Rakuten

CIRCULARITY
ANALYSIS
サーキュラリティ評価の取り組み

概要Overview

楽天とヴィッセル神戸は、サステナブルなホームゲーム運営を実現するための本質的な環境対策活動に取り組みます。

この取り組みを推進するために、ホームゲームの運営に必要となり投入される資源(インフロー)と、ホームゲームの運営を通じて排出される資源(アウトフロー)に関連する様々なデータを可視化し、
ホームゲーム運営全体の資源循環性を評価・分析するサーキュラリティ評価の仕組みを導入します。

この評価・分析を通じて、ホームゲーム運営において環境に負荷を与える領域を特定し、
その問題の解決に向けたアクションを実行していきます。

そして、ファン・サポーターのみなさまとともに、ヴィッセル神戸と楽天が一致団結し、
環境に配慮したホームゲーム運営の実現を目指します。

CIRCULARITY CIRCULARITY

CIRCULARITY

分析内容Analysis

インフローからアウトフローへの全体像

サーキュラーインフロー率

サーキュラーインフロー率の計算

※1 再生可能なインフロー(持続可能な方法で栽培、採取されたバイオマス資材)の質量

※2 非バージンインフロー(新品ではなくリユース品やリサイクル素材で調達された資材)の質量

サーキュラーアウトフロー率

サーキュラーアウトフロー率の計算

※3 製品と素材に完全な資源循環可能性があり、かつそれが実際に回収され資源循環が実現されたアウトフローの質量

マテリアル・サーキュラリティ率

E:サーキュラーインフロー率とF:サーキュラーアウトフロー率の加重平均

サーキュラリティ評価Circularity Analysis

インフロー投入された資源

サーキュラリティ
インフロー率

調達した資源のうち
再生可能な資源の割合
81%

都市ガス
737m2
上水(水道水)
365m2
再生水
128m2
井水
0m2
ドリンク
1,382L
金属資源
11,912kg
プラスチック資材
2,605kg
木工資材
1,149kg

インフローとして投入した
エネルギー/資源が、
ヴィッセル神戸のホームゲームを通して、
アウトフローとして排出されます。

アウトフロー排出された資源

85%サーキュラリティアウトフロー率
排出した資源のうち
再生可能な資源が
実際に回収され
資源循環が実現された割合

CO2排出量
(都市ガス由来)
1,511kg-CO2
放流・揮発
493m2
リユース資材(金属)
11,852kg
リユース資材
(プラスチック)
2,504kg
リユース資材(木材)
607kg
ペットボトル
139kg

結果資源の循環先

マテリアル・サーキュラリティ率:
ホームゲームにおける、
全体の資源の循環性の割合
83%

エミッション(大気)
1,511kg-CO2
エミッション(水域)
493m2
リユース
14,962kg
焼却発電
2,560kg
リサイクル
111kg

考察:

  • 金属資材(ライト等)増加によるサーキュラリティ率向上への寄与: 今回のデータが、ナイターゲームにのデータを基準にしたことにより、重量が大きくリユース率も高い金属資材(特にライト等の使用増)の投入・リユース量が大幅に増加したことが、各種サーキュラリティ率を大きく押し上げる要因となりました。
  • インフロー調査拡大とキッチンカーのサステナビリティ意識: キッチンカーへのサステナブルな調達調査を実施した結果、サステナブルな食材調達や、特に環境配慮型容器の採用などが予想以上に多くの店舗で実践されており、サステナビリティへの意識が浸透しつつある様子がうかがえました。これによりインフロー率の改善が見られました。
  • 今後の改善点:データ精度向上と廃棄物発生抑制の強化: 今回の単一試合データでは傾向把握に限界があるため、継続的なデータ収集(複数試合・通年)と活動規模あたりの原単位評価を進め、現状把握と目標管理の精度を高めることが重要です。また、高い循環率の中でも可燃ごみやペットボトルの排出量には改善の余地があるため、プラスチックのリサイクルの推進や、リユース容器の利用促進、分別・回収方法の改善などを通じ、発生抑制の取り組みをさらに強化することが求められます。

■調査対象イベント:

  • 2024年11月1日開催 明治安田J1リーグ第35節 ジュビロ磐田戦

インフロー投入された資源

サーキュラリティ
インフロー率

調達した資源のうち
再生可能な資源の割合
61%

都市ガス
714m2
上水(水道水)
225m2
再生水
92m2
井水
49m2
ドリンク
958L
金属資源
3,325kg
木工資材
646kg

インフローとして投入した
エネルギー/資源が、
ヴィッセル神戸のホームゲームを通して、
アウトフローとして排出されます。

アウトフロー排出された資源

73%サーキュラリティアウトフロー率
排出した資源のうち
再生可能な資源が
実際に回収され
資源循環が実現された割合

CO2排出量
(都市ガス由来)
1,592kg-CO2
放流・揮発
367m2
リユース資材(金属)
3,325kg
リユース資材
(プラスチック)
1,553kg
リユース資材(木材)
646kg
ペットボトル
66kg

結果資源の循環先

マテリアル・サーキュラリティ率:
ホームゲームにおける、
全体の資源の循環性の割合
66%

エミッション(大気)
1,592kg-CO2
エミッション(水域)
367m2
リユース
5,524kg
焼却発電
2,066kg
リサイクル
53kg

考察:

  • エコステーションで排出された可燃ごみのうち、プラスチックの容器包装が7割弱を占める状況です。
    プラスチック容器包装のリユースもしくはリサイクルに取り組むことによって、可燃ごみの総量を大きく減らすことができます。
  • 現時点ではCO2排出量は、スコープ1と2のみの算定にとどまっています。
    今後はガイドラインを定めた上で、段階的にスコープ3の算定に向けて進めていく予定です。
    スコープ1:燃料の燃焼によって直接排出する温室効果ガスのこと
    スコープ2:供給された電気・熱・蒸気を使うことで、間接的に排出される温室効果ガスのこと
    スコープ3:原材料仕入れや販売後に排出される温室効果ガスのこと

■調査対象イベント:

  • 2023年3月4日開催 明治安田生命J1リーグ 第3節 ガンバ大阪戦
  • 2023年3月8日開催 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節 名古屋グランパス戦
  • 2023年3月11日開催 明治安田生命J1リーグ 第4節 浦和レッズ戦

※上記3試合の平均値を算出し評価を実施

特別コンテンツSpecial Contents

- 2024.08.27

6月16日(日)に国立競技場にて行われた「Rakuten SUPER MATCH」は、「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」をテーマに基づき、持続可能な社会と、すべての人がスポーツを楽しめる世界の実現に向けたアクティベーションを展開しました。
試合開始前に行われた、「ヴィッセル神戸」エバンジェリスト・槙野 智章氏が報道関係者様向けのトークセッションに登壇し、Jリーグ 執行役員(サステナビリティ領域担当)・辻井 隆行氏、および楽天の長田 希望とともに、本試合の会場内外で実施するアクティベーションや自身が考えるスポーツについて語っていただきました。

- 2024.07.23

楽天グループとヴィッセル神戸は、ホームゲーム運営における資源の調達から廃棄までの循環性を可視化したサーキュラリティ評価を踏まえ、ごみ分別の重要性をより多くのファンに知っていただくために、ヴィッセル神戸のFW9宮代大聖選手とMF30山内翔選手が「ごみ分別チャレンジ」と「ペットボトルごみ 正しい捨て方タイムチャレンジ」に挑戦してくれる動画を制作しました。
これからもスポーツを楽しめる「もっといい未来」に向けて、スタジアムおよび普段の生活でもごみの分別をぜひ意識してください。

この取り組みにかける想いStatement

楽天は、「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」をコンセプトに、子どもから大人まで幅広い方々とともに、スポーツを楽しみ、スポーツの未来を考えるきっかけを作る活動を行っています。そして、「Sports for Everyone」「Green for Future」という二つの行動指針を掲げて、楽天スポーツファン・一般スポーツファン・スポーツを楽しむすべての人々が豊かな環境下で、スポーツを自分らしく楽しみ、多様性を認め合う未来を目指します。
ヴィッセル神戸に関わるすべての方々と一緒に取り組む今回のサーキュラリティ評価の取り組みは、「Green for Future」を体現するものであり、『資源の好循環をもたらすことで「これからもスポーツを楽しめる、豊かな環境を生み出す」状態を創り出す活動』の一環です。
スポーツを愛する楽天にとって、もっといい未来。ヴィッセル神戸に関わるすべての人にとって、もっといい未来。この活動にかかわるすべての“わたし”が望む、もっといい未来へ。
一人ひとりの力をあわせて、みんなでひとつのチームになって、さあ、今できることからはじめよう。
より詳しい活動について

ACTIVITIES
これまでの活動

電力の取り組み紹介

再生可能エネルギーの導入

2022年6⽉1⽇(⽔)よりノエビアスタジアム神戸、いぶきの森球技場 クラブハウス・練習場、三⽊⾕ハウス(若手育成の拠点)で使⽤している電⼒は100%再⽣可能エネルギーを使⽤しております。これにより電⼒使⽤によって排出されるすべてのCO2が削減され、2021年の実績値と⽐較して、年間で約2,600tのCO2排出量が削減されました。

再生可能エネルギーの導入

フードの取り組み紹介

フードロス対策

ヴィッセル神戸のホームゲームは過去の販売実績データおよび動員データを基に、飲⻝店各社が最適数を製造。過剰なフードロスの予防を実施しています。

フードロス対策

プラスチック資材の取り組み

再生可能な環境配慮素材(LIMEX)カップの導入

試合会場内の飲食売店で再生可能素材であるLIMEX製のドリンクカップを導入しました。(一部商品を除く)
*2023年シーズンのみ

カップ原料のLIMEX(ライメックス)について

炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり石灰石を主原料としたプラスチックや紙の代替素材です。石灰石は、日本においても自給率100%で地球上に豊富に存在する資源です。プラスチックや紙の製品を製造する際に使用する石油や水、森林資源など、資源の保全に貢献することが可能です。持続可能な社会に貢献する革新的な新素材として、世界から注目され世界40か国以上で特許を取得しています。

ドリンクカップが素敵なベンチに再生!小さなアクションの積み重ねで、少しずつ“いい未来”をつくっていこう|ヴィッセル神戸

カップ原料のLIMEX(ライメックス)について

紙資材の取り組み

チケットレスの導入

ヴィッセル神戸のホームゲームは紙のチケットを使⽤せず、全て2次元コードチケットを採⽤しています。それにより、年間約2.3tの紙使⽤量を削減しています。

フードロス対策

可燃ごみ

ECO STATION by Rakuten

ホームゲームにボランティアで参加いただいているサポートスタッフによるごみ分別回収の推進など、来場者に対して啓発活動を行いました。

LIMEXカップの回収

LIMEX製のドリンクカップは、専用BOXで回収し、ファン・サポーターの皆さまがお使い頂けるものにアップサイクルする予定です。
*2023年シーズンのみ

LIMEXカップの回収