楽天グループ25年のあゆみ
1997年創業からこれまでの25年を4つの期間に分けてまとめました。これまでの25年のあゆみと、未来に向けた現在の取り組みをご紹介します。
1Chapter 1.
1996
-
2002
The origin of Empowerment
エンパワーメントのはじまり
楽天グループが現在も大切にしている「エンパワーメント(元気づける、成長を後押しする)」。その想いは、創業時から一貫しています。
1996 - 2002
- 株式会社エム・ディー・エム
(現 楽天グループ株式会社)設立 - 『楽天市場』オープン
- 社名を『楽天』へ
- 株式公開とグループ形成
- 『楽天ポイント』の発行開始
楽天グループが現在も大切にしている「エンパワーメント(元気づける、成長を後押しする)」。その想いは、創業時から一貫しています。
1997.2
株式会社エム・ディー・エム
(現 楽天グループ株式会社)設立
創業メンバーはインターネットの可能性を誰よりも信じていました。そして、インターネットの力を使って、地方の商店や大きな店舗を持たない個人商店でも、全国規模で展開する大企業と同じ土俵で戦えるようにしたいという情熱を持っていました。
地方が元気になれば、もっと日本は元気になる。想いに共感して「楽天市場」に出店してくれる店舗を集めるため、全国を飛び回り、「楽天市場」創業のための準備を始めました。
1997.5
『楽天市場』オープン
「インターネットで人はモノを買わない」と言われた時代に、地方の小さな商店でも、コンピューターに強くなくても、誰でも簡単に店を開けるようにしたいというコンセプトで、インターネット・ショッピングモール『楽天市場』を開設。従業員6人、サーバー1台、13店舗でスタート。
1999
社名を『楽天』へ
未来を信じて明るく前向きに「楽天」的に行こうという想いを込めて、株式会社エム・ディー・エムより、楽天株式会社(現 楽天グループ株式会社)へ社名変更。その想いはその後もあらゆるサービスを展開する上で、大切に引き継がれています。
2000
株式公開とグループ形成
株式公開によって、企業としての認知度を大きく向上させるとともに、上場で得た資金によるM&A等を通じて、その後の「楽天エコシステム(経済圏)」を形成する新たな事業進出への大きなきっかけに。
2002
『楽天ポイント』の発行開始
『楽天市場』内の買い物やサービス利用時にポイントが付与される『楽天ポイント』のサービス開始。その後、楽天グループ内の様々なサービスでポイントを貯めたり使ったりすることが可能に。
2Chapter 2.
2004
-
2009
The concept of Ecosystem
世界的にもユニークな「エコシステム」構想。
各事業の成長に加えプロ野球参入、「楽天ポイント」開始など顧客との接点が拡がる中で、グループとして顧客価値を最大化する「楽天エコシステム(経済圏)」というコンセプトが生まれました。
2004 - 2009
- 『東北楽天ゴールデンイーグルス』誕生
- 『楽天カード』発行開始
- 楽天エコシステムの構想
- EC事業で初の海外展開
- 楽天エコシステムの拡大
各事業の成長に加えプロ野球参入、「楽天ポイント」開始など顧客との接点が拡がる中で、グループとして顧客価値を最大化する「楽天エコシステム(経済圏)」というコンセプトが生まれました。
2004
『東北楽天ゴールデンイーグルス』誕生
「プロ野球チームの消滅をなんとか食い止めたい。」という想いで、楽天は球界への参入を表明しました。50年ぶりとなる新球団『東北楽天ゴールデンイーグルス』が誕生し、「楽天」の名が日本全国に広まることに。
2005
『楽天カード』発行開始
自社でクレジットカードの発行を開始。オンラインだけではなく街の店舗でも「楽天ポイント」を貯められるようになりました。
2006
楽天エコシステムの構想
楽天グループ内の様々なサービスを楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に結び付けるビジネスモデル「楽天エコシステム(経済圏)」構想を発表。これにより生活をより楽しく便利でお得にする新しい価値を提供していくことに。
2008
EC事業で初の海外展開
『台湾楽天市場』サービス開始により、EC事業において初の海外展開。
2009
楽天エコシステムの拡大
銀行や電子マネーなど新たなサービス展開が進み、「楽天エコシステム」がさらに拡大。
3Chapter 3.
2012
-
2017
Advance into the world
Empowermentは世界へ。グローバル戦略と英語化。
グローバル展開を加速。社内公用語を英語化し、世界中すべての拠点、従業員が一体となって価値創出に取り組むことができる体制に。
2012 - 2017
- Koboが楽天グループに
- 英語を社内の公用語に
- 『楽天イーグルス』日本シリーズ初優勝
- Viberが楽天グループに加入
- 『ヴィッセル神戸』楽天グループに
- 『FCバルセロナ』パートナーシップ開始
グローバル展開を加速。社内公用語を英語化し、世界中すべての拠点、従業員が一体となって価値創出に取り組むことができる体制に。
2012.1
Koboが楽天グループに
世界有数の電子書籍事業者のKobo Inc.(現在のRakuten Kobo Inc.)を完全子会社化し、電子書籍事業に本格参入。
2012.7
英語を社内の公用語に
社内公用語の英語化(Englishnization)
は、2010年1月4日、全スタッフに向けた年頭スピーチで三木谷が、真のグローバル企業を目指すため「数年後には大半の会議を英語で行うようにしたい」と発表したところから始まりました。
日々のコミュニケーションの円滑化だけでなく、文化や国籍の異なるスタッフ同士の理解も進んだことで、楽天の大きな強みであるダイバーシティをさらに加速させるきっかけに。
2013
『楽天イーグルス』日本シリーズ初優勝
「東北楽天ゴールデンイーグルス」が日本シリーズを制覇し、プロ野球参入から球団史上初の日本一に。
2014
Viberが楽天グループに加入
世界で無料通話・メッセージングアプリ「Viber」を提供するVIBER MEDIA LTD.を完全子会社化。世界中の人々に広く利用されています。
2015
『ヴィッセル神戸』楽天グループに
ヴィッセル神戸の全株式を取得し、Jリーグに参入。楽天グループとのシナジーを最大化し、プロスポーツ事業を強化。
2017
『FCバルセロナ』パートナーシップ開始
「FCバルセロナ」と2017-2018シーズンからの「グローバル メインパートナー」および「オフィシャル
イノベーション&エンターテインメント パートナー」契約開始。
世界的名門クラブのユニフォームに刻まれた『Rakuten』のロゴが、何億もの人々の目にふれています。
4Chapter 4.
2018
-
2021
As an innovation company
未来を信じて。技術・ビジネスイノベーションによる挑戦。
世界中の多様な人材が集い、技術を活用した新たなビジネス創出に次々と挑む。「エンパワーメント」の想いのもと、未来を信じ、持続可能な社会の実現に向けて挑戦は続きます。
2018 - 2021
- 「ワンデリバリー」構想が本格始動
- 「スマートスタジアム構想」で完全キャッシュレス体験
- 携帯キャリア事業開始
- 国際イニシアチブ「RE100」へ加盟
- 日本郵政グループと楽天グループが資本・業務提携に合意
- Rakuten Symphony 始動
世界中の多様な人材が集い、技術を活用した新たなビジネス創出に次々と挑む。「エンパワーメント」の想いのもと、未来を信じ、持続可能な社会の実現に向けて挑戦は続きます。
2018
「ワンデリバリー」構想が本格始動
包括的な物流サービスを提供する「ワンデリバリー」構想の実現に向けた取り組みを本格化。
2019.5
「スマートスタジアム構想」で完全キャッシュレス体験
「東北楽天ゴールデンイーグルス」と「ヴィッセル神戸」のホームスタジアムにおいて、チケットやグッズだけでなく、飲食の購入などすべてがキャッシュレス決済に。
2019.10
携帯キャリア事業開始
「楽天モバイル」が携帯キャリア事業としてのサービスを開始。低価格で利便性の高いサービス提供を通じて「日本の家計に占める通信費を下げる」挑戦が始まりました。その技術基盤となるエンドツーエンドの「完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワーク」は世界からも注目を集めています。
2019.12
国際イニシアチブ「RE100」へ加盟
事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指し、国際イニシアチブ「RE100」へ加盟。今後、国内外の全楽天グループ会社の加盟も視野に、再生可能エネルギーの利用を推進します。すでに「楽天市場」や「楽天トラベル」を含む、多くの主要サービスが再生可能エネルギー100%で運営されています。
2021.3
日本郵政グループと楽天グループが
資本・業務提携に合意
物流、モバイル、デジタルトランスフォーメーション(DX)などの領域での連携強化に向けて、日本郵政グループと楽天グループが資本・業務提携に合意。
2021.8
Rakuten Symphony 始動
楽天の通信ソリューションや関連子会社・組織をRakuten Symphony(日本語表記:「楽天シンフォニー」)に集約。世界に向けて革新的な通信プラットフォームを提供するための大きな一歩を踏み出しました。