2009年8月10日
楽天リサーチ株式会社
楽天写真館株式会社

夏の思い出は、ネットサービスを利用して共有してみたい
“動画”と“携帯電話カメラ”が急速に普及
-フォトプリントに関する調査-

 楽天リサーチ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 学、以下 楽天リサーチ)と楽天写真館株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:阿部 道広、以下 楽天写真館)は、フォトプリントに関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、7月23日から24日にかけて、楽天リサーチ登録モニター(約169万人)の中から、全国の20-69歳の男女計1,000人を対象に行いました。


             ■□ 調査結果概要 □■

【総評】
 インターネットによる、フォトプリントサービス市場が拡大するなか、実態は自宅で手軽にできる保存方法が一定の支持を得ているようだ。一方、今後はインターネットを経由した、フォトブック作成やフォト共有サービスなどへの利用意向が高く、サービスの拡大が期待される。SNSやブログなどCGMサービスの普及も後押しし、インターネット上での画像や動画の共有がますます浸透するのではないか。


■8割がデジタルカメラでの撮影と、今や撮影の基本ツールに!

普段旅行やレジャーに行く際の撮影ツールは「デジタルカメラ(静止画)」が81.1%、「携帯電話のカメラ(静止画)」も55.6%と、デジタルカメラと、携帯の両方を駆使して撮影している傾向が見られた。


■ここ2-3年で、“動画”と“携帯電話”が急速に普及

2-3年前と比較した利用頻度の変化を聞いたところ。最も増加傾向にある機器は、「携帯電話のムービー(動画)」が53.1%で、次いで「デジタルカメラ(動画)」(52.5%)、「携帯電話のカメラ(静止画)」(51.6%)と続く。ここ数年で、動画や携帯電話による撮影が急速に普及していることが分かる。デジタル化が進む中、「フィルムカメラ(静止画)」は、68.9%が減少傾向にあると回答しており、対照的な結果となった。



■デジカメ、撮ったものは自宅でプリント。携帯電話カメラ、“携帯に保存するだけ”。

撮影したものの保存方法については、デジタルカメラで撮影したものは、「PCの「マイピクチャ」などのフォルダに保存する」が82.2%と圧倒的に多く、自宅で手軽に保存できる手段が広く好まれていることが分かる。携帯電話で撮影した画像の保存方法について聞いたところ、「携帯のデータフォルダに保存する」が74.8%と圧倒的にトップとなっている。デジタルカメラでの用途とは大きく異なることが、改めて浮き彫りになった。
このところ、携帯電話カメラの性能は向上し、高画質の撮影が可能になったが、現状撮った画像はあくまで“携帯内”に留まり、二次利用には至っていないことが分かる。


■デジカメ写真、ネットを活用したフォトサービスの利用頻度が増加傾向。

2-3年前と比較して、利用頻度が最も増加傾向にあるのは「撮ったものをインターネット上の写真保存機能(サービス)で保存する」で63.7%だった。インターネットを利用したサービスの利用は増加傾向にあり、サービスが浸透していることが分かった。また、現状の利用動向に比べ、「本当はこうしたい」という希望が最も高かったのは、「ネットで編集できる写真集(フォトブック)にする」(17.1%)で、現状よりも11.9ポイント高く、今後利用してみたい意向が高いことが分かる。


■携帯電話のカメラでもインターネットを利用したサービスに期待が膨らむ!

携帯電話のカメラで撮影したものを、本当はどのようにして保存したいかを聞いたところ、現状の利用動向との差が最も大きかったのは、「撮ったものを自宅でCD-ROMなどに保存する」で、12.2ポイントだった。次いで、「撮ったものをネットで編集できる写真集(フォトブック)にする」(9.4ポイント)、「撮ったものを自宅でプリントする」(9.0ポイント)が続いた。携帯電話で撮影した画像も、端末内に留まらず、何かしらの形で保存しておきたいという、ユーザーの期待が大きいことが分かる。


■画像の共有方法、デジタルカメラは「現像した写真を見せる」。携帯電話のカメラは「画像をメールや赤外線で送る」がトップ。

画像を他の人に共有する場合の方法を聞いた。デジタルカメラでは「現像した写真を見せる」(45.1%)が、携帯電話のカメラでは「画像をメールや赤外線で送る」(48.4%)がそれぞれトップだった。携帯電話の画像共有では「カメラなど機器の画面で直接見せる」も45.5%と高く、デジタルカメラの画像は“形に残して”、携帯電話で撮った画像は“データで残して”共有するという、“使い分け”が伺い知ることができる。
                ■□ 調査結果 □■
        グラフ付きの調査結果・レポートは以下URLからご覧いただけます。
        ⇒ https://research.rakuten.co.jp/report/20090810/



【調査概要】
調査エリア  :全国
調査対象者  :20-69歳男女
回収サンプル数:1,000サンプル(性別×年代均等割付 各セル100サンプル)
調査期間   :2009年7月23日-24日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社


◆◆◆関連サイト◆◆◆

■楽天写真館 URL→https://shashinkan.rakuten.co.jp/
 インターネット上でフォトブックやネットプリントの発注が出来るフォトECサイト。楽天会員のユーザーIDで利用することができ、利用額に応じて楽天スーパーポイントが付与されます。初めての方にも使い勝手のよい操作で、簡単に画像を一括アップロードすることができます。


   以上
 

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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