2010年10月18日
  • 楽天株式会社

「楽天テクノロジーアワード2010」を発表

- ウェブテクノロジーのグローバルでの貢献に対して表彰 -

  楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下 楽天)は、10月16日に開催した「楽天テクノロジーカンファレンス2010」において、「楽天テクノロジーアワード2010」を発表いたしましたので、お知らせいたします。

  今年で3回目の発表となる「楽天テクノロジーアワード」は、「楽天テクノロジーカンファレンス2010」のテーマ『グローバル』に即して、ウェブテクノロジーの革新や進化にグローバルで寄与した功績を評して表彰を行いました。選考は、楽天テクノロジーアワード選考委員会(委員長:楽天株式会社 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史)によって行われ、今年最も技術の発展や成長に貢献した個人・団体を選出いたしました。

  楽天は今後もさまざまな取り組みを通し、インターネットサービスを支えるテクノロジーの発展に寄与して参ります。

「楽天テクノロジーアワード2010」

◆金賞
【受賞者】
平林 幹雄(ひらばやし みきお)
Tokyo Tyrant開発者

【受賞理由】
・Tokyo Tyrant, Tokyo Cabinetなどの軽量データベースサーバやライブラリを多数開発し、オープンソースとして公開。以来、様々なWebサービスのバックエンドで利用され、日本のテクノロジーの発展に大きく寄与した。また、最近では海外からも高い評価を受けており、今後のさらなる活躍が期待される。 

◆銀賞
【受賞者】
玉川竜司(たまがわりゅうじ)
書籍「Hadoop」 翻訳者

【受賞理由】
・Hadoopを利用する技術者にとって必須となっている名著「Hadoop」の翻訳を精力的にすすめたことにより、早期に質の高い定番和書の出版が実現。日本におけるHadoopの普及やコミュニティの発展に大きく貢献した。大阪でのHadoop勉強会の立ち上げにも参加し、その情熱的な活動を高く評価する。

◆ルビー賞
【受賞者】
園田裕貴(そのだゆき)
Ruby1.9.2リリースマネージャ

【受賞理由】
・新しいRubyとして、Rubyプログラマの注目を集めるRuby1.9系統のリリースマネージャとして活躍。2010年8月18日にリリースされた、Ruby1.9.2のリリースへ大きく貢献した。その貢献を高く評価する。

<選考委員>
委員長 楽天株式会社 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
委員  楽天株式会社 取締役常務執行役員 杉原 章郎
楽天株式会社 取締役常務執行役員 安武 弘晃
楽天技術研究所 所長 森 正弥
楽天技術研究所 フェロー まつもとゆきひろ
楽天テクノロジーカンファレンス 事務局

以上

※ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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