Global Ad Technology Division
Global Ad Technology Division
Globlal Ad Technology Division

Global Ad Technology
Supervisory Department

「日本最大級のEC」
の広告を支える、
グローバル
テクノロジーチーム

日本トップクラスのEC広告シェアを誇る
楽天のアドビジネス。
多岐にわたるサービスに集まる膨大なトラフィックデータを収集・解析・活用し、
楽天グループ全体の経済圏を広げるマーケティングソリューションを、
日本、シンガポール、中国、インドなどの拠点から支えています。

事業紹介Our Business

次代の広告ビジネスを
牽引する存在に

「楽天市場」を中心に、私たち楽天は楽天IDをベースとした国内最大級の
エコシステム(経済圏)を構築してきました。「楽天市場」に代表されるEコマースに加え、
クレジットカード、銀行、通信など生活者のみなさまに密着したサービスを展開しています。
その結果として、楽天会員は国内だけでも1億以上、グローバルの利用者は約16億で、
膨大なデータを蓄積するまでに至りました。

トップインタビューCTO Interview

「アドテクノロジーと楽天の未来」

これからアドはもっと自然に、
もっと身近になっていく。
楽天はユーザー、広告主が
幸せになる世界観を作っていきたい。

Teruji HOSHINO

Executive officer, Rakuten Group, Inc.
Director, Global Ad Technology Supervisory Department (Tech Div)
CTO, A&M Company
Director, IP&PM Technology Supervisory Department (C&ECompany)

2003年、楽天ポイントのエンジニアとして楽天入社。
その後、楽天ペイのオンラインサービス立ち上げ, Traffic GateのプロジェクトやLinkShareの取得に関わり、Ad TechチームやBooks Techのシニアマネージャーを歴任。
2014年より、Ad TechチームのDirectorとしてシンガポールオフィスより、世界各拠点のAd Techチームを統括している。

01

楽天は日本のEC広告をリードしていますが、
GATDではアドの未来についてどのように考えていますか?

GATDが担当しているのは「広告」にまつわるテクノロジーです。
これから僕たちチームが目指したいのは、「欲しいものが欲しいタイミングに提供される」こと。広告であることを意識しない世界です。
広告には、ノイズのようなネガティブな印象もありますが、ユーザーが広告を意識せず、自然に自分が探していたものに出会うことほど便利なことはないはずなんです。ユーザー、広告主、楽天の3者ともにメリットを得られる、そんな世界をテクノロジーで実現していきたいと思っています。

一般の人はあまり意識されていないことも多いと思いますが、よくある「おすすめ商品」の表示は、実は広告の時と、そうでない時が存在します。たとえば、コンビニでパンを買うとき、お茶が一緒におすすめされることがあります。なぜかと言うと、パンを買うとき一緒にお茶を買う人が多いから、傾向を鑑みておすすめをしている、という自然な提案です。そしてそのとき、特定のお茶のブランドを提案するとき、それは「広告」になります。

今よりもっと、ユーザーが生活する日常の流れに則って、広告を出す人と広告を見る人、楽天、みんなが便利で幸せになる世界観を作っていきたい、と考えています。また、楽天が持つ膨大なデータの蓄積・解析・活用をベースに、ユーザーの意識下のディスカバリーの領域まで、広告主とユーザーをマッチングさせるいろいろな可能性を模索し続けたいですね。

02

GATDで現在注力している領域にはどんなものがありますか?

インタビュー画像

シンガポールのCentral Business District・Raffles Placeのオフィスにて

今最も注力して取り組んでいる領域が2つあります。
一つ目は「モバイル」。これまでのEC(楽天市場)以外の広告に展開する流れがありますが、特に楽天モバイルを広告ビジネスで支えていくこと。2つ目は「オフライン」です。オフラインに、オンラインで培ったマーケティングのノウハウを展開していくこと。

まず、楽天モバイルはポイントの活用や他のサービスを知ってもらうきっかけになる、楽天経済圏を大きくする入り口の役割を担っています。GATDでは、広告の技術を使って、たとえば楽天モバイルでの広告表示をすることで、もっと安価にサービスを提供できないか、という取り組みを進めています。

また、現在はまだ店頭でのオフラインの購買行動は一般的に活用されていませんが、僕たちは今後オフラインでもオンラインと同じ世界観が作れると思っています。というのも、最近の東急さんや西友さんなどのリテール、楽天ペイ、その他の街中で目にする楽天ポイントカード加盟店との提携により、楽天の持つ膨大なユーザーデータと店頭の行動を組み合わせて活用することが実現可能になってきているからです。1ユーザーの、オンライン・オフラインを含めた日常の行動に寄り添って、こういう情報が欲しいのではないか、という提案と広告をマッチングする。こういったプロモーションの技術開発は、今後オンライン・オフラインの境目なく展開していく、というのが僕たちのビジョンです。

この2つのポイントからも、GATDでは楽天全体のサービスのつながり強化を意識した開発が行われていると言えると思いますね。

03

GATDの組織について教えてください。

特にメインの拠点の日本、シンガポール、中国、インドは、アジアでもっともタレントが集まっている地域です。その4つに大きな拠点を置く理由はたった1つ、違う観点、違うバックグラウンドの人と仕事をすることで、多様な意見・アイディアが飛び交う環境を作り、ダイバーシティを加速させ、結果、イノベーションを加速させたいんです!

僕たちGATDの組織図は国で分かれていません。1つの組織が複数の国の拠点をまたがって一つのチームになっているのは、GATDならではの特長と言えるかもしれません。年齢、国籍、性別、場所を気にしないで1つのチームになりたい、というのはGATDだけでなく楽天グループ全体のオープンな文化も反映していますね。僕は、その人がシンガポールにいようが、日本にいようが、場所に関わらず同じことができるように、なるべく違いが出ないように意識してスタッフと接しています。やりたい、という意欲のある人がずっとやっていける環境を考えた時、やはりそこはイノベーションを生む土壌であるべきで、そのためには多様性が必要です。GATDは、楽天グループの中でも最もダイバーシティに富むチームで構成されています。

インタビュー画像

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応募を検討されている方に一言

GATDは最先端のテクノロジーを活用しているチームであり、楽天グループ全体の膨大なトラフィックを支えているサービスの一つです。楽天の多様なグループの中でも、データ量をコントロールする技術的なチャレンジが多い部門でもあります。逆に言えば、それらのデータを活用していく可能性も多様と言えます。チャレンジが多い中でも、どんどん自分のやりたいことを提案してくれる人と一緒に仕事がしたいです!

僕たちは、オープンで、自ら手を挙げる文化を奨励しています。多様性豊かなチームなので、多様な人といろいろな形で仕事をして切磋琢磨し合うことを楽しんでいただける環境だと思っています。「アドの世界、面白そうだな」と思っていただけた方は、ぜひご応募お待ちしています!

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