2018年12月3日
  • 楽天株式会社

楽天、インド・バンガロールに「楽天技術研究所」を開設

- ディープラーニングやコンピュータビジョン、物流ロボティクスを中心に研究 -

 楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、インターネットの未来を予測し、新たなテクノロジーを創出するための研究機関「楽天技術研究所」(所在地:東京都世田谷区、代表:森 正弥、設立:2005年12月)の新規海外拠点として11月30日付で、インドのハイテク産業の中心地であるバンガロールに「楽天技術研究所 Bengaluru」を開設しました。

 「楽天技術研究所」(以下、「同研究所」)は、すでに東京をはじめ、パリ、ボストン、シンガポール、サンマテオに研究拠点を開設しています。今回新設する「楽天技術研究所 Bengaluru」は、インドにおいて初の拠点、世界では6拠点目となります。ディープラーニングや、コンピュータビジョンのほか、物流倉庫業務における無人ロボット運用に関する領域を中心に、先進技術を使った革新的なサービスにつながる新しい研究を推進します。

 【「楽天技術研究所 Bengaluru」における主な研究開発領域】
 ・フィンテック領域におけるディープラーニングを活用した不正検知技術の研究
 ・主にEコマースや医療分野における画像認識の応用技術(コンピュータビジョン)の研究
 ・物流ロボティクスなどを活用した倉庫内業務の自動化による、物流効率化の研究

  同研究所代表の森 正弥は次のように述べています。「今回インドに研究拠点を新設できたことをとても嬉しく思います。インド・バンガロールは、コンピューター科学が活発な地域であり、今後現地の研究者との共同研究を通じて、最新のテクノロジーを研究・開発していけることに期待を寄せています」

 「楽天技術研究所 Bengaluru」代表のSunil Gopinath(スニル ゴピナス)は次のように述べています。「インドは世界的にも専門的な人材を多く有しており、研究者たちは学術的な研究と実際のビジネス分野での応用を絡めた先進的な仮説実証に関して深い知見があります。『楽天技術研究所 Bengaluru』はそんなインドにおいて、楽天のEコマースやフィンテック、デジタルコンテンツといった様々なサービスについて、テクノロジーを駆使することで、さらなる利便性の向上を目指すという同研究所のビジョンのもと設立されました」

 同研究所は、インターネット企業の技術研究機関として、産学連携にも積極的に取り組み、教育機関との人材交流や、学術的な最先端分野を取り入れた研究を進めています。今回新設した「楽天技術研究所 Bengaluru」は、インドの様々な研究大学との連携の拠点となるとともに、現地の優秀な技術者と、ITや世界中で展開される楽天グループサービスの開発に関わる研究を行う機会を創出します。

  楽天は今後も、テクノロジーを活用した、サービスのさらなる利便性向上を目指し、同研究所の活動を加速してまいります。

 ■「楽天技術研究所 Bengaluru」について  
名 称: 「楽天技術研究所 Bengaluru」
    (英表記: Rakuten Institute of Technology Bengaluru)
設立日: 2018年11月30日
研究リード: Sunil Gopinath (スニル ゴピナス)
研究領域: フィンテック領域へのディープラーニングの応用コンピュータビジョンの研究分野、物流ロボティクスの研究分野など

 以 上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

  • カテゴリ
  • カテゴリ