楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)とスタートアップ企業の育成・支援で世界有数のアクセラレーターであるテックスターズ(社名:PBTS LLC、本社:米国・コロラド州ボールダー)は本日、「楽天アクセラレーター powered by テックスターズ 2019」プログラムにおいて、国内外のスタートアップ企業から同プログラムへの参加企業を募集します(注)。
昨年の第1回目に続き、今年で第2回目となる本プログラムのテーマは「コミュニケーション、デジタルコマース、データマーケティングの未来」です。本プログラムは、世界各国・地域のスタートアップ企業に、同テーマに沿った、ビジネスアイデアを募り、選出された企業は、テックスターズと楽天からの支援を受け、グローバルなネットワークを活用した革新的なサービス開発と事業展開に向けた機会を得ることができます。
本プログラムは、楽天のアジア地域統括オフィスがあるシンガポールを拠点に行われます。参加企業は初期資金の出資に加え、テックスターズがネットワークを持つ一流の企業役員やリーダー、楽天のEコマース、フィンテック、デジタルコンテンツ、通信、研究開発など各部門から助言や指導を受けることができます。
楽天の常務執行役員でインベストメント&インキュベーションカンパニーのプレジデントを務め、日本を除くアジアにおける楽天グループの事業を統括するAsia RHO 代表でもある高澤廣志は、次のようにコメントしています。「楽天は、国内外のスタートアップ企業との連携を通じて各主要事業における革新を加速させることを目指しています。2019年はプログラムの範囲を広げ、モバイルネットワークや、データマーケティングなど、『楽天エコシステム』をさらに飛躍的に革新させる新たな領域も加えています」
テックスターズの共同創業者で共同CEOでもあるデビッド・ブラウンは、次のようにコメントしています。「昨年初めて実施した『楽天アクセラレーター powered by テックスターズ 2018』プログラムが大きな成功を収めたのを受け、今年、第2回目の募集を開始できることを大変嬉しく思います。今後も楽天のグローバルなエコシステムと会員基盤を活用し、アジア太平洋地域における当社のプレゼンスを拡大していくとともに、多くの意欲ある有望な起業家の皆さんを私たちのグローバルネットワークにお迎えするのが楽しみです」
本プログラムの対象となる領域は以下の通りです。
・MNOビジネス関連:
モバイルエッジコンピューティング、ビッグデータ/AI駆動型ネットワーク、OSS/BSS(オペレーション/ビジネスサポートシステム)、ハイブリッドクラウド、自己組織型ネットワーク技術など
・メッセージングアプリ関連:
AIおよびAR(拡張現実)、ソーシャルコマース、企業向けチャットソリューション、グループメッセージング、決済、暗号通貨、ブロックチェーンなど
・デジタルコマース関連:
O2O(オンライン・トゥ・オフライン)コマース、サービスEコマース、オープンEコマース、ライブストリーミングコマース、動画マーケティング、デジタル決済ソリューションなど
・配送および物流関連:
配送経路計画、需要予測、在庫保管場所の最適化、FC生産性向上ソリューションなど
・デジタルメディア関連:
ライブストリーミングのコンテンツおよび技術、視聴者エンゲージメントなど
・アドテックソリューション関連:
デジタルサイネージ他リテール/オフライン購買関連のアドテックソリューション、テレビなどマスメディアとデジタルマーケティングを連携させるソリューションなど
・新技術ソリューション関連:
ロボティクス、IoT(モノのインターネット)、拡張現実、仮想現実、深層学習とAI、ロボティックプロセス自動化など
「楽天アクセラレーター powered by テックスターズ 2019」への応募はアメリカ時間の2019年4月7日(日)まで受け付けており、選出された参加企業は同年7月より、楽天のアジア地域統括オフィスがあるシンガポールで、同プログラムに参加します。10月には、プログラム投資家などの前で成果を発表する「デモデイ(Demo Day)」を実施予定です。
(注)応募および選考にあたっての言語は英語となります。
以 上