2011年3月の震災直後から夏季の電力需要において楽天は社会全体の電力に貢献すべく政府からの要請である15%節電に留まらない、より高い40%削減(2010年同期比一人あたりの消費電力)を目指した節電に取り組んでまいりました。2011年10月からは、事業の継続と従業員の労働環境を、より一層維持していく無理のない持続的な活動として、20%削減を目標とした節電に取り組んでいます。
2012年今夏の節電策
今夏の節電は、通年の目標である20%節電を実施しています。楽天の節電策の大きな特徴は消費電力の日次での把握と予測です。
昨年の40%節電の活動から、楽天グループの国内12拠点の消費電力を月次で把握および予測するフローを構築し、消費電力を分析し、従業員の業務や健康に支障のない共有スペースで消費する空調や照明を抑制するなど細やかな工夫をすることができました。
今年は、この把握および予測する仕組みを「Rakuten Smart Green Meter」として、まずは東京本社の消費電力をセンサーで計測するなど、データの精緻化により効率的に電力を使用する活動を実施していきます。更に消費電力をリアルタイムに従業員に共有し、社内SNSを通して従業員一人ひとりが当事者として節電に意欲が持てる活動を推進していきます。
活動内容は、昨年実施してきた「照明」「コンセントから供給される電力」「空調」の3つの消費電力をより具体的な節電活動に落とし込み実施しています。
- 【具体的な節電内容】
- ・適正設定での空調利用
- ・省電力PC、OSへの移行
- ・USB経由の受電(例:ケータイ、扇風機など)
- ・PC用ディスプレイの明るさの抑制
- ・オフィス内照明の50%間引き
2012年直近の節電状況
こちらのページでは定期的に今夏の節電状況を掲載していきます。3月の時点では2010年度同期比で一人あたりの消費電力量を69.6%(削減率30.4%)まで抑えることができました(国内オフィス12拠点に於いて)。
- ・実績値:国内12拠点分の消費電力量を在籍者数で頭割りした数値
- ・予測値:昨年度/今年度の実績を元に算出した現時点の予測値
- ・見込み値:現時点で消費電力量未確定の2拠点分を含めて算出した数値
- ※更新日2013/2/26
事業継続を鑑みた持続的な節電
楽天は電力を用いるインターネットサービスを運営しています。将来的にはグリーンエネルギーへのシフトを視野に入れつつ、現時点ではエネルギー利用をいかに制限し、効率化していくかに重きを置いた取り組みが社会の貢献につながると考えます。
また、約10万社の取引先のビジネスが楽天のサービス上で運営されていることから、社会的責任上、事業継続性の担保が求められます。
事業を継続することや、健やかな労働環境を保つことで、生産性を落とさないエネルギー利用が実現します。
>>Rakuten Smart Green Projectへ
昨年2011年の電力削減の取り組み(2011年震災直後~8月末)
「Project 60」として、一人あたり消費電力40%削減に取り組んできました。4月時点で40%削減を達成し、2012年と同様の様々な活動を実施し、これらの活動を組み合わせることにより従業員の出社時間が早まるなど勤務時間に変化が生じ、照明使用に係る電力使用量は60%削減されるという結果も見られました。