楽天グループ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、「Rakuten Communications Platform」(以下「RCP」)を含むクラウドネイティブなOpen RANインフラストラクチャに関連するプロダクトやサービス等を集約し、ひとつの新しい事業組織であるRakuten Symphony(日本語表記:「楽天シンフォニー」)として新たに始動させます。Rakuten Symphonyは、世界の通信事業者や企業、政府機関向けに、未来を見据えた、コスト効率の高い、通信用のクラウドプラットフォームを提供していきます。
Rakuten Symphonyは、日本、米国、シンガポール、インド、欧州、中東・アフリカでソリューション事業を展開するグローバルな事業組織です。楽天が保有する通信事業者向けプロダクト、サービス、ソリューションを横断的なひとつの事業組織の下に集約させ、4Gおよび5G用のインフラストラクチャとプラットフォームソリューションを世界市場に提供していきます。
また、今回のRakuten Symphony始動により、「RCP」と同様に、Open RANに関連するソフトウェア、ネットワークの自動化とオーケストレーション、クラウドインフラストラクチャ、楽天モバイルが買収したイノアイ社(注1)、楽天のモバイル技術に関する研究開発組織、通信サービスの販売・マーケティング組織等もRakuten Symphonyに集約されます。
楽天グループ株式会社代表取締役会長兼社長でありRakuten SymphonyのChairmanに就任する三木谷 浩史は次のように述べています。
「楽天は世界初(注2)のクラウドネイティブかつOpen RANベースのモバイルネットワークを日本に展開しています。楽天は、Rakuten Symphonyの事業始動にあたり、グローバルなリソースを結集し、世界中の通信事業者、企業、政府機関に革新的なモバイルネットワークソリューションを提供するための、次なる重要な一歩を踏み出します」