2000年11月26日 |
■ 楽天株式会社による株式会社インフォシークの100%株式取得について |
インターネットショッピング&オークションサイト「楽天市場」を運営している楽天株式 会社(本社 東京都目黒区・代表取締役 三木谷浩史 以下、「楽天」)は、日本有数のイ ンターネット・ポータル事業を運営している株式会社インフォシーク(東京都渋谷区・代 表取締役社長 中村隆夫 以下、「インフォシーク」)の発行済株式100%を取得し完全子 会社化することになりました。 インフォシークは1996年10月に株式会社デジタルガレージが米国Infoseek Corporationから ライセンスを受ける形でサービスを開始し、現在では同社の誇る強力な検索エンジンを核に、 各種コミュニティサービスを提供している日本有数のポータルサイトです。今回楽天は、 インフォシークの100%株式をWalt Disney Company傘下の米国Infoseek Corporationより取得し、 日本市場においてインフォシークのブランドを所有すると同時に、同社の持つ検索エンジンを 含む各種技術の独占的使用権を得ました。 インフォシークの強みである強力な検索機能を核とした「情報系」サービスを、楽天の強みで ある質の高いショッピングを中心とした「生活系」サービスと組み合わせることで、今後大きな シナジーが見込めるものと考えています。 また、「楽天市場」の出店者にとってはインフォシークからのトラフィックを取り込むことに より、更なる来客数の増大・来客層の拡大を見込め、「楽天市場」と「インフォシーク」 両サイトを訪れるユーザーにとっては従来よりも総合的かつ高度なサービスを受けることが可能となります。 EC最大手の楽天と、インターネット・ポータルの老舗であるインフォシークが手を組むことで、 No.1インターネットサービス企業に向けて最高の組み合わせができました。また同時に、 今回の資本提携をきっかけとして、楽天はこれまでのショッピング・オークションを中心とした インターネットコマース企業から、より広く総合的なメディア企業を目指していきます。尚、 インフォシークの営業体制については基本的には変更せず、現状のまま独立したサービスとして運営を続けて参ります。 ● インフォシーク 「打てばひびくインターネット」をモットーに、強力な検索機能を核に各種コミュニティサービスを 提供する日本有数のインターネット・ポータルサイト。i-modeなど携帯電話向けのサービスも充実している。 現在月間アクセス数は約1億7,000万PV。 インターネット視聴率調査JAR(Japan Access Rating)の検索サービスにおいてはポータル2位のスコアとなっている(11月現在)。 ホームページアドレス:https://www.infoseek.co.jp/ ● 楽天市場 楽天が運営する日本最大級のショッピングモール&オークションサイトで、現在契約店舗数約5,050店、 取扱い商品数約61万点を誇る。 コンシューマーのコミュニティサイトとして非常に人気が高く、現在月間アクセス数は約1億5,000万PVと なっている。 インターネット視聴率調査JAR(Japan Access Rating)ではショッピング部門で圧倒的ナンバーワン。 ホームページアドレス:https://www.rakuten.co.jp/ |
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