2025年2月14日
  • 楽天グループ株式会社

繰延税金資産の一部取崩し及び減損損失の計上に関するお知らせ


 楽天グループ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「当社」)は、2024年12月期連結業績(国際会計基準)において、繰延税金資産の一部取崩しにかかる法人所得税費用及び減損損失を計上いたしましたので、お知らせいたします。

 

 

1.繰延税金資産の一部取崩しの内容

 当社は、事業環境及び今後の業績動向等を勘案し、今後の繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、2024年12月期連結業績(国際会計基準)において、112,272百万円の繰延税金資産の取崩しにかかる法人所得税費用を計上しました。

2.減損損失の内容

 当社グループの損害保険事業において、基幹システムの開発計画見直しに伴い固定資産等の将来の回収可能性を慎重に検討した結果、2024年12月期連結業績(国際会計基準)において、9,662百万円の減損損失を計上しました。

3.業績への影響

 2.の減損損失につきましては、2024年12月期連結業績(国際会計基準)におけるその他の費用に含まれています。本損失を含む非経常的な項目は、AST SpaceMobile, Inc.株式の会計上の取り扱いの変更による再測定益の影響等があり68,658百万円となりました。これらにより、IFRS営業利益は52,975百万円(前連結会計年度は212,857百万円の損失)、当期損失(親会社の所有者帰属)は1.の繰延税金資産の一部取崩し等の影響により162,442百万円(前連結会計年度は339,473百万円の損失)となりました。なお、当連結会計年度において、IFRS営業利益は2019年連結会計年度以来5年ぶりに黒字化を達成しました。

 

以 上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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