トップ > ニュース > プレスリリース

このページを印刷する

ニュース

2010年1月14日
  • 楽天株式会社

「みんなの就職活動日記」2011年度新卒学生
就職人気企業ランキングを発表

『全日本空輸(ANA)』が総合1位を獲得
不況下の就職活動、
「グローバル」×「安定」×「成長」 のある
企業を求める学生

  楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 楽天)が運営する、日本最大級のクチコミ就職情報サイト「みんなの就職活動日記」(以下 「みん就」)は、2011年度卒業予定の学生を対象に調査した『就職人気企業ランキング』を発表しました。
  今回の調査は、2009年10月1日から12月13日にかけて、「みん就」に登録する2011年度卒業予定の学生会員を対象に、インターネットと就職フォーラム会場でアンケートを実施し、5703名から回答を得ました。本調査は、ノミネート企業600社のうち、志望動機の高い上位5社を選択し、それぞれの理由を「仕事の魅力」「会社の魅力」「雇用の魅力」「社会的責任の魅力」「採用活動の魅力」の5つの観点から選んだものを集計している点が特徴です。

2011年度新卒学生 就職人気企業ランキング

【総評】
(1)グローバル化に注目:総合商社の人気 
  総合商社の人気が際立っている。大手5社がそれぞれ総合上位にランクインし、志望理由ランキングにおいても、「海外で働ける」という項目で1位から5位を独占している。企業のグローバル化が進む中で、国内に留まらず、海外に出て働きたいという学生の思いが、商社の「海外で働ける」=グローバルといった視点に反映されているといえるだろう。

(2)金融危機の影響少ない:メガバンクは依然人気
  リーマン・ブラザーズ破たんに端を発した世界金融危機の影響で、金融業界への人気減も予想されたが、メガバンクでは、三菱東京UFJ銀行6位、三井住友銀行10位、みずほフィナンシャルグループ39位と上位にランクインし、依然人気が高いようだ。志望理由で見ると、「安定している」の項目に三菱UFJ銀行が5位に、「スキルが身につく」の項目に3行がランクインとなった。銀行=安定・成長といったイメージと、会社依存でなく専門的なスキルをつけたいという考えから、銀行人気につながったといえるだろう。

(3)不況時に強い業界:食品メーカーが人気
  食品、医薬、化粧品といった日常接する製品を持つ業界では、資生堂が総合4位とトップだが、中でもサントリー7位、明治製菓11位、味の素16位、カゴメ35位と、食品業界の強さが目立つ。一般的に、不況期に強いといわれる食品業界の人気が裏付けられた。

 

【考察】
◆総合ランキング
  総合ランキング1位は全日本空輸(男子9位、女子3位)だった。志望理由としてあげられる項目のうち、他社と比べて高いのは「希望する職種につける」(2 位)、「海外で働ける」(12位)、「女性活用の姿勢が強い」(14位)、「教育研修に熱心」(14位)などだ。職種に対する明確なイメージが大きな他社 との差別化要因であり、その上で海外、女性、教育といったキーワードがバランスよく浮かび上がってくる。

  総合2位に伊藤忠商事(男子3位、女子9位)、3位に三井物産(男子1位、女子14位)と総合商社が続いた。志望理由として「海外で働ける」がともに高い (三井物産3位、伊藤忠商事5位)。その他、伊藤忠商事は「教育研修に熱心」(6位)、「成長性が高い」(12位)の項目で高い。一方、三井物産は「教育 研修に熱心」でダントツの1位を獲得している。同社は「セミナー・説明会での説明が分かりやすかった」で7位と高く、直接学生と接する中で教育研修への取 り組みを認知させた可能性が高い。

  総合4位資生堂(男子36位、女子1位)は圧倒的に女性票の割合が高い。「採用広報のイメージが良い」が、2位を大きく引き離しており、いかに女子学生の 琴線に触れる採用活動をしていたかが想像できる。「女性活用の姿勢が強い」(3位)、「製品イメージが良い」(12位)も高いレベルだった。

  総合5位にオリエンタルランド(男子31位、女子2位)がランクインし、こちらも女性票の割合が高い。「経営者・ビジョンに共感」(1位)、「事業自体が 社会貢献」(1位)が極めて高い結果となった。「仕事が面白そう」「教育研修に熱心」でも順位が高く、学生がサービスに接したイメージそのものが就職好感 度に直結しているようだ。

 

◆文理系別ランキング
  文理系別に見てみると、文系1位は伊藤忠商事、2位全日本空輸、3位オリエンタルランドと続く。一方、理系は1位パナソニック、2位ソニーと電機がワン ツーを独占。3位味の素と続き、化粧品、食品業界を除き、理系と文系では順位が大きく乖離していることが分かる。また、文系男子だけを見ると、1位三井物 産、2位伊藤忠商事、3位三菱商事と総合商社がベスト3を独占している。理系の学生は自分の専門性を活かすために製造業の比率が高くなる傾向が見てとれ る。

◆業界別ランキング
  金融業界のランキングでは、三菱東京UFJ銀行(総合6位)、三井住友銀行(総合10位)、東京海上日動火災保険(総合23位)がトップ3という結果だっ た。第一生命は今年4月に予定されている株式会社化という大きな変化に学生がどう反応するかが注目されたが、大きな影響は無く総合36位に食い込んだよう だ。証券では大和証券グループが志望項目の「セミナー・説明会での説明が分かりやすかった」で1位、「一般社員と接して好感が持てた」3位を獲得してお り、採用活動に対する学生の評価が結果に結びついたようだ。

  食品、医薬、化粧品業界では、資生堂(総合4位)、サントリー(総合7位)、明治製菓(総合11位)が業界別トップ3という結果だった。味の素、カゴメも 業界別トップ10入りし、食品業界の強さが目立つ。不況期の就職で一般的に食品業界の人気が高くなると言われるが、それが裏付けられる結果となった。

  商社、流通、小売業界では、圧倒的に総合商社の人気が高い。業界別トップ5を大手総合商社5社で独占する結果となった。この業界区分で、総合商社以外のランクインではニトリが業界別6位(総合38位)と健闘している。

  電機、機械、自動車業界では業界別トップ3に、パナソニック(総合8位)、ソニー(総合22位)、キヤノン(総合34位)と国内大手電機メーカーが並ん だ。また、自動車はトヨタ自動車(総合55位)、本田技研工業(総合72位)の自動車メーカー2社が100位以内に入った。今回の不況で製造業も大きな影 響を受けたとはいえ、世界を舞台に活動する、これら日本を代表する企業の順位としては決して高いとは言えないだろう。文系学生の人気の低さが足を引っ張っ ている結果だが、一時的な景気変動で志望度があまりに乱高下するのもいかがなものだろうか。

 

【調査概要】
調査主体:みんなの就職活動日記

企画協力:採用プロドットコム

調査期間:2009年10月1日-12月13日

調査対象:2011年度卒業予定登録学生会員

総回答人数:5703人

調査方法:「みんなの就職活動日記」上でのWebアンケートおよび、みんなの就職活動日記主催の就職イベント会場での紙アンケートを集計

調査項目:ノミネート企業600社から志望する企業5社を選択。それぞれの企業について、「仕事の魅力」「会社の魅力」「雇用の魅力」「社会的責任の魅力」「採用活動の魅力」の5つの観点から、それぞれの選択理由を一つ選び算出。

※割合は、各企業が獲得した得票数のうち、5つの観点のそれぞれの選択肢が占める割合を算出したもの。

以上

このページの先頭へ