楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 楽天)は、地方自治体などからの要請を受けて、当地の高校生・大学生を対象にネットショッピングモール「楽天市場」のECノウハウを地元の出店企業とともに提供する出張授業「楽天IT学校」を、全国5箇所にて1年間にわたり実施することになりましたのでお知らせいたします。
なお、本日より岐阜県立商業高等学校にて本授業を開始いたします。
◆「楽天IT学校」実施校
・宮崎県立延岡商業高等学校(宮崎県延岡市) 5月14日開始
・大分県立中津商業高等学校(大分県中津市) 6月10日開始
・高知県立伊野商業高等学校(高知県伊野市) 6月18日開始
・岐阜県立土岐商業高等学校(岐阜県土岐市) 6月28日開始
・宮城県立大河原商業高等学校(宮城県柴田郡大河原町) 7月開始予定
◆「楽天IT学校」とは
( https://corp.rakuten.co.jp/csr/education/it-school/ )
次世代を担う学生たちにインターネットの可能性とスピード感を体験いただくために、楽天の社員ボランティアと「楽天市場」の出店者が講師を務め、毎月約1回ペースで実施する楽天×地元企業×学生による新しいスタイルの出張授業です。この授業の目的は、学生たちが普段見ることのできないネットショップオーナーの試行錯誤を知り、“商品を売る難しさ”や“働くことの大切さ”について気づき、理解を深めていただくことです。
授業内容は、ネットショップを成功させるためのフレームワーク(枠組み)やノウハウを共有する「場」として、「楽天市場」の出店者向けに開講する「楽天大学」の講座内容をアレンジしたものです。職場訪問、ネットショップにおける販売戦略の立案、ホームページ作成による売り場の構築、商品プロデュース、実際の販売までを実践していきます。
◆「楽天IT学校」実施の背景
楽天は、「人と社会を(ネットを通じて)Empowermentし、自らの成功を通じ社会を変革し豊かにする」をMission(使命)として事業展開を図ってまいりました。2007年の会社創立10周年を機に“Empowerment“をコンセプトとする、より一層の社会貢献・地域活性化を推進すべく様々な取り組みを開始し、CSR活動の一環として「楽天IT学校」を開始いたしました。
また、2008年から「楽天市場」内で展開する地域活性化コンテンツ“ニッポンを元気にしよう!プロジェクト”「まち楽」(※)開設以降は、47都道府県との関係性が構築され、自治体から「楽天IT学校」の実施要請をいただくようになりました。
楽天は、今後も「楽天IT学校」の実施を通じて、ネットの可能性を多くの学生たちに伝えるとともに、自治体のネット事業の発展を後押しするよう努めてまいります。
※【参考】
地域活性化コンテンツ“ニッポンを元気にしよう!プロジェクト”「まち楽」
⇒ http://event.rakuten.co.jp/area/
2010年6月28日
- 楽天株式会社
出張授業「楽天IT学校」を全国5ヵ所の
高等学校にて開講
- 楽天市場のECノウハウを地元企業とともに提供 -