【Employee Voice:Nao】年齢や社歴は関係がない!想像以上のスピード感と規模感で自分自身の成長にも期待できる環境

法務コンプライアンス部
ヴァイスシニアマネージャー
Nao

楽天に入社した理由

これまで保険業界でコンプライアンスの業務に約7年間従事してきました。もっとコンプライアンス業務の幅を広げたいと思い、転職を考え始めました。そして、転職活動を開始して間もない頃に、とりあえず面接を受けてみようと、オンラインで楽天の面接を受けたんです。正直なところ、そこまで企業研究ができていない状態で臨んだのですが、面接担当の方々からお話を伺っていると、楽天のカルチャーが私の仕事スタイルに合うかもしれないと思えたのです。特に楽天主義でも触れられているスピード感ある環境に惹かれ、入社を決めました。

ビジネスや地域が様々であるがゆえに感じる仕事の難しさややりがい

―現在のお仕事内容について教えてください。

現在、楽天グループのコンプライアンス管理体制の構築・推進のお仕事をしています。すでに構築されたものを改善しながら高度化していくものに加えて、ゼロから体制を構築する案件もあります。容易なことではありませんが、楽天グループのコンプライアンス体制の構築に自身が関わっていると実感することができるので、大変やりがいを感じます。同時に、自身の考えや進め方が今後の会社の態勢に反映されるということには緊張感も伴います。だからこそ、コンプライアンス体制の構築を通じて会社に貢献していくことが、結果として自分自身の経験や能力を向上させ、個人としての成長にも繋がると思えるのです。

スピード感もやはりありますね。私が以前担当していた統合的リスク管理(「ERM」(注1))プロジェクトでは、グループ全体のリスク管理の高度化を目指し、3ヶ月で管理体制と運用の設計を行いました。グループ横断型のプロジェクトなので、海外拠点のリスク管理やコンプライアンスの担当とのやりとりも日常的に行っていました。組織の構成が国によって異なっていたり、物事の認識の仕方にも差があったりと、コミュニケーションに苦労することもありますが、手さぐりながら対応していました。携わったのは主に設計フェーズのみでしたが、楽天のスピード感や規模感を実感したプロジェクトでした。

―入社前の楽天への印象は、入社後に変わりましたか?

入社前は、大きな企業でありながら、枠に捉われることなく様々なビジネスを手掛けているベンチャー企業という印象を抱いていました。その点は入社後も大きく変わっていませんが、コンプライアンスの業務に関わる立場から見ると、組織としての大きさは思っていた以上でした。また、ビジネスや地域が様々であるがゆえの違いもあるため、業務の進め方は都度しっかりと考えるようにしています。

楽天は現在世界30カ国・地域の拠点から事業を展開している。

今後の目標は?

企業のコンプライアンス体制は、同じ仕組みを単にあてがうのではなく、それぞれのビジネスや地域ごとのリスクに応じて構築する必要があります。俯瞰的な視点を持つためにも、より深く楽天の組織とカルチャーを理解し、体現していくことで、人の育成やマネジメントにも携わりながら周囲からも頼られる存在になりたいです。

在宅勤務でも中途入社者が職場に馴染んでいける環境

―入社が政府の緊急事態解除宣言の直後と、原則在宅勤務の状況からスタートとなりましたが、現在の状況はどうですか?

最初は完全に在宅勤務という状況にとても驚いたのですが、所属先の皆さんに手厚くサポートしていただけて、思っていたよりも早く新しい環境に馴染んでいけました。社内のコミュニケーションは、日々のチーム内の進捗を確認し合うハドルミーティングやマネージャーとの定期的な1on1ミーティング(注2)を通じて、リモートながらも円滑に取れていると思います。楽天では、オンライン会議へ参加する際に顔を出し合う習慣があり、中途入社者にとっては、在宅勤務が続いて顔を直接合わせたことがないままの人の方がほとんどなので助かっています。

夫も在宅勤務なので、朝子どもを預けたら、それぞれの仕事を自宅でしています。子育てと両立をするうえで、残業にならないようにスケジュールの組み方や配分には普段から気を付けています。マネージャーにもお子さんがいますし、周囲からも理解を得られやすい環境です。

―楽天で働くことの魅力とは?

年齢や社歴に関係なく色々な仕事を任されるところが魅力だと思います。どの場面でも課題意識を持つことが大切とされるため、課題解決に向けて自由に提案がしやすく、意欲があれば新たな領域に挑戦できる機会も多いです。

―楽天に向いていると思う人物像は?

何でも前向きに捉えられる人ですね。会社名にあるように楽天的に。他は、考え込むだけでなく行動に移すことができる人、自分自身の意見を持って発することのできる人に向いている会社だと思います。

(注1)Enterprise Risk Management(統合的リスク管理)の略称。組織体に発生するあらゆるリスクについて、部門ごとに対処するのではなく、組織全体の視点から統合的・包括的・戦略的に把握・評価・最適化し、効果的・効率的なリスクマネジメントを行うもの。

(注2)楽天ではマネージャーと社員が定期的な1on1ミーティングを行う仕組みを全社的に導入しています。 https://corp.rakuten.co.jp/careers/topics/corporate3/

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