両社は今後、770万人のモバイル契約者(2025年9月時点)を有するBeeline Uzbekistanの強固な市場基盤と、クラウドネイティブネットワークおよびオープンで自動化されたアーキテクチャーにおける楽天シンフォニーの知見を組み合わせ、急速に成長するウズベキスタンのデジタル経済の発展を支援することを目指します。
本発表は、2023年に開始した楽天とVEONの協業(注1)を基盤とするものです。VEONグループ傘下のKyivstar GroupとBeeline Kazakhstanは、すでにウクライナおよびカザフスタンにおいて楽天シンフォニーとOpen RANやその他デジタル領域における協業の可能性を検討しています。
なお、本プロジェクトは、楽天シンフォニーを傘下に持つ楽天モバイル株式会社(以下「楽天モバイル」)が日本政府の支援を受け、Open RANのグローバルにおける普及を加速し、通信サプライチェーンの多様化を推進する包括的な戦略の一環です。また、モバイルネットワークの競争力やセキュリティ向上を図る、通信業界の未来に向けた投資でもあります。楽天モバイルは、楽天シンフォニーと協力して本プロジェクトに参画し、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業(JPNP20017)」の成果であるO-RANインテグレーション基盤技術(注2)を適用します。両社はこれまでも、インド、ベトナム、クウェート、ケニア、バングラデシュ、スリランカなどにおいて同様の取り組みを展開してきました。
楽天シンフォニーの代表取締役社長執行役員であるシャラッド・スリオアストーアは、次のように述べています。「VEONとの協業を深め、ネットワークやデジタルサービスの設備への投資を通じてウズベキスタンのデジタル成長をけん引し、国家のデジタル経済成長を支えるBeeline Uzbekistanと協業関係を拡大できることを嬉しく思います。今回の合意は、両社がオープンでAI対応のソフトウェアと接続ソリューションを通じて国家のデジタルインフラを推進し、将来にわたって通信ネットワークを強化するというコミットメントを示すものです。Beeline Uzbekistanのデジタルの歩みの次なるステップを支援できることを楽しみにしています」
Beeline UzbekistanのCEOであるアンドレイ・ピアタキンは、次のように述べています。「私たちBeeline Uzbekistanは、ウズベキスタンが中央アジアにおけるデジタル経済のリーダーへと力強く前進するのを後押しすべく、インフラとプラットフォームの構築に尽力しています。楽天シンフォニーとの戦略的協業を通じて、クラウドネイティブなネットワークアーキテクチャーとAI駆動型自動化により、当社のサービスを飛躍させ、お客様により良いデジタル体験を提供できるように検討してまいります。これにより、当社のネットワークオペレーションセンター、デジタルサービスエコシステム、新しいソフトウェア会社BuildXへの投資をさらに拡大していきます」
バルセロナでの調印式に出席したVEONグループCEOのカーン・テルツィオールは、次のように述べています。「私たちは、ウズベキスタンの経済成長をけん引するデジタルインフラとサービスの構築に期待を寄せており、楽天との様々な分野での戦略的協業を検討していきます。ウクライナおよびカザフスタンにおける事業に続き、ウズベキスタンにおいても楽天との協業を拡大することは、私たちが誇りをもってサービスを展開する高成長の新興市場に最先端のテクノロジーパートナーシップをもたらすというVEONのアプローチの拡張性を示すものです」