圧倒的な影響力を持つ楽天で、自分の力を試してみたい

前職は専門商社で、新規プロジェクトの企画・営業に携わっていました。大手企業だからこそのしがらみに限界を感じはじめたのが、転職を考えるきっかけです。もっと自由に、裁量をもった仕事をしたい。元々興味のあったEC領域でマーケティングに関わる仕事に携わってみたい。そう思った私が転職先として、まず思い描いたのが楽天でした。日本のECビジネスを牽引する存在ですし、日本最大のオーディエンスデータを持っている。最先端の技術を駆使したら、どんなことができるんだろうかと、単純に興味を持ったのです。

選考の中で、ある飲料メーカーと楽天トラベルがコラボレーションした販促・マーケティング事例のお話を伺った時には、目の前の世界がパッと広がる思いでした。クライアントのサービスと、楽天が持つサービスのシナジーが生きれば、こんな面白い仕事ができるのか！と。私もここで実力を試してみたい！と迷わず入社を決めました。

アイデアを活かし、クライアントの期待を超える提案に挑戦

営業部は直接クライアントに向き合う直販チームと、代理店を担当するチームの２つに分かれており、私は直販チーム。クライアントの課題に対して楽天のサービス基盤を使い、効果的な広告ソリューションの提案を行っていくのが主な仕事です。

これまでお取引のない企業に対してアプローチしていくわけですが、「楽天の会員データや購買データを使ってリアルなマーケティングができる」とアプローチすれば、多くの企業が興味を示してくださります。それだけ、集客や売上に繋がる施策に課題を感じている企業が多いということ、そして楽天が持つデータの価値の高さを実感します。

この仕事の魅力は、決まった広告枠を売るのではなく、クライアントのニーズに対して、ゼロベースでサービスを考えていくことができること。それには、楽天の様々なサービスや、楽天DSPなど幅広い広告商品を理解しなければいけません。こういう時はこういう商品・サービスで提案すればいい、というセオリーもありませんから、同じクライアントでも、営業が変われば提案内容は異なるでしょうね。だからこそ、自分の発想力を武器に、あっと驚く新しい仕掛けに挑戦することができるのです。

実力を磨き、無限の可能性が広がるフィールド

自分が携わった仕事の中で印象深いのは、ある有名なPCソフトを扱うメーカーのブランド認知を促進する案件です。具体的には、楽天市場で新しくPCを購入した人をターゲットに、クイズをDSPで配信して興味を喚起し、購入すれば楽天スーパーポイントをプレゼントするという企画を提案しました。マスに対してPRするよりも、実際の購買履歴や購買データをもとにターゲットをリアルな正値で設定すれば、無駄のない効果的なアプローチができます。ダイナミズムを実感できる成果に、クライアントも大きな手ごたえを感じていただきました。

施策を進めていく時には、他の事業部の人を巻き込み、イニシアティブをとって自分が引っ張っていかなくてはなりません。楽天には1万人以上の社員がいますから、どこのどんな人と、何を調整していかなくてはならないのか、把握するだけでも大変です。先輩や上司のサポートを受けながらも、プロジェクトを成功に導くことができた時には、大きな達成感を感じました。

今後の目標は、楽天が持つメディアだけでなく、技術（テクノロジー）面も含めてシナジーを最大化していきながら、世の中にインパクトを与えるような仕事を、自分の手で創りだすこと。ここぞという時に備えて、常にアンテナを張り、アイデアを溜めている毎日です。

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