2009年12月17日
楽天リサーチ株式会社

手帳・カレンダーの企業からの配布、減少傾向に
「貰う」から「買う」へ、楽天ブックスでも好調な売行き
-スケジュール管理に関する調査-

 楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 楽天リサーチ)と楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 楽天)が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は、スケジュール管理に関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、12月9日から12月10日にかけて、楽天リサーチ登録モニター(約175万人)の中から、全国の20-69歳の男女計1,000人の有職者を対象に行いました。

 景気低迷の影響を受け、企業が販売促進などのため年末に制作・配布していた手帳やカレンダーが減少傾向にあることが、今回の調査から明らかになりました。こうした企業の動きを受けて、これまで企業カレンダーを利用していた層の「自分買い」の傾向が顕著に見られます。「楽天ブックス」における、手帳・カレンダーの販売においては、昨年の9月-11月と比較し、手帳では3.2倍、カレンダーでは2.8倍と、大幅に伸長しています。


             ■□ 調査結果概要 □■

【総評】
 PCや携帯電話でのスケジュール機能が充実してきたとはいえ、まだまだ紙の手帳やカレンダーが支持を得ており、“手で書いて”管理するという手法が慣習化しているようだ。一方、企業が毎年制作・配布するカレンダーなどは減少傾向にあることがわかり、その分、「自分買い」の手帳の販売は好調に推移している。効率的なスケジュール管理を望む声も多く、「楽天ブックス」においては、ビジネス手帳やノウハウ本の売れ行きが好調な点も今年の特徴だ。


■スケジュール管理は仕事もプライベートも手帳がトップ!

普段のスケジュールや予定の管理に何を使用しているかを聞いたところ、仕事でも、プライベートでも「手帳」がトップという結果だった。(仕事:54.3%、プライベート:46.0%)インターネットや携帯電話が普及している現在でもリアルのツールである「手帳」や「紙のカレンダー」は根強く定着していることが見受けられた。
また、仕事では「PCのスケジュール機能」(24.9%)がプライベートより11.7ポイント多く、プライベートでは「携帯電話のスケジュール機能」(38.3%)が仕事より15.7ポイント多かった。仕事とプライベートで使用ツールの使い分けをしていることが分かった。


■手帳は「自分で購入」だが、カレンダーは「貰う」が主流!?

手帳やカレンダーの入手経路について、今年1年間使った手帳・カレンダーの入手方法について聞いところ、手帳では「自分で購入した」が73.2%、「取引先企業から貰ったもの」が16.4%と続いた。それに比べ、卓上や壁掛けなどの紙のカレンダーでは、「取引先企業から貰ったもの」が52.5%と半数を超えており、自身で購入することが多い手帳に比べて、紙のカレンダーは貰うという傾向にあるようだ。


■取引先から配布される手帳や、カレンダーは減少傾向に。

取引先企業から貰うことも多い手帳や、紙のカレンダーについて、去年の今頃と比較した、取引先企業で配布している手帳やカレンダーの配布数の増減について聞いたところ、手帳では「かなり減っている」と「やや減っている」の合算が41.1%だった。また、カレンダーも減少傾向にあるとの回答が47.6%と、例年取引先企業から貰う機会が多い有職者自身が、削減の余波を感じていることがわかる。


■取引先から貰えなかったら、買うしかない!?

来年の手帳・カレンダーを取引先からもらえなかった場合の入手方法では、手帳をもらえなかった場合では、「自分で手帳を購入する」が62.9%で断トツトップ。「付録や無料で配られた手帳を使う」(17.1%)がそれに続いた。カレンダーをもらえなかった場合では、「自分で紙のカレンダーを購入する」(36.0%)、「付録や無料で配られた紙のカレンダーを使う」(36.0%)が同率でトップとなった。
■現状のスケジュール管理は「満足」が大多数!

現状のスケジュール管理の満足度については、「満足しているが、もう少し効率的な管理がしたい」が47.7%でトップとなっており、次いで「満足しているし、現状の管理方法を継続したい」が42.2%となっていた。「満足しているが、もう少し効率的な管理がしたい」という回答が多いことを考えると、現状使用しているツールに関しては満足しているが、使い方の上でさらなる使いやすさを求めているということが見受けられる。


■携帯電話やPCでのスケジュール管理は、昨年に比べ増加傾向に

最後に普段、携帯電話やPCでスケジュール管理を行っている方に、2008年と比較した管理・登録の割合について聞いたところ、「特に変わらない」が49.1%でトップ。また、減ったという回答が3.4%なのに対し、増えたという回答は47.5%と、昨年と比較して半数近くが携帯電話やPCでのスケジュール管理の割合が多くなっていると感じているようだ。


          ■□ 調査結果 □■
      グラフ付きの調査結果・レポートは以下URLからご覧いただけます。
        ⇒ https://research.rakuten.co.jp/report/20091217/


【調査概要】
調査エリア  :全国
調査対象者  :20-69歳男女の有職者
回収サンプル数:1,000サンプル(性別×年代均等割付 各セル100サンプル)
調査期間   :2009年12月9日-12月10日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社


◆◆◆関連サイト◆◆◆

■楽天ブックス(URL:http://books.rakuten.co.jp/ )

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【2010年手帳特集】

【2010年カレンダー特集】



以上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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