2012年12月13日
  • 楽天リサーチ株式会社

楽天リサーチ、人事担当者に聞く
2014年新卒採用に関する調査

2014年新卒採用、採用者数はほぼ横ばい傾向
4割以上が、就職戦線は依然「氷河期」と回答

調査結果概要

 楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学)は、2014年新卒採用に関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、11月28日から29日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約225万人)の中から、全国の20から69歳の男女計800人の人事担当者を対象に行いました。

■ 採用数はほぼ横ばい傾向。「増やす予定」の企業も増加率は微少
 2014年の新卒採用数について全員に聞いたところ、13年新卒採用と比べて「横ばい予定」という回答が過半数(52.1%)となり、以下、「増やす予定」が13.0%、「減らす予定」が10.6%などとなった。「新卒採用はしていない」という回答も20.3%あった。
 「増やす予定」と答えた人に昨年と比べた増加率については、「1%-10%増」(35.6%)が最も多く、「11%-20%増」(29.8%)がそれに続き、これらの回答の合計は全体の65.4%となっている。一方、「51%以上増」という回答も16.3%あった。

 ■ 就職戦線、依然「氷河期」と見る意見が4割以上

  今年の就職戦線は、「氷河期」と「売り手市場」のどちらなのだろうか。最も多かったのは「どちらでもない」で46.6%、「氷河期」という回答が37.8%で2位となった。「超氷河期」と「氷河期」の合計は44.9%にのぼっている一方、売り手市場と見る意見(「まだ売り手市場」と「かなり売り手市場」の合計)は8.5%にとどまっている。依然、新卒学生にとっては厳しい状況が続いているようだ。

■ 企業側のソ-シャルメディア活用率は約16

 近年、「ソ-活」(ソ-シャルメディアを使った就職活動)という言葉がメディアに登場しているが、一方の企業側は、ソ-シャルメディアを採用にどの程度活用しているのだろうか。SNS(Twitter、Facebook、LINEなど)で企業情報を発信したり、学生とコミュニケ-ションをとったりしているかどうかをたずねたところ、約16%が「はい」と回答した。SNSを通じて学生同士で就活に関する情報を取得する機会が多くなっているため、多くの企業は、今後SNSを有効な採用ツ-ルとして活用することが課題と言えるのではないか。

調査結果

グラフ付きの調査結果・レポートは以下URLからご覧いただけます。
⇒  https://research.rakuten.co.jp/report/20121213/

【調査概要】
調査エリア  :全国
調査対象者  :20歳から69歳男女の人事担当者
回収サンプル数:800サンプル
調査期間   :2012年11月28日から11月29日
調査実施機関 :楽天リサ-チ株式会社

 

以上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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