楽天グループ株式会社(以下「楽天」)は、福島県いわき市(以下「いわき市」)と、データを活用した関係人口の拡大など6項目において、包括連携協定(以下「本協定」)を本日締結しましたので、お知らせします。
本協定に基づき、楽天といわき市は、以下の6項目において連携および協働します。
■包括連携協定の主な内容
(1)「稼ぐ力」の強化・支援に関すること
(2)楽天のマーケティングデータ活用による関係人口拡大施策に関すること
(3)新たないわきファンの創出に関すること
(4)いわきの未来を担う人材育成に関すること
(5)まちづくり・魅力創出に関すること
(6)その他、地方創生の推進に資することおよび市民サービスの向上に関すること
楽天といわき市はこれまでも、楽天が運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」への市内宿泊施設の掲載と予約推進など、いわき市の地域創生に向けて共に取り組んできました。両者は、本協定を通じて連携を一層強化し、楽天のマーケティングデータ(注1)を活用したいわき市の関係人口拡大や新たなファン創出により、さらなる地域経済の活性化を目指します。
具体的には、いわき市の「稼ぐ力」の強化・支援として、市内事業者に向けたEC出店セミナーの開催や、「常磐もの」(注2)の認知拡大、いわき産農産物のブランド力強化および販売支援などにも取り組みます。また、楽天のマーケティングデータを活用し、商業、観光、ふるさと納税など楽天の複数サービスを通していわき市に関わるユーザーを多角的に把握・分析することで、関係人口の拡大につながる取り組みを検討・実施します。
さらに、「いわきサンシャインマラソン」やゴルフなどスポーツイベントの運営DX化や参加者の分析を通じていわき市の新たなファンの創出を目指すほか、大学生や高校生を対象に金融リテラシー教室を実施するなど、地域の未来を担う人材育成を支援します。ほかにも、地方創生の推進に資するため、行政機関のデジタル化推進についても共に検討を進める予定です。
楽天は、今後も日本各地の自治体と連携し、地域経済の持続的な発展を目指してまいります。
(注1)個人や取引先含む第三者が特定されない形で、楽天グループのサービス利用履歴などを統計的に加工したデータ。
(注2)「いわき市内の漁港で水揚げされた魚介類」または「いわき市内で加工された水産加工品」のこと。
以 上