2013年4月5日
  • 楽天トラベル株式会社

楽天トラベル、2013年ゴールデンウィークの旅行動向を発表

- 国内旅行は前年比+20.2%と伸長、
福島県 同+86.0% 大河ドラマの波及効果が顕著
インバウンドは前年比2倍、海外からの回復が鮮明に -

 楽天トラベル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:岡武公士、以下 楽天トラベル)は、2013年4月27日から5月6日までのゴールデンウィーク期間の国内・海外旅行の予約状況についてまとめましたので、お知らせいたします。

2013年ゴールデンウィークの旅行動向 概要

【対象期間】2013年4月27日(土)~2013年5月6日(月)

■国内全体(国内宿泊+ダイナミックパッケージ): 前年比+20.2%

 エリア別:福島県 前年比+86.0%、埼玉県 同+52.4%、三重県 同+31.1%

■海外宿泊: 前年比+2.6%

 エリア別:シンガポール 前年比+43.8%、タイ 同+41.0%、ホノルル(オアフ島)同+34.0%

■訪日宿泊(インバウンド): 前年比+100.9%

 

【国内旅行トピックス】

 今年のゴールデンウィーク(以下GW)は国内旅行が前年比+20.2%と好調で、NHK大河ドラマで注目を集める福島県は 前年比+86.0%と高い人気を集めています。また1人当たりの旅行単価も増加傾向にあり、旅行者の集中しているGW後半の平均単価は 前年比約+5%と消費回復への兆しがうかがえます。宿泊構成別に見ると、女性複数での旅行が前年比+26.2%、子供連れ旅行が 同+15.7%となり、宿泊日のピークは5月3日となっています。

■福島県が前年比+86.0%、大河ドラマの波及効果

 大河ドラマ「八重の桜」(NHK)ゆかりの地として注目を集めていることから、福島県の観光客が昨年を大きく上回り、前年比+86.0%と好調です。また2013年は伊勢神宮の式年遷宮の年にあたり、若い女性を中心とした参拝需要から三重県 同+31.1%、今年で2回目となる「瀬戸内国際芸術祭2013」を楽しむ旅行者も多く、香川県は 同+34.9%となりました。

■後半の4連休に人気が集中

 今年は日並びの影響により休日が分散化しており、4連休となる後半に人気が集中しています。楽天トラベル会員に対するアンケート(回答者数3,722サンプル)では、最長となる休暇日数について「4日間」と回答した人が34.1%、次いで「10日間以上」が18.4%と長期休暇取得者が多い事がわかりました。出発のピークは5月3日(金)です。

■1人当たりの旅行単価も増加傾向、景気回復への期待感の表れか

 GW期間中の1人あたりの旅行単価をみると、前半3連休は前年比+2.6%、後半4連休では同+4.7%と消費者マインドの改善が見られました。1人あたりの旅行予算についてのアンケートでは、約3割の国内旅行者が「5万円以上」と回答しており、上記の傾向を裏付ける結果となっています。

■昨年に引き続き新名所オープン、首都圏への旅行依然人気

 1周年を迎える東京スカイツリーⓇや、建て替え工事を終えて装い新たに開場した銀座「歌舞伎座」、3月にオープンした丸の内「KITTE」など依然注目の集まる東京都は前年比+25.3%、また先月より東横線と副都心線の相互直通運転により流動性が高まった埼玉県は同+52.4%、さらに東京ディズニーランドⓇ開園30周年などイベント需要も手伝って、首都圏への旅行需要が高まっています。

 

【海外旅行トピックス】

■近隣都市やリゾートを選ぶ旅行者が伸長

 中国や韓国は未だ需要回復までには至っておらず厳しい状況が続いていますが、シンガポール前年比+43.8%、タイ 同+41.0%や台湾 同+25.1%など手軽に近隣観光を楽しめるアジア都市への人気が高まっています。また、リゾートエリアは、ホノルル(オアフ島) 同+34.0%、グアム同+30.9%と好調、長距離方面ではアメリカ合衆国 同+27.8%と伸長しています。

 

【訪日トピックス】

■インバウンドは前年比+100.9%成長で海外からの回復が鮮明に

 東日本大震災後、大幅に減少した日本への外国人旅行者数は、円安を追い風に回復の兆しを見せています。流入国ランキングの上位は、タイ 同+376.6%、台湾 同+162.7%、香港同+103.0%、

 人気エリアは、沖縄県 同+262.6%、京都府 同+177.1%、北海道同+37.9%です。

 

【旅行動向抽出条件】

3月26日時点での予約人泊数実績をもとに前年同期比で算出

-対象期間:2013年4月27日から5月6日

-国内旅行:国内宿泊、ANA楽パック、JAL楽パック
-海外旅行:海外宿泊

-訪日旅行:訪日宿泊

 

【アンケート調査概要】

-調査エリア  :全国

-調査対象者  :楽天トラベルニュースを購読している会員

-回収サンプル数:3,722サンプル

-調査期間   :2013年3月28日から4月4日

-調査実施機関 :楽天トラベル株式会社

 

以 上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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