2018年8月3日
  • 楽天株式会社

楽天、高校生と取り組む地域課題解決プログラム 「Rakuten IT School NEXT」を開始

- 楽天のサービスやテクノロジーを活用し、地域課題解決を目指す -

 楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 「楽天」)は、次世代を担う高校生や各高校の地域住民と共に地域課題の解決を目指す新プログラム「Rakuten IT School NEXT」を、本日より国内10の高校にて開始します。

 「Rakuten IT School NEXT」は、国内10校の高校生137名が、楽天社員45名や地域の住民の協力を得ながら、楽天のサービスやテクノロジーを活用して各地域の課題を解決する方法を立案するプログラムです。本日より各高校で行われる3日間のワークショップでは、楽天社員がファシリテーターとなり、高校生が地域住民へのインタビューを参考に、課題解決策の素案を作成します。その後、数回にわたり楽天社員との遠隔での意見交換を通して解決策を改良し、11月に各校で校内発表を行います。校内発表にて選ばれた各校の代表チームは、12月に東京で実施予定の成果発表会にて、プレゼンテーションを行います。

 楽天は、「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」という企業理念のもと、高校生を対象にインターネットビジネスの実践授業「楽天IT学校」(注1)など、様々なサステナビリティ・CSR活動を行ってまいりました。また、現在、多様なステークホルダーと協働し、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」(注2)の貢献につながる取り組みに注力しており、本プログラムもその一環となります。

 楽天は今後も、地域社会を担う次世代にテクノロジーを用いた社会課題解決の可能性を伝えるとともに、楽天グループの有する多岐にわたるノウハウを活用し、持続可能な社会の実現を目指します。
 
(注1)楽天が、サステナビリティ・CSR活動の一環として、「楽天市場」出店企業および「楽天トラベル」登録施設運営企業や全国の高校と3者で協働し、高校生を対象にインターネットビジネスの実践に取り組む授業。2008年より10年間実施し、のべ245校・6,955人の卒業生を輩出しました。「Rakuten IT School NEXT」は、地域を担う次世代人材の育成を目的とすることを受け継ぎつつ、地域社会が抱える課題に対して、楽天のサービスやテクノロジーを活用した解決策の立案を目指すものです。

(注2)2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の具体的行動指針。「Rakuten IT School NEXT」は、17のグローバル目標のうちの「4. 質の高い教育をみんなに」、「10. 人や国の不平等をなくそう」、「11. 住み続けられるまちづくりを」、「17. パートナーシップで目標を達成しよう」に対応した施策と位置づけ推進しています。

参考: 楽天とSDGsの関わり https://corp.rakuten.co.jp/csr/commitment/sdgs/

■実施高校とテーマ
岩手県立水沢商業高等学校 「子育て環境の充実」
福島県立ふたば未来学園高等学校 「双葉郡のにぎわい回復」
岐阜県立飛騨神岡高等学校 「過疎先進地の魅力発信」
静岡県立富岳館高等学校 「富士宮のブランド化」
愛知県立南陽高等学校 「フェアトレードタウン名古屋」
和歌山県立和歌山商業高等学校 「南海トラフ地震」
広島県立尾道商業高等学校 「インバウンド観光」
広島県立油木高等学校 「耕作放棄地」
高知県立須崎高等学校 「高齢化と地域コミュニティ」
熊本県立熊本商業高等学校 「熊本地震からの復興」

■年間スケジュール 
8月3日(金)~ 5日(日): ワークショップ(各実施高校)  
11月上旬         : 校内発表会 (各実施高校)
12月8日(土)      : 成果発表会(楽天クリムゾンハウス予定)   

■プログラムページ
URL: https://corp.rakuten.co.jp/csr/it-school/

以 上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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