Rakuten Fintech Conference 2017は終了しました。
開会の挨拶
- 穂坂 雅之楽天株式会社 代表取締役副会長執行役員
Rakuten Fintech Conference 2017は終了しました。
昨今のFinTechの潮流は、日本においても急速に広がり、多くの金融機関がその新たな概念への対策を講じ、また、官民が共に日本経済の発展に繋げていこうとその活用に奮起しています。その範囲は、決済・送金から融資や投資へと拡張し、現在、保険の分野にも大きな変革をもたらそうとしています。
同時に、AIやビッグデータなどさらなる技術革新や業界を取り巻く環境の変動により、FinTech自体も劇的に進化しています。これから、FinTechは私たちの生活に、ビジネスや社会そのものにいかに影響を及ぼしていくのか。その変化を先駆的に取り入れ、時代の波に乗るためには何が必要なのか。
「Rakuten FinTech Conference 2017」では、国内外よりFinTechのトップランナーを招き、最先端のトレンドを分かち合うことで、FinTechが切り開く未来と日本の姿、そしてFinTechそのものの在り方について探求していきます。
慶応義塾大学名誉教授 東洋大学教授 元国務大臣
1951年、和歌山県生まれ。慶應義塾大学名誉教授、東洋大学教授。博士(経済学)。一橋大学経済学部卒業後、73年日本開発銀行入行、81年に退職後、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを務める。01年、小泉内閣の経済財政政策担当大臣就任を皮切りに金融担当大臣、郵政民営化担当大臣、総務大臣などを歴任。04年参議院議員に当選。06年9月、参議院議員を辞職し政界を引退。ほか公益社団法人日本経済研究センター研究顧問、アカデミーヒルズ理事長、㈱パソナグループ取締役会長、オリックス㈱社外取締役、SBIホールディングス㈱社外取締役などを兼職。
Simplesurance GmbH CFO 兼 共同創業者、マネージングディレクター
ヨアヒム・フォン・ボニンは、ドイツとメキシコでKPMGの会計監査人、コンサルタントとしてキャリアをスタートさせた。Heineken Groupにおいてさまざまな上級財務職を歴任したのち、Heineken GermanyのCFOに就任。その後、モバイル広告事業を手掛ける上場企業Yoc AG(本社ベルリン)のCFOと取締役を務めた。現在は、共同創業したsimplesuranceで人事、財務、法務・コンプライアンス、インターナショナライゼイション部門を統括している。ベルリンとニューヨークで経済学とコンピュータサイエンスの学士号を取得。Bundesverband Deutsche Startups e.V.(BVDS)のFinTechグループのメンバーでもある。
IBM ワトソン アンド クラウドプラットフォーム ヴァイスプレジデント、ワトソンアンド クラウド プラットフォーム エキスパート&デリバリーサービス
IBMのWatson and Cloud Platform、WW Expert & Delivery Services担当バイス・プレジデント。責任者として担当部門を総括し、IBMのクラウド&コグニティブ・プラットフォームによる顧客価値の創造、同プラットフォームの企業活動全般への活用促進に取り組む。トビーのチームは、顧客に対してクラウド&コグニティブ・プラットフォームの活用について提案、サポートを行い、またプロジェクトデリバリー、エキスパートによるサポート、イネーブルメントを通じた企業活動全般への活用について促進、支援に取り組んでいる。顧客企業と共に、イネーブルメントによるビジネス価値の向上、変革・破壊的技術に基づいた能力の構築に取り組んできた。トビーと彼のチームは、その取り組みを人、手法、技術を一元化させることによって推し進め、技術投資とビジネス・トランスフォーメーションによる短期的および長期的価値の創造を実現できる企業態勢づくりをサポートした。現職以前は、IBMのビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)事業、またWorksoftとLombardi Softwareで顧客エンゲージメント・エグゼクティブを務める。キャリア全体を通して、顧客エンゲージメント、カスタマーサクセスに重点を置き、顧客対応を行う企業の基盤は顧客価値の実現と肯定的な顧客センチメントだとの考えを持つ。
Wyre 共同創業者 兼 CEO
マイケル・ダンワ―スは、オーストラリアのシドニー出身で、自身をサンフランシスコの起業家と称する。
デジタル通貨とブロックチェーン技術の力を活用し、世界のお金の流れを変えることが出来ると考える。人々がグローバルな金融エコシステムに加わることができるルートをさらに増やそうと意欲的に取り組む。ビットコインがまさにそのルートの1つ。ビットコインによって、世界のどこにいる人にでも、瞬時に、従来の金融システムによる制限なしで自由に送金できるようになった。ブロックチェーンも同様に機能していくと考え、2016年にイオアニス(ヤニー)・ギアナロス(Ioannis (Yanni) Giannaros)とWyreを共同で創立した。
Wyreで仕事をしていないプライベートな時間は、地域活動をしたり、ランニング、チェス、サーフィン、ビデオゲームなどの趣味を楽しむ。
Yoyo Wallet 共同創業者 兼 CEO
アラン・フェリスは、Yoyo Wallet(ロンドン)の共同創業者でありCEO。Yoyo Walletは、小売業者やブランド向けの高速処理でシンプルなモバイル決済ソリューションを提供しており、強力な分析・キャンペーンプラットフォームによって、顧客に対するロイヤルティやリワードポイントの付与の自動化も可能にする。様々な小売業者に利用されており、欧州で最も急成長しているモバイル・ウォレットである。
また、スタートアップ企業がシリーズA以上へと成長できるよう支援するテクノロジー投資プラットフォーム、Firestartrのパートナーでもある。
Visa Europeのコマーシャルカード部門を率いた後、グローバルな電子インボイスネットワークOB10(2013年よりロンドン市場でTungsten Corporation Plc)を共同創立し、経営者も務めた。
ブラックロック・ジャパン株式会社 運用部門 株式戦略部長
1994年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現ブラックロック)入社。1996年より運用部にて内外株式運用業務に従事後、1997年より国内株式ポートフォリオ・マネージャー。2009年12月ブラックロック・ジャパンとの経営統合後、引き続き科学的アクティブ株式運用部にてポートフォリオ・マネジメント業務に従事後、2011年4月、株式戦略部にて、ストラテジスト及びポートフォリオ・マネージャーとして科学的アクティブ株式運用戦略のプロダクトマネジメントを担う。2017年7月より、株式戦略部門の日本における責任者を務める。
青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科にてファイナンス修士号取得
日本証券アナリスト協会検定会員
BitFury Group アジア 取締役会長
世界有数のブロックチェーンインフラ・プロバイダーでありトランザクション処理ソリューションを提供する企業、BitFury Groupの取締役副会長。60億ドルを運用するプライベート・エクイティ・パートナーシップ、Georgian Co-Investment Fund(GCF)の諮問委員会のメンバーでもある。York Capital Management、AFK Sistema、Morgan Stanleyでの勤務経験を持つ。ペンシルバニア大学ウォートン校でMBA、ジョンズホプキンス大学高等国際関係大学院で複数の修士号を取得。Europe One YPO Clubのメンバー。
第一生命ホールディングス株式会社 国内営業企画ユニット長 第一生命保険株式会社 営業企画部長
1994年4月 第一生命保険相互会社 入社
2007年4月 同社 企画第一部課長
2010年4月 第一生命保険株式会社 経営企画部課長
2015年4月 同社 営業企画部部長
2016年10月 第一生命ホールディングス株式会社
国内営業企画ユニット長(現職)
第一生命保険株式会社 営業企画部長(現職)
マスターカード オペレーションズ&テクノロジー プレジデント
エド・マクローリンは、Mastercard Operations & Technologyのプレジデントであり、Mastarcardの経営執行委員も務める。テクノロジー部門のトップとして、グローバルなネットワーク、プロセッシングプラットフォーム、グローバル・テクノロジー・ハブ、情報セキュリティ、テクノロジー・オペレーションなど、Mastercardのテクノロジー機能全般を管理監督している。
現職に就く前は情報最高責任者として、商品・サービスの開発、ITデジタル・ロードマップの実行、Mastercardのグローバル・テクノロジー・ハブの開設を監督した。
エドは2010年にチーフ・エマージング・ペイメント・オフィサーに任命され、Masterpass、Mastercard Send、デジタルトークン・プログラムであるMastercard Digital Enablement System(MDES)など、同社のデジタル戦略、パートナーシップおよびプラットフォームの開発および立ち上げをリードした。Mastercardには2005年にビルペイメントおよびヘルスケア部門長として入社。2008年にチーフ・フランチャイズ・ディベロップメント・オフィサーに任命され、グローバル基準、ライセンス供与、ブランド基準、コンプライアンスプログラムを担当した。
Mastercard入社以前は、Metavanteにて商品および戦略担当のグループ・バイス・プレジデントを務めた。Metavanteは、処理サービスの発行および獲得、プリペイド・プログラムの管理、NYCE地域デビットネットワーク、自動決済機関(ACH)処理、その他のサービスをサポートする金融サービステクノロジー企業である。
エドはオンライン決済企業のPaytrustの共同創設者兼CEOを務めていたが、同社がMetavanteに買収されたことにより、2002年にMetavanteに入社。Paytrustの共同設立以前は、データモデリングソフトウェア企業のLogicWorks, Inc.の商品およびマーケティング担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであった。
ペンシルベニア大学ウォートン・スクール卒業。
PayPal SVP アジア太平洋地域CEO
PayPalのアジア太平洋担当シニアバイスプレジデント。オーストラリア、中国、日本、インド、東南アジアなど世界最大の商業市場が多く、成長著しいアジア太平洋地域で戦略の策定、実施を指揮する。シンガポールに拠点を置き、eコマース・mコマースの成長が目覚ましいアジア太平洋全域において、自社のデジタル決済ビジネスの拡大、収益の拡大を担う。
PayPalの製品、能力を熟知しているローハン・マハデバンは、アジア太平洋地域の何百万人もの顧客が、いつでも、どこからでも、簡単に、かつ安全に決済が行えるシステムの構築というPayPalのビジョン実現に向け取り組んでいる。
Kraken マネージング・ディレクター・ジャパン
世界をリードするビットコインその他の仮想通貨エクスチェンジKrakenのマネージング・ディレクター・ジャパン。サンフランシスコにてMBAを修得中にマイクロフィイナンス選考。ビットコインのマイクロファイナンスにおける可能性に興味を持ち、2013年にPayward (Kraken)に入社。以来日本と海外の業界エコシステムの構築に関わる。KrakenのMtGoxの破産手続き支援企業契約を成立し調査プロジェクトをリード。日本ブロックチェーン協会(JBA)創設者の一人として、海外との連携を担当。現在は個人的に 途上国と先進国の両方においてブロックチェーンのプロジェクトへのアドバイスをし、世界をブロックチェーンで繋いでいる。
一橋大学名誉教授 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問
学歴・職歴
1940年、東京に生まれる。1963年、東京大学工学部卒業。1964年、大蔵省入省。1972年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問。一橋大学名誉教授。
専攻
ファイナンス理論、日本経済論
受賞
1967年政府主催明治100年記念論文最優秀総理大臣賞
1969年カリフォルニア大学ロサンゼルス校優秀学生同窓会賞
1974年日経経済図書文化賞1979年毎日新聞エコノミスト賞
1980年サントリー学芸賞
1989年東京海上各務財団賞、日本不動産学会賞1992年中央公論吉野作造賞
1996年ソフト化経済センター・ソフト化賞
プレンフィーナ CEO
ブンディープ・シン・ランガーはテック起業家として知られ、FinTech、テクノロジー、メディアの分野で21年以上の経験を有する。英国、カナダおよびインドの数々の会社に投資し、助言を提供し、またインキュベーションの手助けをしてきた。プレミアムファイナンスを提供する英国のFinTechプロバイダPremFina、英国の消費者金融および中小企業金融会社に3億ドルを超える銀行融資を促進してきた欧州企業IXL Holdings、債務証券に注力するクラウドファンディング会社Fineqia、ロンドンを拠点とするインドに注力したアドバイザリー会社IndusViewUKにおいて、創業者兼CEOを務めている。またSkypeなどの高成長スタートアップ企業、インド最大のITサービス企業Tata Consultancy Servicesなどの多国籍企業、世界第2のモバイルオペレータT-Mobile(英国)、英国のトップテレコム企業BT、欧州のトップ自動車メーカーVolkswagenで顧問を務めてきた。さらに英国最大のスペシャリスト人材紹介会社Hays、英国最大の賃貸住宅管理会社Grainger Trust、一流のクレジットスコアリング会社Experian、大手ソフトウェア会社Sage、金融情報プロバイダトップのBloombergおよびReuters、デンマークのオンライン投資銀行プラットフォームを提供する金融機関Saxo Bankに対し、インドにおける成長機会について助言を行ってきた。過去には、NASDAQ最大のマーケットメーカーKnight Securitiesにおいてテクノロジー市場担当マネージングディレクター(欧州)を務めたほか、Bloombergにおいて初の欧州インターネット株指数を創設し、また同社においてインターネットとテクノロジーに関する、欧州で初めて毎日生放送されるTV番組のホストを務めた。BBCやCNBC、CNN、Sky Newsに頻繁に出演し、FinTechおよびファイナンス分野の最新動向について解説を提供しているほか、「Red Herring」誌やインドの「Business Today」誌といった雑誌でも取り上げられている。www.rangar.comでブログを、www.rangar.tvでビデオブログを公開している。テクノロジー主導のイノベーション、FinTech、世界経済、人権などの問題に関心を持ち、積極的に活動しているほか、スポーツにおける民族の多様性を促進する英国の団体Sporting Equalsでアンバサダーを務めている。学歴としては、ニューヨーク、コロンビア大学ジャーナリズム大学院で修士(MSJ)、モントリオールのマギル大学で文学士、カリフォルニア大学バークレー校でインターネットおよび広告分野のディプロマ、オーストリアのウィーン大学で国際関係分野のディプロマ、モントリオールのマリアノポリス・カレッジで商業ならびに純粋応用科学分野のDCEディプロマ(Diplôme d' Études Collégiales)を取得している。またインドのLawrence School, Sanawarで学んだ。
Revolut パートナーシップ統括責任者
Revolutのパートナーシップ統括責任者(Head of Partnerships)。Revolutは、世界中で利用できる送金、両替、決済サービスを顧客に提供しており、9月現在欧州において80万人の顧客を有している。また欧州のみならず、数か月後にサービス開始予定の米国、アジアにおいても顧客に革新的かつ統合的な商品やサービスを提供するため、パートナーシップの構築に重点的に取り組んでいる。ユニコーン企業を目指していたサンフランシスコを拠点とするInsurTech(保険×テクノロジー)のスタートアップ企業の欧州進出へ3年間携わった。大手金融機関が現代の顧客のニーズに対応できていない領域に、テクノロジー主導の企業を設立することに意欲的に取り組む。
Tencent バイス・ジェネラルマネージャー
Tencentの戦略開発部のバイス・ジェネラルマネージャー。CaiFuTong と WeBankの事業戦略、ペイメント、ウェルスマネジメント、クレジット事業の担当責任者。また、インターネット・ファイナンスに関するイニシアティブについても携わっている。
Tencent入社以前は、BNP Paribasのリサーチ・アナリストとして台湾の金融機関と中国の保険会社を担当。それ以前は、コンサルティング会社McKinsey & Companyでエンゲージメント・マネージャーを務め、中華圏の金融機関を担当した。
米インディアナ大学でMBA、国立台湾大学で会計学学士号を取得している。台湾の公認会計士資格を持つ。
Early Warning Services LLC リスクソリューション担当グループ・プレジデント
エリック・ウッドワードはリスクソリューション担当グループ・プレジデントとして、リスク管理商品部門を率いている。そのチームは現在、自社のレガシー認証、識別および規制商品のほか、決済システムの安全性と安定性に重点的に取り組んでいる。企業買収でも重要な役割を担い、Early Warningの成長戦略における推進役を務める。豊かな業界経験を持ち、コーポレートファイナンス、M&A、およびテクノロジー企業や金融サービス企業へのコンサルティング分野における指導者としての経験は20年以上に及ぶ。
2009年、戦略的開発計画の統括者としてEarly Warningに入社。社員としてEarly Warningに加わる以前は、同社の経営委員会の委員をBank of Americaの代表者として務めていた。Bank of Americaの常務取締役在任時には、Bank of AmericaによるEarly Warningへの初期投資の円滑化に取り組んだ。また、Bank of Americaの戦略的投資グループを共同創設し、金融サービス関連企業に10億ドル以上の投資を行った。Bank of America入社以前は、Credit Suisseのテクノロジー投資銀行グループを統括し、60億ドル超に及ぶ資金調達と買収を指揮した。
コロラド大学リーズ・ビジネススクールで財務会計学士、カリフォルニア大学バークレー校ハース・ビジネススクールでMBAを取得、公認会計士の資格も有する。
東京大学大学院経済学研究科教授
1988年慶應義塾大学経済学部通信教育課程卒業。1993年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。慶應義塾大学経済学部専任講師を経て、1996年東京大学大学院経済学研究科助教授、同准教授を経て、2011年より現職。
NIRA総合研究開発機構理事。東京大学金融教育研究センター・フィンテック研究フォーラム代表。経済産業省、日本銀行、日本証券経済研究所等で、フィンテックに関する研究会等の委員を務める。
主な著作物:『法と企業行動の経済分析』日本経済新聞社,『契約と組織の経済学』東洋経済新報社,『会社法の経済学』東京大学出版会(三輪芳朗・神田秀樹と共編著),『日本成長戦略 40歳定年制』さくら舎、『40歳からの会社に頼らない働き方』筑摩書房、『東大教授が教える独学勉強法』草思社等。
PolicyPal CEO兼共同創業者
人工知能を活用し、多くの人々の保険の簡素化およびデジタル化サービスを提供するデジタルプラットフォーム、PolicyPalのCEOであり、共同創業者。Allianzでセールスブローカーを務めていた経歴を持つバル・ジスアン・ヤップは、誰もが保険による補償を簡単に手に入れられるようにしたいとの強い思いを持つ。大学を卒業後、PwC(ロンドン)にリスク・アシュアランス・コンサルタントとして勤務。その後、OCBC銀行(シンガポール)でアシスタント・バイス・プレジデントとなり、デジタルキャンペーンの開始に重点的に取り組み、ウェルス部門、マーケティング部門と連携してイノベーションを推進した。今年、フォーブス誌の「30アンダー30」(ファイナンス・ベンチャーキャピタル部門)に選出されている。インペリアル・カレッジ・ロンドンで経営管理修士号、ロンドン芸術大学でデジタルメディア学士号を取得。大学や会議での講演も多数行う。プライベートな時間では、世界中を旅し、また熱心なスポーツファンである。
株式会社Kyash 代表取締役
P2P送金アプリを提供するKyashの創業者兼CEO。ベンチャーキヤピタルや複数の金融機関より出資を受け、全銀システムを経由しない送金システムと国内外のVisa加盟店で決済が可能な決済システムを独自で構築・運用している。 Kyash創業前は、B2C戦略コンサルティングファームのKurt Salmon US Inc.にて小売・消費財のモバイル戦略などを担当。それ以前は、三井住友銀行の経営企画にて海外拠点の設立や現地銀行とのパートナーシップ開発などを担当した。 早稲田大学で学士号を取得。2016年より一般社団法人 Fintech協会理事。
楽天株式会社 代表取締役会長 兼 社長
1988年一橋大学卒業後、日本興業銀行に入行。1993年ハーバード大学にてMBA取得。興銀を退職後、1996年クリムゾングループを設立。1997年2月エム・ディー・エム(現・楽天)設立、代表取締役就任。2011年より東京フィルハーモニー交響楽団理事長を務めるほか、2012年6月に発足した一般社団法人新経済連盟の代表理事を務める。
楽天株式会社 執行役員 兼 楽天技術研究所代表 楽天生命株式会社 楽天生命技術ラボ所長 公益社団法人 企業情報化協会(IT協会) 常任幹事
アクセンチュア株式会社を経て.2006年楽天株式会社入社.現在,同社 執行役員 兼 楽天技術研究所代表として世界5拠点の研究所を率い、研究開発の統括を行う.2017年7月より、楽天生命株式会社 楽天生命技術ラボ所長を兼任.情報処理学会アドバイザリーボードメンバー,日本データベース学会 理事,APEC(アジア太平洋経済協力)プロジェクトアドバイザー. 企業情報化協会 常任幹事. 2013年日経産業新聞にて「40人の異才」に選出。著作に「クラウド大全」(日経BP社, 共著),「ウェブ大変化 パワーシフトの始まり」(近代セールス社)
日本経済新聞社 編集委員
1959年埼玉県生まれ。82年一橋大学法学部卒、日本経済新聞社入社。88-89年フルブライト研究員として米ハーバード大学留学。89-90年英文日経キャップ。90-94年ワシントン支局特派員。産業部電機担当キャップを経て96年より編集委員。2000年から15年間、論説委員として情報通信分野の社説を執筆。06年より法政大学大学院客員教授、08年より国際大学グローコム客員教授、15年より東京大学大学院客員教授を兼務。早稲田大学、明治大学の非常勤講師も務める。09-12年NHK国際放送『Nikkei Japan Report』コメンテーター。12-13年BSジャパン『NIKKEI×BS Live 7PM』キャスター。著書に『パソコン革命の旗手たち』(日本経済新聞社)、『情報探索術』(同)、共著に『未来を創る情報通信政策』(NTT出版)、『日本の未来について話そう』(小学館)など。
楽天株式会社 執行役員 AI推進部ジェネラルマネージャー
2016年8月 楽天 執行役員 AI推進部ジェネラルマネジャー
AI機能の楽天サービスへの導入推進
2014年6月 楽天 執行役員 開発部門戦略室 室長
新領域技術の検討と開発
2010 -2014年 ソニー 技術戦略部門・クラウド開発運用部門長
クラウドプラットフォームの開発と運用、対話エージェント技術開発
2003 -2010年 ソニー・コンピュータエンタテインメント CTO & EVP/SVP/執行役員
プレイステーションプラットフォームの開発と運営
1999 -2003年 Sony Computer Entertainment America, Vice President
シリコンバレーにてプレイステーションR&Dチームを指揮
楽天フィンテックファンド / モビリティインベストメント マネージング・パートナー 楽天株式会社 執行役員
オスカー・ミエルは、フィンテックファンドおよびモビリティインベストメントを担当するマネージング・パートナーである。海外のフィンテックスタートアップへの投資に加え、Lyft、Cabify、Careemを含むモビリティインベストメントもリードし、CabifyとCareemの社外取締役にも就任している。
楽天参画前は、JPモルガンとメリルリンチにおいて投資銀行業務およびキャピタルマーケットを担当、また北米や欧州のプライベートエクイティファンドやリテール金融サービスに従事するなど、金融業界での経験を豊富に有する。
スペインのICADEにて学士号を取得後、ハーバードビジネススクールにてMBAを取得。
楽天株式会社 テクノロジープラットフォーム統括部 ブロックチェーン事業開発室長
2004年楽天入社。楽天市場のバックオフィスやペイメントのシステム開発を経て、2008年から始まった楽天のグローバライゼーションを推進。2011年からブラジルに赴任、2014年にRakuten Brasil Ltda., CEO就任。ブラジル独自のペイメント事業を立ち上げる。2016年夏に帰国後、イギリスはベルファストの楽天ブロックチェーン・ラボ設立に参加。9月より現職にて、楽天内外でブロックチェーン技術及び仮想通貨関連のビジネスをテクノロジー面から推進する。
楽天カード株式会社 執行役員 兼 海外事業開発部長
2006年楽天入社。主にカード事業再構築、カード事業を通した楽天エコシステム拡大を担当。2010年より楽天の海外事業拡大に伴い海外事業開発を推進。アメリカでの提携カード立ち上げ、台湾でのカード専業銀行免許取得などを経験。現在は国際決済をテーマに事業開発を行う。
Georgetown UniversityにてMBA取得。Rakuten Europe Bank, Rakuten Card USA取締役
楽天生命保険株式会社 インシュアテック推進部部長
2015年、外資系生命保険会社を経て楽天生命に入社。現在、インシュアテック推進部長。7月1日設立した楽天生命技術ラボの一員。上智大学卒業後、リーズ大学大学院(英国)ビジネススクールでインターナショナルマーケティングマネジメント修了。
トランプ政権誕生や国際的な量的緩和の出口議論など日本経済を取り巻く環境は大きく変化し、安倍政権とアベノミクスを取り巻く環境も変化してきている。こうした状況の中で、規制改革や特区等のイノベーションを促進させる政策を加速させるためにはどのようにすればいいのか、Fin Techは経済成長策にいかに貢献できるのか。
スマートフォンの普及によりQR決済やP2P送金等の新たな決済手段が勃興している。決済の未来はどのようなものとなるのか、中国WeChat PaymentのTencent、米Zelleを運営するEarly Warning Services、日本の新鋭Kyashが紐解いていく。
本セッションはこの夏特に盛り上がりを見せているBitcoinの分裂と、ブロックチェーン技術上で自社のコインを発行して株式のように資金調達をするICO、それらを踏まえた日本市場の行方について、一橋大学名誉教授野口悠紀雄、マイニング事業の先駆者Bitfury、ユーロ最大の仮想通貨取引所Krakenが語る。
AI、ブロックチェーン技術やシェリングエコノミーなどのイノベーションは、人々の日常生活や社会そのものを大きく変化させ、新しい未来を切り開く。イノベーションとテクノロジーはどこに向かっていくのか?そして金融の新しい未来とは?
AIがもたらすFinTechの革新について、テクノロジー&イノベーション、経営&組織、投資&経済の産業界・学術界のエキスパートの方々を招いて、その課題・実例・未来像などについて語る。
本セッションは近年注目を浴びているインシュアテックを取り上げ、先端テクノジーが保険業界にどのような変革をもたらすのかについて、日本でインステックに注力している第一生命保険株式会社、Eコマースで培った 先端AI技術の生命保険への応用を研究している楽天生命技術ラボ、そしてアジア・ヨーロッパのインシュアテックスタートアップ2社(PolicyPal, Simplesurance)が語る。
地下鉄 銀座線・丸ノ内線
D紀尾井町口 3分
地下鉄 半蔵門線 7番口 3分
地下鉄 有楽町線 2番口 6分
JR 中央線・総武線、
地下鉄 丸ノ内線・南北線
麹町口・赤坂口 8分
首都高速霞ヶ関ランプより約10分
東京より約15分
新宿より約20分
羽田空港より約40分
成田空港より約90分
※道路交通状況により、所要時間は前後いたします。
エアポートリムジンバスで約25〜40分
エアポートリムジンバスで約95〜140分
より詳しいアクセス方法は
ホテルニューオータニのサイト
にてご確認ください。
Rakuten Fintech Conference 2017は終了しました。
当カンファレンスについてのご質問は、下記メールアドレスへお問い合わせください。
info-rfc2017@convention.co.jp
報道関係のお問い合わせ・ご連絡は、下記メールアドレスまでお寄せください。
rakuten-financialpr@mail.rakuten.com