楽天株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役会長兼社長：三木谷 浩史、以下「楽天」）は、日本国内で展開する森林再生の取り組み「楽天の森」（注1）の海外版「Global Rakuten’s Forest」を本年4月26日より開始します。海外における継続的なCSR活動（注2）として、楽天では初の取り組みとなります。
楽天は現在、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアにて事業を行い、グローバル化を加速しており、CSRにおいても、グローバルでの活動を目指しております。そのため、事業を展開する国と地域を中心に5つの重点項目（注3）にて取り組むべき課題を調査してきました。調査の結果、eコマース事業で展開しているインドネシアにおいて、世界の中でも森林減少が著しいということが分かり、「Global Rakuten’s Forest」の第一弾として同国にて森林再生の取り組みを実施することを決定しました。今後、グローバル社会においても大きな課題となっている「環境配慮」に対処するために、森林再生の取り組みをグローバルで拡大してまいります。
インドネシアにおける取り組みとして、初年度は森林伐採が課題となっている南カリマンタン州において約30,000本、今後3年間で他の地域を含めて約100,000本の植樹を行います。本取り組みの植樹に関わる活動費用は、楽天からの拠出のほか、楽天グループがインドネシアにおいて運営するインターネット・ショッピングモール「Rakuten Belanja Online」の出店店舗様およびユーザーから募る寄付金からも拠出されます。また、4月26日（日）には、インドネシア政府、駐日インドネシア共和国大使館の関係者、現地の学生を招き、「Global Rakuten’s Forest」開始記念の植樹セレモニーを開催するほか、より多くの現地の方々にも本取り組みを通じた森林再生に対する啓発を行うことを目的に、地元で賑わうクタビーチにてビーチバレーイベントを実施します。なお、南カリマンタン州における植樹完了後は、インドネシア政府と協議の上、次の植樹エリアを決定する予定です。
（注1）森林整備により森林本来の機能の回復や生態系の保全を目指す取り組みです。日本においては、高度成長期に大規模な森林開発が行われた一方で、適度な間伐がされてこなかったことから、多くの森林が過密状態になっており、森林再生のために間伐や下草の処理が求められています。現在、日本では全国15県で順次展開しており、今後は日本全国47都道府県へと活動範囲を拡大予定。
（注2）「災害・人道支援」として、タイ洪水被害（タイ赤十字）、トルコ大震災（トルコ大使館、NPO法人アダム）、フィリピン台風災害義捐金（フィリピン共和国大使館）、セルビア洪水被害（セルビア共和国大使館）、エボラ出血熱緊急援助募金（特定非営利活動法人国境なき医師団）への寄付活動や、「次世代教育」として、奨学金プログラムによる海外の高校生支援を実施。
（注3）「スポーツ・文化振興」、「次世代教育」、「コミュニティの発展」、「環境配慮」、「災害・人道支援」の5項目。
2015年4月23日
- 楽天株式会社
楽天、海外における森林再生の取り組み
「Global Rakuten’s Forest」を開始
- 第一弾は、eコマース事業を展開するインドネシアにて実施 -
インドネシアにおける「Global Rakuten’s Forest」概要
・開 始 日： 2015年4月
・活動期間： 2015年～2017年
・計画 ： 初年度に南カリマンタン州に約30,000本を植樹、3年間でインドネシアの3エリアに合計約100,000本を植樹
・植樹に関わる活動費：
楽天による協力、「Rakuten Belanja Online」出店店舗およびユーザーからの募金 （https://www.rakuten.co.id/info/rakuten-forest/
「Global Rakuten’s Forest」開始記念植樹セレモニーの概要
・日 時： 2015年4月26日（日）8:30～
・場 所： インドネシア バリ島 デンパサール市 サヌールマングローブフォレスト
・参加者： インドネシア政府関係者、駐日インドネシア共和国大使館関係者、現地高校生・大学生、「Rakuten Belanja Online」を運営する楽天グループ社員
・内 容： 「Global Rakuten’ Forest」開始記念の植樹セレモニー
・マングローブ植樹
・サヌールマングローブフォレスト清掃活動
「Global Rakuten’s Forest」ビーチイベントの概要
・日 時： 2015年4月26日（日）15:00～17:00
・場 所： インドネシア バリ島 デンパサール市 クタビーチ
・参加者： 「Rakuten Belanja Online」を運営する楽天グループ社員、現地高校生・大学生、一般参加者
・内 容： ビーチバレーエキシビジョンマッチ「日本 VS インドネシア」を実施し、先着200名に「Global Rakuten’s Forest」のTシャツを配布するほか、場内アナウンスやパネル看板などにより本取り組みを紹介し、森林再生の重要性を啓発
以上