2010年3月23日
  • 楽天リサーチ株式会社

メインカードの利用期間「10年以上」が21.4%
新規カード加入者の取り込みがカギ

-クレジットカードに関する調査-

  楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 楽天リサーチ)は、クレジットカードに関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、2月19日から23日まで、楽天リサーチ登録モニター(約180万人)の中から、全国の20-69歳の男女計1,000人の中からクレジットカード保有者を対象に行いました。

調査結果概要

【総評】
  インターネットサービスが普及する中、なくてはならない決済手段となったクレジットカードだが、主に「一般カード」保有者が多く、利用期間も「3年以上」が6割超という結果だった。
一度使い始めたカードを切り替えるのはハードルが高く、カード各社は新規カード加入者を取り込むことがカギとなりそうだ。

■8割強が「一般カード」をメインカードとして利用

  現在メインで利用しているクレジットカードのタイプで、最も多かったのは「一般カード」で、86.7%だった。特に、20代では男女ともに9割以上が「一般カード」と回答している(各94.0%、95.0%)。

■一度使い始めたカードを切り替えるのはハードルが高い?新規カード加入者の取り込みがカギ

  メインで利用しているクレジットカードの利用期間は、「10年以上」が21.4%でトップ。3年以上が6割超(60.2%)を占める結果となった。その点、一度使い始めたカードを切り替えるのはハードルが高いことがわかり、カード各社は新規カード加入者を取り込むことがカギとなりそうだ。

■上級カードの利点を感じるシーンは、「空港を利用し、国内外を移動するとき」

  ゴールド、プラチナ、ブラックのカードユーザーに、利用しようと思ったきっかけを聞いたところ(複数回答可)、トップの回答は「ポイントが貯めやすい」で41.7%だった。次いで「国内外での空港ラウンジ利用」と「海外旅行時の保険」がともに29.9%で2位となった。上級カードの利点を感じるシーンは、空港を利用し、国内外を移動するときであるようだ。

■クレジットカードの利用用途、7割近くがネットショッピング、
「携帯電話料金、インターネット接続料」も、ほぼカード払い

  メインで利用しているクレジットカードの用途トップ3の回答は、「ショッピング(インターネット)」(68.4%)、「国内のショッピング(インターネットを含まない)」(61.1%)、「公共料金や携帯電話料金など固定費の支払い」(39.1%)となった。
「公共料金や携帯電話料金など固定費の支払い」にクレジットカードを利用する人のうち、「携帯電話料金、インターネット接続料などの通信費」の支払いは90.3%と突出して多く、「光熱費」の59.1%がそれに次いだ。

■一般カードユーザーの72.6%が上級カード「保有したくない」

  一般カードをメインに利用している人に上級カードの保有意向について聞いたところ、「全く保有したくない」が40.4%、「どちらかといえば保有したくない」が32.2%で、保有意向がない人が7割以上という結果となった。性年代別にみると、20代で保有意向が他の世代より高く、年代が上がるほど非保有意向が高くなる傾向が見受けられる。

■上級カードの年会費、出しても「5,000円」まで

  ゴールドカードやプラチナカードの年会費の希望を、非保有意向者に聞いたところ、「5,000円以下」が44.2%という結果となったが、「年会費に関わらず、ゴールドカードや最上級カードを保有しようとは思わない」という回答も5割を超えており(53.3%)、一般カードユーザーと上級カードユーザーは層としてはっきり分かれている現状が明らかになった。

調査結果

グラフ付きの調査結果・レポートは以下URLからご覧いただけます。
https://research.rakuten.co.jp/report/20100323/


【調査概要】
調査エリア  :全国
調査対象者  :20-69歳男女 クレジットカード保有者
回収サンプル数:1,000サンプル(性別×年代均等割付 各セル100サンプル)
調査期間   :2010年2月19日-2月23日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社



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URL→http://service.money.rakuten.co.jp/top/index.html
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以 上

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