
- インターネットの未来を創造する、学生を支援する楽天技術研究所の産学連携
- 楽天は、インターネットの未来を予測し、新たなテクノロジーを創出するための研究機関「楽天技術研究所」を2005年に設立しました。楽天技術研究所は、研究者たちの専門性・嗜好を活かした活動をサポートし、楽天という枠を超えたインターネット全般における先進的技術を革新的サービスにつなげる研究機関です。その一環として産学連携を強化し、インターネット企業としてのアカデミックな知識や人材との新しいコラボレーションを実現するための活動に積極的に取り組んでいます。
産学連携
楽天技術研究所による産学連携は、各大学との共同研究、学会形式の研究発表会である「楽天研究開発シンポジウム」の実施、情報工学系の学会への協賛活動があります。
- 大学との共同研究
- 総合旅行サイト「楽天トラベル」のお客様の声を活用した自然言語処理に関する共同研究を電気通信大学と、オンライン書店「楽天ブックス」の購買データを活用したロングテールに関する共同研究を慶応義塾大学SFC研究所とそれぞれ実施し、楽天グループの膨大なデータを活用した様々な共同研究を推進してきました。
- 論文発表の場、企業主催における国内初のシンポジウムの開催
- 新しいインタネットサービスを創造する技術や今後の研究について考える、企業主催として国内初の試みとなる「楽天研究開発シンポジウム」を年に1度開催しています。研究者たちの技術革新を支援することを目的に実施するもので、若手研究者が一同に会し、研究アイデアや研究成果を発表すると共に、それをもとに様々な議論を展開していきます。
- 2回目となる「楽天研究開発シンポジウム2009」は、約140名の研究者たちが集まり、ポスター発表を含む約20名の研究内容に対する積極的な議論が成されました。更に今回から新たに査読委員会を設け、学術的な側面から審査すると共にビジネスとしての実用性や実現性についても積極的に評価するようにしました。

| 「楽天研究開発シンポジウム2009」審査委員会 (順不同、敬称略) | |
|---|---|
| 阿部 洋丈 | 豊橋技術科学大学 工学部 助教 |
| 井庭 崇 | 慶應義塾大学 総合政策学部 専任講師 |
| 尾内 理紀夫 | 電気通信大学 電気通信学部 教授 |
| 角谷 和俊 | 兵庫県立大学 環境人間学部環境人間学科 教授 |
| 関根 聡 | ニューヨーク大学 CS学科 准教授 |
| 武田 圭史 | 慶應義塾大学 環境情報学部 教授 |
| 田中 克己 | 京都大学 大学院情報学研究科 教授 |
| 田中 二郎 | 筑波大学 大学院システム情報工学研究科 教授 |
| 千葉 滋 | 東京工業大学 大学院情報理工学研究科 教授 |
| 増原 英彦 | 東京大学 大学院総合文化研究科 准教授 |
| 山名 早人 | 早稲田大学 理工学術院 教授 |
| 米澤 明憲 | 東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授 |
| 森 正弥 | 楽天株式会社 楽天技術研究所 |
| まつもと ゆきひろ | 楽天株式会社 楽天技術研究所 |
| 平野 廣美 | 楽天株式会社 楽天技術研究所 |

- 新しい技術が創出される学会への協賛と連携
- 2009年に世界有数のプログラミングコンテスト、ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト東京大会に特別協賛しました。このコンテストは、アメリカの計算機科学分野の学会であるAssociation for Computing Machinery (ACM)日本支部が主催する、2009年度で34回を迎えた伝統あるイベントです。
- 同特別協賛は、日本国内におけるインターネット技術向上の一助になることを期待すると共に、プログラミング技術を磨き、世界の頂点を目指す学生たちの挑戦を支援することを目的としています。

- WebDB Forumとの連携
- 2009年は、産学連携をさらに強化し、情報処理学会データベースシステム研究会、日本データベース学会、電子情報通信学会 データ工学研究専門委員会の三団体が主催する学会「WebDB Forum 2009」への協賛もいたしました。また協賛のみならず学会と連携し、楽天推薦枠を設け「楽天研究開発シンポジウム2009」にて、優秀な成績を残した3名の方に発表いただきました。企業の学会連携は初の試みとなり、今後も学会との連携強化を図ってまいります。