CIRCULARITY
ANALYSISサーキュラリティ評価の取り組み
概要Overview
楽天とヴィッセル神戸は、サステナブルなホームゲーム運営を実現するための本質的な環境対策活動に取り組みます。
この取り組みを推進するために、ホームゲームの運営に必要となり投入される資源(インフロー)と、ホームゲームの運営を通じて排出される資源(アウトフロー)に関連する様々なデータを可視化し、
ホームゲーム運営全体の資源循環性を評価・分析するサーキュラリティ評価の仕組みを導入します。
この評価・分析を通じて、ホームゲーム運営において環境に負荷を与える領域を特定し、
その問題の解決に向けたアクションを実行していきます。
そして、ファン・サポーターのみなさまとともに、ヴィッセル神戸と楽天が一致団結し、
環境に配慮したホームゲーム運営の実現を目指します。
CIRCULARITY
分析内容Analysis
サーキュラーインフロー率
※1 [再生可能なインフロー(持続可能な方法で栽培、採取されたバイオマス資材)の質量
※2 非バージンインフロー(新品ではなくリユース品やリサイクル素材で調達された資材)の質量]
サーキュラーアウトフロー率
※3 製品と素材に完全な資源循環可能性があり、かつそれが実際に回収され資源循環が実現されたアウトフローの質量
マテリアル・サーキュラリティ率
E : サーキュラーインフロー率とF : サーキュラーアウトフロー率の加重平均
サーキュラリティ評価Circularity Analysis
※スクロールすると
右にコンテンツが表示されます。
インフロー投入された資源
サーキュラリティーインフロー率:
調達した資源のうち
再生可能な資源の割合61%
インフローとして投入したエネルギー/資源が、
ヴィッセル神戸のホームゲームを通して、
アウトフローとして排出されます。
アウトフロー排出された資源
サーキュラリティーアウトフロー率:
排出した資源のうち再生可能な資源が実際に回収され資源循環が実現された割合73%
結果資源の循環先
マテリアル・サーキュラリティ率:
ホームゲームにおける、全体の資源の循環性の割合66%
考察:
- ・エコステーションで排出された可燃ごみのうち、プラスチックの容器包装が7割弱を占める状況です。
プラスチック容器包装のリユースもしくはリサイクルに取り組むことによって、可燃ごみの総量を大きく減らすことができます。 - ・現時点ではCO2排出量は、スコープ1と2のみの算定にとどまっています。
今後はガイドラインを定めた上で、段階的にスコープ3の算定に向けて進めていく予定です。スコープ1:燃料の燃焼によって直接排出する温室効果ガスのこと
スコープ2:供給された電気・熱・蒸気を使うことで、間接的に排出される温室効果ガスのこと
スコープ3:原材料仕入れや販売後に排出される温室効果ガスのこと
■調査対象イベント:
・2023年3月4日開催 明治安田生命J1リーグ 第3節 ガンバ大阪戦
・2023年3月8日開催 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節 名古屋グランパス戦
・2023年3月11日開催 明治安田生命J1リーグ 第4節 浦和レッズ戦
※上記3試合の平均値を算出し評価を実施
特別コンテンツSpecial Contents
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