コロナに負けない!「楽天トラベル」健闘の理由。全国の旅館・ホテルから選ばれし宿泊施設はどこ?

旅行予約サービス「楽天トラベル」は、宿泊施設様向けのイベント「楽天トラベルカンファレンス2021」を今年の春にオンラインで開催しました。また、「楽天トラベル」でコロナ禍を含む直近一年間において顕著な実績をあげられた宿泊施設様を表彰する「楽天トラベルアワード2020」をカンファレンスの中で発表しました。

「Walk Together – GoToトラベルの先に向けた戦略をともに考える -」、コロナ禍の困難な状況を共に乗り越えるというテーマが掲げられた今年のカンファレンス。多くのリアルイベントが中止されている中、半日を費やすイベントにもかかわらず、全国各地の宿泊施設様にご参加いただきました。

「楽天トラベルカンファレンス」とは?

「楽天トラベル」の戦略や方針の共有、各界の専門家によるセミナー、宿泊施設の経営者様をお招きしたパネルディスカッションなど、様々なコンテンツが盛り込まれた「楽天トラベル」登録宿泊施設様向けのイベントです。

旅行業界に起きている変化を共有し、その変化を乗り越えるための取り組みや戦略を共に考え、これからの宿泊施設運営に役立つヒントを見つけていただけるような場として多くの方にご参加いただいています。

例年、全国各地で開催していましたが、今年はコロナの影響を受け、初めてオンラインで実施しました。

苦境に陥った2020年、「楽天トラベル」の健闘

「コロナの影響を受けて、旅行業界は大変厳しい状況に立たされました。そうした中でもしっかりとした感染症対策や経営努力をされている宿泊施設様には、本当に頭が下がる思いでございます。そうした皆様の努力をしっかりと集客に結びつけられるように、私共もこの一年間取り組んでまいりました」

楽天の執行役員であり、「楽天トラベル」を運営するトラベル&モビリティ事業の事業長である髙野 芳行は戦略共有会の冒頭で昨年を振り返りました。

昨年1年間の「楽天トラベル」における流通総額の月別推移を表したグラフからは、厳しい状態が続いた前半がうかがえます。一方、6月以降は回復が始まり業界全体の傾向と比較すると落ち込みは抑えられ、年の後半にかけては回復の伸びが大きい傾向が見られました。様々な取り組みを行った結果、コロナ禍においても昨年度第4四半期に限れば、前年同期比で二桁以上の成長を達成したことを髙野は強調しました。

「楽天トラベル」における国内延べ宿泊数は、2020年の一年間で大きく伸長し、2020年第4四半期のマーケットシェアは20%を超えています。これは5泊に1泊の予約が「楽天トラベル」から入っているという状況といえます。

楽天エコシステムの強み

苦境にある旅行業界で健闘できる主な要因のひとつは、楽天グループのエコシステムにあると髙野は話します。

コロナ禍における消費者行動の変化が見られても、楽天グループの事業規模は拡大しており、楽天グループ全体の年間グローバル流通総額は22兆円超、サービスを利用するユーザー数は約15億人に上ります。

その中でも注目すべきがコマース事業の「楽天市場」、そしてフィンテック事業とモバイル事業です。「楽天市場」は年間の流通総額が3兆円を突破する規模になりました。

フィンテック事業では、「楽天カード」において2020年の年間ショッピング取扱高が11兆円を超える快挙を遂げ、カード会員数は昨年11月に2,100万人を超えています。「楽天銀行」は今年1月にオンライン銀行で初めて1,000万口座を突破し、「楽天証券」は昨年末に500万口座を突破するなど好調です。

そして、楽天のエコシステムをさらに強化する原動力となるのがモバイル事業です。昨年4月にスタートした「楽天モバイル」の料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」の累計契約申し込み数は3月に300万回線を突破しました(2021年5月11日現在は約410万回線)。

加速するモバイル事業の成長について髙野は、「『楽天トラベル』の訪問者は多い日で8割以上がスマートフォンなどのモバイル(端末)経由でございます。『楽天モバイル』は『楽天トラベル』の成長を支えていく大きな基盤となります」と楽天エコシステムの強みを強調しました。

「楽天トラベル」を利用しているユーザーの89%は楽天の様々なサービスを併用していると数値で示し、楽天グループ全体が成長することは「楽天トラベル」の成長に直結すると髙野は力説しました。そして最後にグループ一丸となって宿泊施設の皆様と共に歩んでいく決意を話し、今年の講演を終えました。

「現在の私共の方針は『Walk Together』、皆様と共に歩んでいくということでございます。この気持ちを忘れずに今年も精一杯、頑張っていきたいと思っておりますので、何卒宜しくお願いいたします」

「楽天トラベルアワード」発表!全国の旅館・ホテルから選ばれる受賞施設の数々

「楽天トラベル」に登録している全国の宿泊施設様の中から、過去1年間で顕著な実績をあげ、高い評価を得られた宿泊施設様をゴールド、シルバー、ブロンズの順に表彰する制度です。今回、「ゴールドアワード」と「シルバーアワード」はそれぞれ92施設が受賞、「ブロンズアワード」は713施設が受賞しました。

また、リゾートホテルや旅館などのレジャーカテゴリに含まれる宿泊施設の中から選ばれる「楽天トラベル 日本の宿アワード」では、各都道府県1位の「日本の宿アワードTOP47」を47施設、「日本の宿アワード」を188施設が受賞しました。

例年、全国の「楽天トラベルカンファレンス」会場にて、「楽天トラベルアワード」授賞式を行いますが、今回はオンライン開催となりました。受賞された宿泊施設様の喜びの声をご紹介します。

受賞された宿泊施設の声をご紹介!

【ゴールドアワード受賞/日本の宿アワードTOP47受賞】 最高位をW受賞!!

皆生温泉 海色・湯の宿 松月 様 (鳥取県)

「この度は楽天トラベルゴールドアワード、そして日本の宿アワードTOP47という素晴らしい賞を2つも頂戴することができまして、身に余る光栄なことと心より感謝申し上げます。今回で10年連続の受賞となりました。本当にこの10年間私についてきてくださったスタッフの皆の普段の努力のおかげだと思います。そして、今回コロナの大変な中、サポートしてくださった楽天トラベルの皆さんにもお礼申し上げたいと思います。アワードに挑戦し続けるということは改善し続けることです。チャレンジを続けたからこそ、すべてが良い循環に代わり、弊社を大きく成長させてくださいました。ここまで成長する機会をくださいました楽天トラベル様には本当に心より感謝申し上げたいと思います。新型コロナで本当に先行きが不透明でどのようにしたら良いか悩む日々ではございますけれども、このアワードを目指すことで培ったチャレンジ精神をもとに、来年もまた受賞できるように頑張りたいと思います。(代表取締役社長 福元 隆司 様)」

【ゴールドアワード受賞/日本の宿アワード受賞】

和銅鉱泉 薬師の湯 ゆの宿 和どう 様 (埼玉県)

「この度は、楽天トラベルゴールドアワードという非常に名誉ある賞を受賞させていただき、誠にありがとうございます。13年ほど前、初めて「楽天トラベルカンファレンス」に参加して以来、檀上で表彰されることを目標に数々取り組んでまいりました。初めてのゴールドアワード受賞がオンラインでの開催となり、スポットライトを浴びることは叶いませんでしたが、コロナ禍での受賞はこれからの集客にも必ず繋がるはずですので、非常に光栄です。支えていただいた歴代の担当の方々、10年ほど前にまいていただいた種がようやく花を咲かせることができました。本当に今までありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。(支配人 島﨑 伯人 様)」

【シルバーアワード受賞】

アルモントホテル仙台様 (宮城県)

「この度はこのような素晴らしい賞をいただき本当にありがとうございます。これもひとえに日頃からご協力いただいている楽天トラベルのスタッフの皆様のおかげです。最近は、新型コロナウイルスや地震などといった決して明るくはないニュースが多い中で、今回の受賞は本当に従業員にとって嬉しい受賞となりました。大変な1年ではありましたが、普段とは違う状況下でどのように行動すれば良いかを考え、みんなで協力するよりよい機会となりました。今年も頂いた賞を糧に精進してまいります。厳しい状況ではありますが、前を向いて頑張ってまいりましょう。本当にありがとうございました。(宿泊部門係長 奥泉 秀太 様/宿泊部門フロント 小室 真美 様)」

受賞宿泊施設の特集ページがオープン!

この度「楽天トラベルアワード2020」を受賞された宿泊施設をご紹介する特集ページをオープンしました!

そして、「楽天トラベルアワード」を受賞された宿泊施設より、受賞を記念して特別なプランをご用意いただきました。貸切露天風呂の無料特典プランや「楽天ポイント」の還元率がアップするプランなどを使って宿泊してみてはいかがでしょうか?

特別プラン詳細: https://travel.rakuten.co.jp/award/2020/

※ご旅行の際は、事前にお住まいの地域や旅行先の情報を確認し、ご計画をお願いいたします。新型コロナウイルス(COVID-19)の流行に伴う対応についてはコチラをご覧ください。


Walk Together  – 皆様と共に歩んでいく –

今後も「楽天トラベル」は様々な取り組みを行い、“Walk Together -皆様と共に歩んでいく-”という気持ちを忘れずに、宿泊施設様をエンパワーメントしてまいります!

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