トップ > ニュース > プレスリリース

このページを印刷する

ニュース

2008年3月19日
楽天リサーチ株式会社

中国の消費者も日本と同様「食」の安全性を意識
-「食」に関する意識・日中比較調査結果より-


 楽天リサーチ株式会社(代表取締役社長:森 学、本社:東京都品川区)と、楽天リサーチ株式会社の中国現地法人である創光咨詢(上海)有限公司は、日本と中国の「食」に関する意識調査をインターネットで実施した。今回の調査では、日本と中国に抱えるインターネットリサーチモニターそれぞれ100人(30代-60代の女性)を対象に、生鮮野菜や冷凍食品を購入する際に重視すること、冷凍食品の利用頻度、食品を購入する際の行動傾向などについて聞いた。
 調査は、日本が2008年3月1日-3月2日に、中国は2008年3月4日-3月5日に実施した。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              □■調査結果概要■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■生鮮野菜、果物を購入する際に最も重視する点について、特に「国内産
 (生産国)であること」、「見た目(色、形など)がきれいなこと」、「生産者や販
 売元の信頼性」の各項目において、日本と中国で大きな違いがみられた。

■冷凍食品の利用頻度については、日本、中国ともに「1週間に2-3回程度」
 「1週間に1回程度」「1ヶ月に2-3回程度」がボリュームゾーンとなっており、
 両国で冷凍食品が多く利用されていることがうかがえた。

■冷凍食品を購入する際に最も重視することについて、日本では「(日本の)
 国内産であること」が最も多いが、中国で最も多いのは「製造年月日」という
 結果となった。中国の消費者は、日本の消費者以上に「製造年月日」を気に
 する傾向にあることがわかった。

■食品を購入する際の行動については、日本、中国ともに「食品の安全性を
 優先する」との基本姿勢ではあるが、特に日本では「食品によって、安全性と
 価格の安さの優先度を変える」との回答も多く、安全とコストの間でゆれる
 複雑な消費者心理がうかがえる。

                   □■調査結果■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■中国では商品の見た目が重視される傾向がある

 はじめに、生鮮野菜や果物を購入する際に重視する点について聞いた。回答が最も多い項目は、日本、中国ともに「新鮮さ」(日本:88.0%、中国:96.0%)であった。以下、日本では「(日本の)国内産であること」(70.0%)、「価格が安いこと」(68.0%)が、中国では「見た目(色、形など)がきれいなこと」(74.0%)、「美味しいこと」(69.0%)が続いた。
 「(中国の)国内産であること」を重視するのは、中国では9.0%にとどまり、国内産であることに価値を認めない傾向が強いことがうかがえる。また、「見た目(色、形など)がきれいなこと」については、日本の39.0%に対し中国では74.0%と35ポイントの開きがあり、中国では日本に比べて商品の見た目が特に重視されていることがうかがえた。


■中国と日本では最も重視される点に大きな違いがある

 生鮮野菜や果物を購入する際に最も重視する点については、日本では「(日本の)国内産であること」(39.4%)が最も多く、以下「新鮮さ」(27.3%)、「生産者や販売元の信頼性」(18.2%)と続く。
 一方、中国では、「新鮮さ」(64.0%)が最も多く、「無農薬(減農薬)栽培や有機栽培であること」(12.0%)、「美味しいこと」(11.0%)が続く。
 日本で回答が多かった「(日本の)国内産であること」と「生産者や販売元の信頼性」について中国では、両項目とも0.0%という結果になった。産地や生産者に対するこだわりが強い日本と、そうでない中国との対照的な構図を表しているといえる。

■中国でも日本同様に冷凍食品が頻繁に利用されている

 続いて冷凍食品に関して聞いた。まずその利用頻度に関して聞いたところ、日本では48.0%、中国では59.0%の家庭で1週間に1回程度利用されているという結果となった。中国においても日本以上に、冷凍食品が頻繁に利用されていることがうかがえる。
 冷凍食品を購入する際に重視する点については、日本では「(日本の)国内産であること」(68.0%)、中国では「製造年月日」(80.0%)が最も多かった。


■産地に対するこだわりが強い日本、製造年月日に対するこだわりが強い中国

 冷凍食品を購入する際に最も重視することについて聞いたところ、「国内産であること」との回答は、日本で37.0%となったのに対し、中国では0.0%となり、明らかな違いが浮き彫りになった。生鮮野菜や果物と同様、中国では産地についてのこだわりが強くないことがうかがえる。
 一方、「メーカーや販売元の信頼性」を最も重視するという回答は日本、中国ともに多く、生鮮野菜や果物の場合との違いがみられた。


■中国の消費者も日本同様、食の安全性を気にかけている

 最後に、食品を購入する際の行動意識について聞いた。最も多いのは日本、中国ともに「食品の安全性を優先する」で、中国では71.0%に達し、日本の51.0%を大きく上回る結果となった。
 「食品の安全性を優先する」と「食品によって、安全性と価格の安さの優先度を変える」を合算すると、日本は94.0%、中国は90.0%となる。中国の消費者も日本同様、様々な種類の食品に対して安全性を気にかけていることがわかった。
 しかしながら、日本、中国ともに「食品の安全性を優先する」との基本姿勢ではあるが、特に日本では「食品によって、安全性と価格の安さの優先度を変える」との回答が43.0%と、中国に対し24ポイント上回り、安全とコストの間でゆれる複雑な消費者心理がうかがえる。


 グラフ付きの調査結果は以下URLからご覧いただけます。
 ⇒ http://research.rakuten.co.jp/report/
==============================================


【日本調査概要】
調査エリア   :全国
調査対象者   :30代-60代・女性
回収サンプル数:100サンプル(年代別均等割付)
調査期間    :2008年3月1日-3月2日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社

【中国調査概要】
調査エリア   :全国(香港・台湾をのぞく)
調査対象者   :30代以上・女性
回収サンプル数:100サンプル
調査期間    :2008年3月4日-3月5日
調査実施機関 :創光咨詢(上海)有限公司
          (楽天リサーチ株式会社・上海現地法人)

以上
このページの先頭へ