2011年5月17日
  • 楽天株式会社
  • 丸紅株式会社

丸紅のフュージョンへの経営参画について

  楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)と丸紅株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:朝田 照男、以下「丸紅」)は、楽天の子会社で通信事業を営むフュージョン・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:相木 孝仁、以下「フュージョン」)が実施した第三者割当増資の全株を丸紅が引き受け、丸紅がフュージョンの経営に参画いたしましたことをお知らせします。

  今回の第三者割当増資により、楽天のフュージョンへの出資比率(議決権比率)は50.03%、丸紅は33.34%となります。丸紅は、第二位株主として常勤取締役1名と非常勤取締役2名を派遣し、フュージョンの収益基盤のさらなる強化を図ってまいります。

  フュージョンは、2007年8月に楽天グループ入りして以来、強みとするVoIP(注1)の技術を生かした電話事業とISP事業に注力し、経営体質の改善を図ってまいりました。

  丸紅グループでは、フュージョンへの経営参画により、ICTビジネスに関係する主要子会社(丸紅情報システムズ株式会社、丸紅アクセスソリューションズ株式会社、株式会社イーツ等)の既存事業と、フュージョンのサービスとの間に高いシナジー効果が発揮されるものと見込んでおります。一方、楽天グループは、引き続き筆頭株主としてフュージョンの経営を担うとともに、楽天グループが展開する幅広いインターネット・サービスとフュージョンの通信サービスを組み合わせることにより、楽天経済圏および収益の拡大を図ってまいります。

【用語解説】
(注1)VoIP (Voice over Internet Protocol):
インターネットで使われているデータ伝送の仕組みを利用して音声通話をやり取りする技術。

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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