籍や雑誌（※3）など、世界最高レベルの電子書籍コンテンツを提供しています。
詳細は以下をご参照下さい。
ソニー （英国） - https://gb.readerstore.sony.com/reader-store-closure-faq/
ソニー（ドイツ） - https://de.readerstore.sony.com/reader-store-schliesst-faq/
ソニー （オーストリア） - https://at.readerstore.sony.com/reader-store-schliesst-faq/
ソニー （オーストラリア）- https://au.readerstore.sony.com/reader-store-closure-faq/
※1：Readerは、ソニー株式会社の商標です。
※2：Xperiaは、Sony Mobile Communications AB の商標または登録商標です。
※3：Kobo雑誌ストアは現在、北米や英国、フランス、イタリアで提供しており、今後サービス提供国を拡大していく予定です。