2015年3月30日
  • 楽天株式会社

楽天トラベル、ゴールデンウィークの海外旅行動向を発表

- 燃油価格の下落、日並びの良さで海外旅行に追い風
前年同期比6.6%増、注目エリアはベトナム -

  楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史)は、旅行予約サービス「楽天トラベル」( https://travel.rakuten.co.jp/ )におけるゴールデンウィーク(GW)の海外旅行予約状況についてまとめましたので、お知らせいたします。

2015年 ゴールデンウィークの海外旅行動向 概要

【対象期間】2015年4月29日(水)~5月6日(水)

【ハイライト】
- 海外宿泊(人泊数):  前年同期比 +6.6%
- エリア(伸び率): ベトナム・同+160.0%、香港・同+69.7%、台湾・同+34.8%
- エリア(人気): 1位 台湾、2位 グアム、3位 韓国

■ GW期間の海外旅行が前年同期比 +6.6%

  前年からの人気上昇エリアは、ベトナム、香港、台湾

今年のGWにおける海外旅行の動向は、燃油価格の下落、日並びの良さを背景に前年同期比+6.6%という結果となりました。特にベトナムが同+160.0%と大きく伸ばしました。ベトナムは、直行便が増えたことに加え、日本人に人気の世界遺産が数多くあることが、予約数の増加の要因だと考えられます。また、東アジア圏の香港、台湾、中国といった近場の海外渡航先の人気が全体の需要を押し上げました。

 
■ 前年同期比の伸び率ランキング

 【エリア別 宿泊予約数(人泊数)前年同期比ランキング】

1位   ベトナム              +160.0%
2位   香港                   +69.7%
3位   台湾                   +34.8%
4位   アメリカ合衆国    +28.4%
5位   中国              +10.6%

【各エリアの好調要因】

ベトナム:
ベトナムは、近年の経済発展に伴う同国内における交通の利便性向上や治安の安定などにより、日本人観光客にとって人気の渡航先となっています。今年のGW期間の宿泊予約数では、2014年に日本からの直行便の本数が増えたことや、世界遺産への人気などを背景に、前年同期比で+160.0%と大きく伸ばしました。

日本人観光客の世界遺産への関心が高まっていることから、1999年に世界遺産に指定されたベトナムの都市ホイアン、および近郊都市のダナンへの渡航者が増えています。ダナンは、外資の高級ホテルチェーンなどが進出しており、今後ますます人気が高まると予想されています。

同国は、フランスと中国の占領下となっていた歴史を持ち、両国の食文化に影響を受けたベトナム料理は、世界で最も美味しい料理とも言われています。また、古くから残る街並みやフランス統治時代の旧市街など、様々な顔を持つ魅力的な国として知られています。さらに、比較的安価に贅沢ができる高級リゾート地も人気です。


香港:
近場の人気エリアである香港は、2014年に日本からの直行便を大幅に増便した影響もあり、+69.7%の伸びを示しました。燃油価格の下落により、LCCを含む各路線の渡航費が安くなったことで、より身近な渡航先となり、ますます人気となっています。近年の傾向として、食べ歩き、マッサージ、占いなどを目的にした、若い女性の旅行(女子旅)の需要が高まっています。


台湾:
台湾は、羽田空港から台北都心に近い松山空港への直行便が増え、さらに週75便のLCCが日本から台湾各地に飛んでいるため、これまで以上に“安・近・短”で楽しめる海外渡航先となっています。比較的手頃な価格で泊まれるホテルや、女性の一人旅でも安心して遊べる治安の良さが多くの日本人観光客が訪れる理由となっています。食べ歩き、マッサージ、夜市、「九份日帰りの観光」を2泊3日の週末プチ贅沢旅行で楽しめる渡航先として人気を集めています。

■国別 人泊数ランキング 
(楽天トラベルにおいて、宿泊予約数が多かった国ランキング)

1位    台湾
2位    グアム
3位    韓国
4位    ホノルル(オアフ島)
5位    タイ

【旅行動向抽出条件】
3月8日時点での予約人泊数実績をもとに前年同期比で算出
-対象期間: 2015年4月29日(水)から5月6日(水)まで
-対象サービス: 海外ホテル(単品、パッケージ)

以 上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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