□ | 2003年12月3日 |
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楽天株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史、以下 楽天)は約7,200 社の「楽天市場」出店者に提供するEコマースのASPサービス「RMS(楽天マーチャントサーバ)」のメール配信機能「R-Mail Plus」に、ユーザの購入回数別にセグメント配信を行える機能を新たに追加し、12月1日より全ての出店者にご利用いただけるようにいたしました。 これまで提供しておりましたセグメント配信の条件には、ユーザが自店舗のサービスを利用した期間、サービスの種類(通常購入、オークション購入など)、住所(都道府県別)、商品での条件絞り込みを装備しておりましたが、購入経験のあるリピーター層に訴求する施策として、この度、購入回数別での条件を追加いたしました。また、購入未経験のユーザに対しても積極的なアプローチを行えるよう、1クリックで簡単にリスト作成ができる機能も同時に提供いたします。 なお、今回の機能提供に関しましては、12月・1月に全国各地で開催予定のEコマースセミナーにおいてもご案内してまいります。 【 メール配信機能 「R-Mail Plus」とは 】 自店舗のサービスを利用されたユーザ属性に対して、テキストメールおよびHTMLメールのメールマガジン(以下、メルマガ)を配信する機能です。送信は、ユーザ全員に一度に配信するだけでなく、送信対象者のサービス利用や登録住所などの属性情報を選択するだけでリストを自動的に作成し、ターゲットを絞り込んでユーザに合わせたメルマガを送信することが可能です。さらにこの度、購入回数別での絞り込み機能も追加し、より絞り込みの幅を拡大いたしました。 【 セグメント配信について 】 メルマガは、ユーザ全員に同じ内容を送るよりも、各ユーザに合わせた内容を送信する方が開封率やクリック数が高くなります。例えば、「初めて読まれる方には自店舗についてより詳しく説明」、「お得意様には、特典を感じられる内容」といった具合です。そうすることで顧客満足度も向上します。楽天はこのようなユーザに合わせたセグメント配信がメルマガとして有効であり、今後主流になってくるものと考えております。 【 購入回数別セグメント配信の効果 】 楽天では、約400万通配信の「楽天市場ニュース」を筆頭に、ユーザ向けにグルメやファッションなど様々なジャンルの定期メルマガを発行しております。また既にグルメジャンルでは購入回数でのセグメント配信を導入しており、その結果としてジャンル別流通額が大幅に増大しました。(以下、その一例となります。) ★グルメニュースの配信実績 ニュース読者約100万名を次の3つにセグメントし、属性に合わせて配信。
★ワインニュースの配信実績 ニュース読者約20万人を次の3つにセグメントし、属性に合わせて配信。
楽天は、購入回数でのセグメント配信が今後販売促進に大きく寄与するものと期待し、楽天大学事業を通じた出店者へのノウハウの共有をはじめ、12月・1月に全国各地で開催予定のEコマースセミナーなど、様々な機会を通じて情報を共有していきたいと考えております。 (以下、12月・1月のEコマースセミナーの詳細になります。)
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